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普及期に入ったApple Watchの次の戦略

ついに大型化?

Apple Watchの大型化の噂が流れている。

Apple Watchは初代よりサイズを変更しておらず、そろそろ大型サイズを追加しても良い時期かもしれない。Series 3でセルラー対応がなされ、残されためぼしい要望はカメラ内蔵やバッテリー増量など大型化が避けられない機能ばかりだ。既存のサイズと合わせて、バンドが3系統になるのは在庫上避けたいだろうから、現状のバンドを使えるようにしたいところだ。
iPhone Xのように狭額ベゼルを搭載すれば可能かもしれないが、その場合カメラ機能や増量バッテリー搭載が難しくなる。その場合、42mmより売上が少ないと思われる38mmが廃止になるのだろうか。
今月のイベント直後、新色のバンドが追加されたばかりなので、既存のバンドが使えなくなるのは避けそうな気もする。
2台目以降のApple Watchはランニングなどの運動測定機能の追加に注力していたが、この記事によると健康管理機能の強化が予定されているようだ。高額な医療費が社会問題になっているアメリカでは喜ばれる機能なのか。

普及期に差し掛かるApple Watch

当初懸念されていたApple Watchの売上はseries 3発表以降伸びており、普及期にさしかっている。

iPhoneを取り出さなくても手元で通知が見られるのは便利だし、健康志向の高まりも影響しているのだろう。

iPhoneと同じパターン

初代Apple Watchは動作も遅く使いづらかったが、世代を越えるごとに高速化していき、人気が出てきた。このパターンはiPhoneと同じだ。iPhoneも初代は動作が遅く、実用に耐えられなかったが、iPhone 3GSあたりから、人気が出てきた。
新たなカテゴリーの製品は開発が難しいから仕方がない面もあるが、特にAppleは最初から百点満点の製品を登場させるのではなく、販売しながらブラッシュアップする手法を取る。
発表されたのに搭載されないソフトウェアの新機能や新プロダクト(AirPowerなど)、アップデートされず放置された機種(MacBook AirやiPad miniなど)が多いところを見ると、現在のAppleはカテゴリーを増やすよりも、既存の製品の成熟を図る時期だろう。
新たなカテゴリーの創出がいつになるかわからないが、iPhoneやApple Watchのように、そのときは長い目で見守る必要がありそうだ。