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自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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iPhoneSE2の開発を中止?

やっぱり販売しない?

iPhone SE2が販売されない可能性がでてきた。

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iphone-mania.jp

iPhone SE2の発売時期について先日記事にした中で、発売しない可能性について言及したが、本当にこういった話がでるのは驚きだ。

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異例のキャンセルの背景

CAD画像やケースの図面まで流出した後での開発中止は異例だ。

台頭する中国系メーカーの対抗として、廉価版であるiPhone SE2の発売は理にかなっていると思ったが、何か問題があったのだろうか。

流出した図面やパーツからiPhone SE2はFace IDを搭載すると推定されていたので、小型ボディにFace IDを組み込む過程に不具合が生じたのかもしれない。周辺機器ベンダーにCAD情報を流した後でのキャンセルは、製造過程での不具合の可能性がある。

ただ不具合があれば設計を見直して製造すればよいわけで、年内販売を断念するほどではない。

廉価版をあえて販売しなくても、噂の新型iPhone 3モデルでマーケットを支配できると読んだのだろうか。

廉価版iPhone 8登場の可能性

iPhone SE2の販売停止が事実なら、秋の新型iPhoneのうち液晶モデルが廉価版のエリアをカバーすることになるだろう。iPhone Xの後継機を値下げし、現行のiPhone 8のカテゴリーをカバーし、液晶モデルを安く販売する可能性はあると思う。

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Wカップ観戦前にNHKアプリをゲットしよう

NHKワールドカップアプリがすばらしい

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ワールドカップ楽しんでいますか?

本大会ではワールドカップへのNHKの意気込みが半端なく、NHKが提供するアプリの出来が素晴らしい。試合の見逃し視聴ができるだけではなく、マルチアングルへの切り替え、試合のリアルタイムデータの参照もできて、レスポンスも良い。

スマホやPCで別アングルやリアルタイムデータの参照をしながら、通常アングルのテレビ画面で観戦するとサッカーへの理解がより深まる。

今晩の日本代表戦前に、ぜひダウンロードしよう。もちろんすべて無料だ。

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アプリ|2018 FIFA ワールドカップ|NHKスポーツオンライン

マルチアングル

筆者が一番気に入ったのは、マルチアングル機能だ。観戦中にリアルタイムでカメラを切り替えることができる。

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  • 通常カメラ
  • ワイヤーカメラ
  • 4分割
  • 戦術カメラ

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4分割カメラ

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戦術カメラ

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ワイヤーカメラ

特に戦術カメラが素晴らしい。上空からの画像で、チームのフォーメーションや選手のオフ・ザ・ボールの動きがよくわかる。戦術マニアにはたまらない。

豊富なデータ

パス成功率やボール支配率などがリアルタイムでチェックできる。選手ごとのデータも比較できるので、客観的な選手のパフォーマンスがわかる。

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ランキング

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チームデータ

ライブ・見逃し配信

NHKが生中継する32試合をライブで観戦できる。それ以外の試合も含めて全試合を後から視聴できる。もちろんマルチアングル対応だ。f:id:tkan1111:20180619100446p:plain

実況は英語のみ。日本語の実況が聴きたい人は「NHKスポーツアプリ」もダウンロードしよう。

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サッカーファンならマジでおすすめ

なんかNHKの広告みたいになってしまったけど、本当に良い出来なので、サッカーファンなら日本代表戦を観戦する前にダウンロードしておきたい。

アプリ|2018 FIFA ワールドカップ|NHKスポーツオンライン

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AirPodsの4つの誤解

4つの誤解

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AirPodsが呼び水となって、多くのワイヤレスイヤホンが登場したが、発売から一年半が過ぎてもAirPodsは今でも人気デバイスだ。

ちょっと欲しいなと検討している人の中で、いくつか誤解を抱いている人もいるようなので、4つの誤解しやすい点を記しておきます。

耳から外れやすい

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販売当初から、言われ続けているが、筆者は2年間ほぼ毎日使用しているが、はずれたことは一度しか無い。フルマラソンを走っても、毎日ランニングしても耳からはずれることはない。

ただAirPodsはイヤホンの下に伸びているマイク部分を触れると落ちやすい。一度だけ落としたときは斜めがけのカバンをおろした時だった。長髪の人は耳から髪をかきあげる時には注意が必要。

装着時より気をつけたいのは、ケースから外す時だ。AirPodsは外装がすべすべしているので、気をつけないと落としてしまう。指でつまむようにすると落としにくい。

Siriを使わないと何も操作できない

f:id:tkan1111:20180619073441p:plainAirPodsにボタンはないが、デバイスをダブルタップして左右別々の機能を呼び出せる。 再生/一時停止、前後のトラックへのスキップと、AirPodsだけで最低限の操作は可能だ。音量を上げたり、プレイリストを変更するにはSiriを使うか、iPhone、Apple Watchで操作する必要がある。

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iPhoneとApple Watch両方同時に音を出力できる

AirPodsは複数のデバイスと同時にペアリングできるが、音声を出力するには切り替えが必要だ。iPhoneから音楽を聴いていて、ペアリング済みのMacで動画を再生しても、AirPodsで動画の音声を聴くことはできない。Macから音声を出力したいなら、MacのスピーカーかBluetoothの設定を変更して、AirPodsに切り替える必要がある。

AirPodsでMacからの音楽を聴いているときにiPhoneに電話が着信したとき、Macで電話を取りAirPodsで話せるが、これはAirPodsの機能というより、MacのHandoff機能を用いている。

バッテリーが保たない

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ワイヤレスイヤホンはバッテリーが保たないイメージを持っている人がいると思うが。AirPodsは形状の割には長く連続使用できる。

音楽連続再生時間

  • Apple AirPods:最大5時間(本体4g)
  • Sony WFー1000X:最大3時間(本体6.8g)
  • Bose SoundSport Free wireless headphones:最大5時間(本体15g)

  • Anker Zolo Liberty+:最大3.5時間(本体6.5g)

BoseはAirPodsよりも連続再生時間は長いが、重さが3倍以上ある。もっとも軽量なのに5時間連続再生できるAirPodsは優秀だ。

正しい情報で正しい選択を

以上、よく言われるAirPodsの誤解について説明してきた。音質や遮音性など、他製品に劣っている部分もあるが、発売から1年半経過した今でもAirPodsは十分競争力がある。正しい情報を得て、自分に最適な製品を選択しよう。

AirPowerはいつ登場する? 4つの可能性

姿を見せないAirPower

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iPhone SE2もそうだけど、AirPowerも待てど暮らせど登場しない。iPhone SE2と異なり、昨年Appleが2018年に発売すると発表した製品だから、間違いなく開発しているはずなのに、一体いつ発売するのだろう?

異例の発表だったAirPower

AirPowerは、Appleにしては珍しい発表を行った製品だ。秘密主義のAppleは、発売直前まで情報を公開しないのが常だ。Apple Watchのようにソフトウェアの開発が必要な新製品は予め公開するが、周辺機器の発売を予告したことはほとんどない。

iPhoneの周辺機器であるAirPodsは、イヤホンジャックがなくなったiPhone 7と同時に発表し、「これからはワイヤレスイヤホンの時代だ」とイヤホンジャックがなくなったネガティブな決定をポジティブに印象づけた。

その例にならうなら、ワイヤレス充電に対応したiPhone X、iPhone 8/8 Plusと同時に発売べきだったが、おそらく何らかの理由で開発が間に合わなかったのだろう。

「2018年発売」とかなりアバウトなタイムラインを設定したところからみると、昨年の9月時点で開発はあまり進んでいなかったか、開発の途中で何らかの問題を抱えていた可能性が高い。

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2017年6月に発表したHomePodは、2017年12月発売と具体的な期日での販売を予告していた。その後発売は延期になったが、そのときも2018 EarlyとAirPowerより明確な販売日を提示して、実際には2月に発売した。

HomePodの例からも、AirPowerの開発にあまり自信を持てていなかったのが窺える。

 では、異例の発表だったAirPowerはいつ登場するのだろう?

今後の可能性は4つ。

夏に新たなイベント

可能性は限りなくゼロに近い。真夏にAppleがイベントを開催したことがないし、AirPowerだけでイベントはできない。

9月の新型iPhoneのイベントで発表

もっとも可能性が高い。昨年の9月に発表して一年後に”充電器”を発売するのはもったいぶりすぎるが、ワイヤレス充電対応の新型iPhoneと発表するのはしっくりくる。AirPowerは、AirPodsもワイヤレス充電できると公言しているので、Qi対応の新型AirPodsも同時に発売するはずだ。AirPodsは発売開始から2年経過しており、新型がでるには良いタイミングだ。

サイレントローンチ

可能性あり。iPhone、Apple Watch、AirPodsの3デバイスを同時に充電できるのは画期的だが、充電器であることに変わりない。機能を説明する必要はない。こっそり発売しても、困る人はいないだろう。

発売しない

昨年発表しておいて発売中止はAppleもしたくないだろうが、製造過程で何らかの問題が生じればあり得る。3台同時充電はかなり発熱するという話もある。Appleの見通しと異なり、問題を克服することができなかった可能性もある。

9月のイベントが有力

いろいろな要素を考えると、9月のイベントが有力に思える。昨年9月に発表しておいて、今年の9月を越えて発表することはないだろうし、あるとしても9月のイベントで何らかの説明を行う必要がある。

iPhoneの周辺機器として、新型iPhoneとともに、Qi対応の新型AirPodsとAirPowerを発表する絵は想像できる。昨年とボディを変更したiPhone 8とiPhone Xを発表したので、今年のiPhoneは地味な発表になることが予想される(おそらくiPhone 9にFace ID搭載するなど)。iOSも大規模な改造は見送られた。

ユーザーの落胆を埋めるためにも新しい周辺機器の発表はあり得る。

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iPhone SE2はいつ登場するか? 5つの可能性

姿を見せないiPhone SE2

 

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いつまで待ってもiPhone SE2が登場しない。CAD情報や部品の画像が流出して、開発しているはずなのに、どこへいったのだろう? WWDCで発表するという筆者の予測は見事に外れた。

今後の可能性は5つ。

夏に新たなイベント

可能性は限りなくゼロに近い。真夏にAppleがイベントを開催したことがないからだ。9月に開催するだろう新型iPhoneのイベントに近すぎるし、なにより夏休みですしね。

9月の新型iPhoneのイベントで発表

可能性あり。もう6月も中旬なので、別のイベントを行うよりはありえるが、9月のイベントは複数の新型iPhone(昨年は3モデル)、Apple Watchの発表が予想される(Apple TVやHomePod、AirPowerも?)。iPhone SE2まで含めると、発表する製品の数が多すぎる。Appleが一番目立ってほしいのは、高価格帯の新型iPhone Xだけど、iPhone SE2まであると印象は薄まってしまう。

サイレントローンチ

一番可能性が高い。Appleは、iPhone XやiPhone 8にある機能をiPhone SE2に付与するだろうが、iPhone Xにも搭載していない新機能を付与しないだろう。そうなるとイベントで発表するほどのインパクトはない。

中国系メーカーの台頭とスマートフォン市場の成熟化にともない、Appleとしても安価なスマートフォンの販売を強化したいはずだが、Appleが本当に売りたいのは高価格帯の次期iPhone X。iPhone Xへ注目を集めるためにも、9月のイベントでの競合を避けて、こっそり発売するのはありそうだ。

冬のイベントで発表

9月の新型iPhone X、iPhone 9の発表より遅らせて、冬に新たなイベントを行う可能性もある(おそらくiPadと一緒に)。Appleはフラッグシップに新機能を追加した後、ミッドレンジ、ローエンド製品へ徐々に機能を付与していく。

その流れのとおりなら、iPhone Xに搭載したFace IDは、次にiPhone 9、iPad Proと展開するはず。iPhoneの中ではもっともローエンドのiPhone SE2に、iPhone 9を飛び越えてFace IDを搭載することはしないだろう。

 

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発売しない

あれだけ情報が出て、発売しないのも奇妙だが、製造過程で何らかの問題が生じればあり得る。噂だと、iPhone SE2はiPhone X風でFace IDを搭載している。小型の筐体に新機能を加えるのは困難なのかもしれない。

陳腐化しないうちに

Mac miniやMacBook Airなど、Appleには長らくモデルチェンジしていない製品がたくさんある。これらの古びたラインナップはAppleのブランドイメージを損なわせていると筆者は思うが、Appleは別の考えのようだ。

発表したときは、iPhone SEも熱狂的に迎えられたが、あれから2年が経過している。このまま陳腐化しないうちにモデルチェンジしてほしいところだ。その期日は今年末だろう。

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任天堂の株価下落はWiiの二の舞の予兆?

25%の下落

任天堂の株価が下がっていると話題になっている。年初来高値の49,980円から25%下落した。

f:id:tkan1111:20180615163413p:plainアメリカで昨年比の販売台数が落ちたことが嫌気された。

さらに世界最大のゲームイベント「E3 2018」に合わせて、任天堂が発表した新作ゲームの内容が新鮮味に乏しく、失望売りを誘った。

「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が12月、「ポケモン Let's Go! ピカチュウ・イーブイ」が11月と大ヒットを見込める大作の発売が遅く、その間を埋めるサプライズがなかった。

Wii低落の再来?

ゲームソフトの欠乏は任天堂がもっとも危惧していたことだ。大ヒットしたWiiが失速したのは、新しいゲームが継続的にでなかったからだ。

Wiiの二の舞を避けるために、任天堂はSwitchで定期的に新作を供給できるように自社ソフト開発のスケジュールを綿密に設定した。ダウンロードソフトを始めサードパーティのソフトもWiiに比べれば増えてきている。

ただ、Switch専用のサードパーティ製大作ソフトが少ない。大作の多くはPS4とのマルチだ。

任天堂ソフトしか売れないSwitch

任天堂のハードの場合、任天堂のソフトばかり売れるので、サードパーティがSwitchだけに注力しづらい状況がある。

今週のソフト販売ランキングで、15位以内にSwitchのソフトが9本入っているうちの8本が任天堂製だ。サードパーティ製はわずか1本。その1本であるバンダイの「LITTLE NIGHTMARES」は、もともとダウンロード用のゲームで、他のソフトにくらべて安く(3,456円)、しかもPS4とのマルチだ。

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引用:メディアクリエイト

しばらく辛抱の任天堂

予想外のSwitchの人気でサードパーティもゲーム開発に本腰を入れているとは思うので、数年後にはSwitchにあった大作がでてくるかもしれない。

Switchの未来に筆者は株価下落ほど悲観していない。今回もパーティー用ゲームの新作「スーパーマリオパーティ」を発表しているし、国内では週4万台前後本体が売れている。

今夏に大作をひとつ欲しい気はする。「Nintendo Labo」を絡めた新しい遊びを提案できると国内は年末の大作ラッシュに繋げられると思う。

問題は北米だ。PS4が絶好調のアメリカをどう攻略するかが、2年目のSwitchに問われている。そのためには、国内外のソフトウェアベンダーを取り込み、Switchらしい大作を継続して開発してもらう施策が必要だと思う。

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新しいApple Storeはやっぱり東京駅⁉

やっぱり東京駅?

<追記:2018/07/04>

本記事にある大丸東京店の1Fと2Fはルイ・ヴィトンの店舗を改装していると確定しました。

 

本サイトで、年内オープン予定のAppleストア新店舗が東京駅と予想したが、信憑性が少しだけ高まった。 

東京駅出店の根拠は、Apple新宿と一緒に公開されたイメージロゴだった。左は和風なので候補地も推定されている京都と思われ、右が江戸紫でメタルのロゴが東京の鉄道駅すなわち東京駅と予想した。

 

 東京駅周辺で、Appleストアが出店しそうな立地と店舗面積があるのは大丸東京店。東京駅に隣接しているので場所的には全く問題ない。

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最近、その大丸東京店の一階が改装工事中になった。1Fで通りに面しているので、Appleストアをオープンするには最適な場所だ。

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もともとルイ・ヴィトンの店舗があった場所で、現在は改装中で7月20日まで仮店舗で営業している。

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改装前のルイ・ヴィトン大丸東京店。どことなくAppleストアっぽい

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普通に考えれば、改装完了後に元の場所へルイ・ヴィトンの店舗が戻りそうだが、ルイ・ヴィトンは一階と二階を使用していた。二階だけを店舗にして、一階をAppleストアに明け渡す可能性もあるのでは。同店舗の改装にしては2ヶ月は少し長いようにも思う。

ネットの感想では、ルイ・ヴィトン大丸東京店は比較的空いているらしく、2フロア合わせて460平米の店舗面積は不要かもしれない。

状況証拠ばかりで確たる情報はなにもないが、次のAppleストアがどこにできるかあれこれ推理するのも楽しいものだ。

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富士通の子ども用PCは本当に割高か?

LIFEBOOK LH35

富士通の子ども向け教育用PCが高すぎると話題になっている。

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pc.watch.impress.co.jp

比較してみた

本当に高いのか、タッチパネルなしのモデルとHPのモデルを比較してみた。

LIFEBOOK LH35/C2

  • 価格:7万円強
  • 14型1,366×768ドット
  • Celeron 3865U(2コア/1.8GHz)
  • DDR4-2133メモリ4GB
  • 128GB SATA SSD
  • 重量1.75g

HP ProBook 450G5/CT

  • 価格:45,800円 (SSDをオプションで選択)
  • 14型1,366×768ドット
  • Celeron 3865U(2コア/1.8GHz)
  • DDR4-2133メモリ4GB
  • 128GB SSD (オプションを選択)
  • 重量:2.02g

HPのモデルはカスタマイズしてスペックを合わせた。違いは価格と重さ。ネットでは「子どもには重すぎ」という意見もあった富士通製だが、HP製のほうが重い。サイズもHPのほうが大きい。価格は確かに富士通の方が高いが、HPの金額は期間限定でもある。富士通製モデルは、落としても壊れないようにラバー仕上げで、キャリーケースも同梱している。どの程度使えるかわからないが、いくつかの教育ソフトも付属している。

そう考えると、確かに高いけど、まあこれぐらいの価格はありじゃないですかねえ。

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AppleがLightningケーブル廃止を計画?

iPhoneにUSB-C?

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2019年からiPhoneの充電端子をUSB-Cに変更する報道がでている。

news.yahoo.co.jp

一時は、次期iPhone本体はLightning端子のままで、iPhone同梱の充電アダプタをUSB-Cに変更する報道もあったが、今回はLightning端子を廃止する報道だ。

端子がむき出しのLightningはUSB-Cより細く、軽量化したいモバイル端末にはLightningの方が向いていると言われてきた。

混在する端子

AppleのラインナップはUSB-CとLightningが混在している。

  • MacBook Air MagSafe 2
  • MacBook USB-C
  • MacBook Pro USB-C
  • iPad Lightning
  • iPhone Lightning
  • Apple Watch ワイヤレス充電
  • AirPods Lightning

分厚くなったiPhone

iPhoneは徐々に分厚くなってきている。蓋付きケースが一般化したからか、ユーザーはあまりiPhoneの薄さの興味をもたなくなっている。Appleとしても、iPhone 6のボディが曲がる問題でこりたのか、バッテリー増量が必要だからか、極端に薄いスマートフォンを開発するつもりはなさそうだ。

そうなると、一般的に流通しているUSB-Cに移行してもおかしくない。

ケーブル嫌いのApple

ケーブルが大嫌いだ。エレガントではないと思っている。iMacでは電源ケーブルとLANケーブル以外のケーブルを廃止して、MacBook AirでLANケーブルも切って捨てた。賛否両論あったが、iPhoneではミニオーディオ端子を減らし、オーディオケーブルを捨てるように促した。

Appleは昨年からiPhoneにワイヤレス充電機能を追加した。最後に残ったケーブルである電源ケーブルをもAppleはなくそうとしている(だったら、AirPowerを早く出すべきだけど)。

今のAppleにとって、MacとiPhoneであれば、iPhoneのほうが重要だ(iPhoneの売上はMacの10倍)。Macや他のスマートフォンにあわせてUSB-Cを導入するより、ワイヤレス充電に集中したほうがAppleらしい。

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米朝首脳会談がIT業界を変える

北朝鮮の「開国」

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史上初めての米朝首脳会談がシンガポールで開かれた。

お互いの信頼を高め、朝鮮半島の核廃絶を約束する合意文書を両国は交わした。廃絶の期限が入っていないので曖昧な合意という批判もあるが、北朝鮮がこのまま合意どおり実行すれば、アメリカなど諸外国は経済援助を行い、北朝鮮は「開国」することになる。

IT業界への影響

IT業界にとって、この合意は何を意味するだろう。北朝鮮には安い労働力がある。IT関連の工場は中国・台湾に多いが、両国とも賃金が上昇している。中国沿岸部の賃金が高いので、内陸部に工場を設ける企業が増えたのも数年前のことだ。

北朝鮮の平均給与は国連統計もないので、正確なところは不明だが、年収10万円以下と言われている。土地ももちろんあるので、工場設置には最適の環境だ。電力などのインフラは不安だが、経済協力が実現すれば、中韓、そして日本からの援助が期待できる。

恩恵を受けるサムスン

北朝鮮開国により、もっとも恩恵を受けるのはサムスン電子だろう。朝鮮半島統一までは時間がかかるだろうが、韓国と北朝鮮がEUのような協同体の設立することは早期に実現できるだろう。韓国最大の企業グループであるサムスンが北朝鮮へ積極的に投資するのは想像に難くない。

サムスン電子の工場は韓国国内、中国に集中しているので、他工場との連携も取れやすい。ヒュンダイなどの韓国企業がかつて進出していた開城工業地区なら、早期に稼働できるだろう。

サムソン躍進の未来

サムスン電子の主要な事業は、半導体だ。今よりもさらに安価に半導体を製造できれば、Galaxyなど自社製品を価格を下げられるだけではなく、半導体市場において、多くのシェアを握ることになる。影響を受けるのは、QualcommやMicronだろうか。

Galaxyがより安くハイスペックなモデルを提供して、ダメージを被るのは、HUAWE、OPPO、Xiaomiなどの中国系メーカーになるだろう。高価格帯製品が主力のAppleも、飽和するスマートフォン市場でiPhone SE2などで安い価格帯を狙おうとしているので、影響はあるに違いない。

すべてが上手く回れば、ビッグ5とよばれる今のIT企業にサムソン電子が一角を担う可能性すらある。その場合、製品だけではなく、新しいプラットフォームを自ら提案する必要があるが。

ここに描いた予測は、北朝鮮が合意を履行した場合の話だ。過去何度も北朝鮮は約束を反故にしてきている。今度はそうならないことを願う。

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Microsoftの早すぎる予告とストリーミングゲームの未来

ふたつの発表

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Microsoftが、自社のゲーム戦略について、ふたつの発表を行った。

ひとつは、スマートフォンなど様々なデバイスでゲームが楽しめるストリーミングサービスの提供。時期や価格など詳細は今のところ未定だ。

japanese.engadget.com

ふたつめは、次世代XBoxを開発していると発表。開発していることだけを伝え、それ以外の詳細情報は未定だ。

異例の発表の意味

まだ仕様も時期も発表できないのに、新製品を予告するのは異例だ。最新マシンであるXBox one Xが登場したのは昨年の11月だ。今の時点で新製品を予告したら、現行機の買い控えが起きる危険がある。

ストリーミングサービスも同様だ。デバイスを選ばないゲームサービスが登場すれば、ゲーム専用機は不要になる。

Microsoftとしては、このふたつをセットで予告することに意義があった。現在のMicrosoftのゲーム機事業は微妙な位置にある。

PS4、Nintendo Swtich両方のゲーム機に押されて、現行XBoxは影が薄い。欧州ではPS4、Switchが好調で、日本ではXBoxの影は限りなく薄い。ホームグラウンドであるアメリカでもPS4がXBox Oneの2倍以上のシェアを握る。

Microsoftの「辞めない」宣言

クラウド戦略に集中しているMicrosoftがゲーム機事業を辞めるべきという提言もでていたが、今回の予告は、その憶測を覆した。撤退の噂が立てば、サードパーティベンダーはそのゲーム機用の開発を敬遠する。

一方で、ゲーム機だけではなく、好調なクラウド事業とも繋がるストリーミングサービスをPRしたい意図も見える。

ただストリーミングサービスだけだと、ゲーム機は開発しないととられてしまうので、ゲーム機の開発継続もあえて宣言したと思われる。

ストリーミングゲームの可能性

ストリーミングゲームは今後成長する可能性が高い。Sonyも「PlayStation Now」の拡張を計画している。Googleが進出する噂もある。

Amazonの動向も気になる。Amazonがプライムサービスとしてストリーミングゲームを追加すれば、すぐに評判となるだろう。ありえる話だと思う。

読書、音楽、ビデオと自宅の娯楽を揃えてきたAmazonにとって、ゲームは自宅を制するラストピースかもしれない。

 

ビック5の粗利を比べて見える世界Amazon化計画

Big 5の粗利益率

Big 5(Apple、Amazon、Google、Microsoft、Facebook)の直近の粗利益率を比較してみた。

  • Apple 38%
  • Amazon 37%
  • Google 57%
  • Microsoft 65%
  • Facebook 84%

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Webサービスの驚異的な粗利益率

もっとも粗利益率が高いのはFacebook。ハードウェアの製造販売がなく、Webサービスが主な業態なので製造原価が少なく、84%と驚異的な粗利益率を誇る。

ハードウェアを主とするApple、最近Amazon Echo、Fireなど多くのハードウェアを供給しているAmazonの粗利益率は他社より低い。といっても、ハードウェアベンダーとしては十分に高い。両社とも粗利が大きい動画配信などのWebサービスも提供しているからだろう。

いくつかのハードウェア製品も提供しているGoogleとMicrosoftは、その中間の粗利益率。

高いFacebookの営業利益率

ビッグ5の中では最も低い売上額のFacebookだが、営業利益率はトップの46%。法人営業、コンサルタントの人員も他社と比較して少ないので、販売管理費を抑えることができている。

Amazonの営業利益率の低さは、利益を莫大な研究開発費に使っているからだ。純利益を残さず顧客のために使うという創業以来のポリシーをAmazonは堅持している。

各社の研究開発費

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引用:Strategy& 

各社の研究開発費の一覧だ。1位はAmazon、2位はGoogle、6位にMicrosoft、9位Apple、20位Facebook。Amazonの研究開発費はAppleの1.5倍、Facebookの2倍以上と世界最高額の投資を継続的に行っている。

ハードウェア開発が主要な業態ではないのに、この開発費は凄い。2016年はAlphabetと同じ規模だったが、2017年の投資額はさらに加速している。

利益より投資

利益よりも研究開発に投資をして、より良い製品とサービス、世界にまだないものを生み出そうとAmazonは日夜研究開発を続けている。AWSやAlexaなど多くの分野で世界一のシェアを得ているのに、さらに多額の研究開発費を注ぎ込むAmazonは企業間の競争を高いレベルに引き上げている。

Amazon対全世界

元のビジネスである通信販売だけではなく、AmazonプライムなどのWebサービス、AWS、そしてリアルな店舗にも進出し、現在のマーケットは、Amazon対その他全産業の様相を呈してきている。

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Amazonの通販やサービスはたしかに便利だ。レジがない店舗で有名になったAmazonGOのような店舗を全世界に展開すれば、さらに我々の生活は便利になる。ただ、すべてがAmazonになってしまう世界がよいかはわからない。

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Apple Watchから物理的なボタンをなくすと再起動できない

物理的なボタンを排除

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Apple Watchから物理的なボタンを取り除く報道が出ている。

www.itmedia.co.jp

物理的なボタンの代わりに、iPhoneのホームボタンやMacbookのタッチパッドのように、物理的なスイッチではなく、振動を発生させることでボタンを押した感触を擬似的に指へ伝える装置を装備するということだ。

物理的なボタンを廃することで、本体にスペースができてバッテリー容量が増えるという。

バッテリー容量を増やしたいApple Watch

本サイトで予測したように、次期Apple Watchはエクササイズ向けに特化すると思われる。ガーミンなどのランニング用腕時計を追い抜くためにはバッテリーを増量し、持続時間を伸ばすことが必要だ。

今回の報道は、その目的に合致している。

再起動をどうする?

ただ、すべての物理的なボタンを廃止してしまうと、電源を入れるときや、フリーズしたときに再起動できなくなる。iPhoneは物理的な4つのボタンを組み合わせて再起動を行う。

デジタルクラウンとサイドボタンの2つを疑似ボタンに切り替えるとしたら、どうやってApple Watchを再起動するのだろう。どちらかのボタンの物理的な機構を残すか、はたまたリセットボタンを別途設けるか(ペンの先で押すような不細工な真似をAppleが取るとは思えないが)。

バッテリー容量を増やす目的のために物理的なボタンを廃するのは理にかなっているが、すべてのボタンを取り外すわけには行かない以上、ちょっと信憑性が薄いと思う。

Fire TV Cube発売で、さらに生活へ入り込むAmazon

Fire TV Cube登場

AmazonがAlexaを搭載した「Fire TV Cube」を発表した。

japan.cnet.com

Amazonは今年初頭から新製品の登場をティザー広告で予告していたが、 以前の記事で予測したように、Amazon EchoとFire TVを統合した製品だった。

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家全体をコントロール

Amazonの目的はリビングそして家全体をコントロールすることだ。家庭で最大サイズの表示画面であるテレビ画面に自社製品を接続させることができれば、自社の動画配信サービスを利用してもらえる。将来的には音声で買い物をした内容をテレビに表示させることもできる。

先日AmazonはWindows PCに搭載するAlexaの規格を発表した。あらゆる場所と機会でAmazonは自社のサービスを使ってもらえるように腐心している。

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Alexaの普及が目的ではない

今までのインターフェイス、キーボードやタッチパネルは視線と手をユーザーに使わせないといけなかった。

新聞を読んでいたり、皿を洗っていたりしているときは手と目を使っているので、キーボードやタッチパネルを操作できないが、音声ならできる。

Amazonにとってユーザーに音声認識を使ってもらうことは目的ではなく、あくまでも手段だ。本当の目的は自社サービスを使ってもらうことだ。今までのインターフェイスよりも音声はサービスを使う敷居が低い。

ユーザーがそのサービスに一度満足してしまえば、他のサービスへ移行しづらくなる。

このFire TV Cubeで、Amazonは世界の人々の生活にまた一歩深く入り込むことになるだろう。

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【レビュー】スマートロックを半年使ってみた (Qrio Smart Lock)

Qrio Smart Lockを購入

半年間使っているスマートロック「Qrio Smart Lock」(以下、Qrio)をレビューします。

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スマートロックとは、スマートフォンなどの電子機器を用いて、物理的な鍵を使わずにドアを施錠・解錠するシステムのことだ。スマートロックを導入しようとしたのは、単純に物理的な鍵を使いたくなかったから。外出時しか使わない鍵より、常時使うスマートフォンの方が取り出しやすく、スムーズだ。

いくつかの製品がでているが、日本ではQrioが一番人気のようだ。

Qrio Smart Lockを選択した理由

  • 比較的安価で、自宅の鍵の形状に合う
  • Apple Watchに対応
  • オートロックができる
  • デザイン
  • SONYが出資しているベンチャー企業

17,367円(2018/06/08現在 Amazon)はスマートロックの中では比較的安価でシンプルなデザインも悪くない。Apple Watch対応なので、iPhoneを取り出さなくても使える(と思った)。

セットアップは簡単だ。アプリのガイダンスに従って行えば間違えることはないだろう。ドアに傷もつかない。気をつけるのは、本体とドアを両面テープで接着させるので、ずれないように曲がらないように慎重に付けることぐらいか。

鍵の形状によってアダプタが必要だったり、使えなかったりするので注意(アダプターは1,500円する。ただのプラスチックなので、無料で付属しても良いと思うけど)。

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実際に使ってみて

半年間使ってみた結論は、「可能性は感じるが、技術力が追いついていない」だ。Wi-Fi経由でスマートロックと接続できる「Qrio Smart Lock Hub」(以下、Hub)は使用していない(本体のみだとBluetoothでの接続)。

購入目的の一つだったオートロック機能は筆者の自宅では使わなくなった。勝手に閉まると閉め出されるおそれがあると家人が反対するので。

「手ぶらで解錠」機能も使用していない。「手ぶらで解錠」はGPSでスマートフォンの位置をチェックし、鍵を設定した場所に近づいたら自動的に解錠する仕組みだ。

一見便利そうだが、筆者の環境だと自宅にいても勝手に解錠してしまうことが何回かあった。自宅を移動しているうちにBluetoothでの接続が途切れて、再び接続した時に外出先から帰宅したと判断したようだ。

 Qrioは鍵が開いているか閉まっているかは認識しているが、ユーザーが自宅にいるのか外出しているのかはわからない。

一度寝ている時、勝手に解錠したので怖くなってオフにした。Wi-Fiで接続するHubを用いると、この挙動は変わるかもしれない。

良い点

物理的な鍵が不要

当たり前だが物理的な鍵が不要なのは便利。玄関前で鍵を取り出す必要がない。多くの人はスマートフォンを取り出しやすいところに身に着けていると思う。出かける時にスマートフォンのアプリを起動してロック、帰ってきた時は同じくアプリを立ち上げアンロック。

すべてをデジタルで操作できるのは気持ちが良い(筆者だけ?)。

悪くないデザイン

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デザインは悪くないと思う。思ったより大きかったが、余計な装飾がないシンプルなデザインは好感が持てる。金属に見えるが外装はプラスチックなのでよく見ると安っぽくはあるが、じっと見つめるものでもないし。

履歴がみえる

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誰がいつ鍵を開けたかわかるので、外出時に誰かが侵入したとしても記録に残る。ただ、物理的な鍵を使って手動で開けた人を特定することはできない。

改善すべき点

施錠・解錠が遅い

アプリが悪いのか本体の性能の問題かわからないが、動作が決定的に遅い。鍵を開けるとき、遅いと30秒ぐらい待たされる(早いと5秒ぐらい)。多くの人が指摘しているように物理的な鍵をとりだして開けたほうが、はるかに早い。玄関に近づきながら、アプリで先に命令することはできるが、Bluetoothで接続できる範囲内でないと動作しないのでタイミングが難しい。

アプリの出来が悪い。起動が遅い

多くの不満はアプリに起因している。まずアプリの起動が遅い。アプリ起動前にBluetoothでの接続を試みているらしく、遅い時は30秒以上かかる。これだけ起動に待たされるiPhoneのアプリは珍しい(ポケモンGOぐらい?)。

iPhoneのアプリなのに、3D Touchやウィジェットにも未対応。鍵の開け締めしかやることがないのだから、素早く操作できる3D Touchやウィジェットに適しているはずなのに、対応する気配がない。

これも多くの人が指摘していることだが、サポート体制があまりに貧弱だ。ベンチャー企業だから資金がないのかもしれないが、本製品も発売してから3年が経過するがモデルチェンジも行われていないし、遅いレスポンスなど当初から指摘されている問題点も解消できていない(最初の頃よりは改善しているらしいが)。

Apple Watch対応?

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購入した動機のひとつはApple Watchに対応していることだったが、筆者はApple Watchから使うことはほとんどなくなってしまった。

iPhoneと違ってApple Watchアプリの起動は速いが、Qrioと接続していないと、画面を強く押して更新する必要がある。更新にはiPhoneアプリの起動と同様に時間がかかる。

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筆者が試した限りでは、Apple Watch単体では動作しない。iPhoneと一緒でないとQrioに接続できないのだ。つまりApple Watchネイティブアプリではないと思われる。

これではApple Watchだけでランニングに出かけることができない。仕方がないので筆者は玄関にiPhoneを置いて、走って戻るとドア越しにiPhoneとApple Watchを接続させて、Qrioに接続している。

Apple Watchネイティブアプリが登場してから2年経過しているのに、いまだ対応しないのはメーカーとしての見識を疑う。

両面テープの効きが弱い

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これも多くの人が指摘しているが、付属の両面テープの効きが弱く、しばらく使用しているとテープが剥がれてくる。筆者の自宅でも三ヶ月で剥がれた。純正の両面テープは500円もするので、ホームセンターで購入した両面テープを使用している。物理的な鍵を持たずに出歩いて、もしも外出中にQrio本体が取れたら部屋に入れなくなってしまう。

電池切れ防止に予備の電池をセットできるようになっているぐらい不慮の締め出しには気をつけているのに、肝心の本体が取れてしまったら、どうにもならない。

メーカーの真摯な対応を望む

一番の問題は動作が遅いに尽きる。あまりに時間がかかるので、筆者以外の家人はすぐに使わなくなった。デジタルに毒されている筆者は時間がかかってもスマートフォンでの動作を好んでいるが、アプリの不出来に毎回イライラする。

何でもかんでもデジタルで行いたいという人は「買い」だ。ただ、「鍵を素早く開けたい」という人には全く向かない。

ハードウェア性能の限界もあるのかもしれないが、3D TouchやApple Watchアプリのネイティブ化はアプリを改善すればよいことだ。

ぜひ改善をお願いしたい。