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「イヤホ」に繋がるソニーの意欲的な一歩

ついに「イヤホ」の時代?

以前、スマホの後にはスマートイヤホン略して『イヤホ』が登場すると書いたけど、本当にその時代が来るかもしれない。

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tkan1111.hatenablog.com

ただのワイヤレスイヤホンではないXperia Ear Duo

ソニーが「Xperia Ear Duo」を発売した。スマートホンに接続する完全ワイヤレス型のBluetoothイヤホンで、耳をふさがないが特徴となっている。

www.itmedia.co.jp

 Xperia Ear Duoは音楽を聴くだけではなく、独自のボイスアシスタント「Assistant for Xperia」を用いて、LINEを使って声でメッセージを送ることも可能だ(どうして独自規格で、Googleアシスタントでは実現できなかったのだろう?)。

ユーザーの状況に応じて、そのときに必要な情報を能動的に伝えてくれる。通勤途中に列車の運行情報を流すなどができるのだろう。

以前予測した「イヤホ」と異なり、イヤホン単体での動作はできずにスマホが頼りだし、動作する機能も限定的だが、方向性は同じだ。

独特な形状

筆者が注目したのは、耳をふさがずに周囲の音を聞ける形状だ。音楽を楽しみだけなら周囲の音を遮断したほうが良いが、情報を聞き、スマホを音で操るなら、周りの環境を意識できる方が良い。歩きながらメッセージを聴くときに、周りの音が聞こえて環境を意識できれば、人や車とぶつかる危険度が減る。

たくさんの情報が可視化できて便利なスマホだが、スマホの画面を凝視するために周囲が目に入らなくなる。歩きスマホが問題なように立ち止まってしか使用できないし、人と一緒にいながらスマホを使うのが失礼な場面も多い。

将来的にイヤホンを常に装備するのが当たり前になってきても、Xperia Ear Duoのような形状なら会話することもできる。何も音が流れていないイヤホンを耳に差しておくのが不快な人は多いだろう(筆者も苦手だ)。この方式なら、その心配もない。

いつか訪れる未来の為に

今はまだ常用するにはバッテリーが保たないし、単体では何もできない。

将来そういった技術的な問題が解消され、スマホの代わりにイヤホが使われることも想定して、ソニーはこの形状のイヤホンを開発したのかもしれない。

将来を考慮した意欲的な製品をソニーが再び開発するようになったのは歓迎すべきことだ。