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Apple Watchの使い勝手を決めるのはコンプリケーション。11種類のコンプリケーションを完全解説

コンプリケーションとは?

コンプリケーションとは、Apple Watchの文字盤に配置できるアイコンのことだ。タップしてアプリを起動したり、情報を表示することができる。

コンプリケーションをどう配置するかでApple Watchの使い勝手が大きく変わる。Apple Watchの肝であるコンプリケーションを徹底解説します。

コンプリケーションは11種類

コンプリケーションには形状が異なる11種類のタイプがある。同じアプリでもタイプによって表示する内容が変わる。小さいコンプリケーションだとアイコンだけを表示するアプリでも、大きなコンプリケーションだと詳細な情報を表示する。

アプリは各コンプリケーション毎に対応する必要があるので、あるタイプのコンプリケーションでは選べても、新しいタイプのコンプリケーションでは選べないこともある。

特にApple Watch series 4専用のコンプリケーションには未対応のアプリも多い。

以下、タイプ別のコンプリケーションを紹介します。

Modular Small

 文字盤「モジュラー」の上に1つと下部分3つ、合計4箇所に配置できる丸いアイコン。小さいながら、時間やアクティビティの状況などの情報を参照できる。

「モジュラー」は、Apple Watch 4専用のコンプリケーション以外では、もっとも多くのコンプリケーションが置けて情報が多い文字盤なので、重宝することも多いし、対応したアプリも多い。

時刻の左横は、「日付」が一番しっくりきますかね。下の3つはよく使うアプリか、「天気」「気象状況」がよいかと。

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Modular Large

文字盤「モジュラー」の中央部分にある大きなコンプリケーション。カレンダーを選ぶと、予定開始時間と終了時間、場所を表示できる。予定の場所まで表示できるコンプリケーションはApple Watch 3以前では、これだけ。

予定がある人は「カレンダー」、音楽をよく聴く人は曲名が表示される「ミュージック」がよいかと。

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Utilitarian Small

文字盤「クロノグラフ」「ミッキーマウス」「ユーティリティ」に使われるコンプリケーション。Modular Smallより少し小さく、丸いアイコンだけではなく、少しだけ文字情報を表示できる。

文字情報が文字盤に沿って湾曲して表示されるようになったけど、これはwatchOS 5から? それともApple Watch 4だけ?

文字情報はわずかなので、他のコンプリケーションがない「クロノグラフ」以外は、よく使うアプリをおいてクイックランチャーのように使うと良いと思います。

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Utilitarian Small Flat

文字盤「モーション」「写真」「タイムラプス」に使われる時計の上に表示するコンプリケーション。Utilitarian Smallではなく、水平の文字情報だけを表示する。カレンダーだと次の予定の時刻はわかるが、内容はわからない。

「日付」につかわれることが多いのではないですかね。日付と曜日がない腕時計はすごく不便です(個人的見解)。

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Utilitarian Large

文字盤「ユーティリティ」などの下部に表示する比較的長い文字情報を表示できるコンプリケーション。予定の詳細が表示できるので、カレンダーを配置するのが良いかな。

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Circular Small

いろいろな文字盤に使われている丸いコンプリケーション。アプリを起動するアイコンだけではなく、丸いアイコン内に文字情報を表示できる。Utilitarian Smallに似ているけど、すべてが丸いアイコンのままなのが違うところ。これもアプリのクイックランチャーとして使うのが良いかと。

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Extra Large

文字盤「特大」に使われる超特大のコンプリケーション。サイズは大きいのに情報は少ない。カレンダーでも詳細情報は表示されない。コンプリケーションをオフにすると、特大のデジタル時計に変化する。

さすがにこの文字盤だけを使っている人はいないだろうけど、よく使うアプリのアイコンにしておいて、左スワイプで文字盤を移動して、アプリをすぐに起動するようにするもありかと。

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Graphic Corner

ここからはApple Watch 4専用文字盤。Graphic Cornerは文字盤「インフォグラフ」の四隅に配置できる特徴的なコンプリケーション。数字や文字だけではなく、情報をグラフィカルに表示できる。

純正アプリの多くが対応していて、サードパーティ製アプリも徐々に対応しつつある。

4つもあるので、いろいろ使える。折角文字情報が表示できるので、「株価」や「天気」などが良いと思う。

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Graphic Circular

Apple Watch 4専用の文字盤「インフォグラフ」「インフォグラフモジュラー」の丸いアイコン情報のコンプリケーション。「インフォグラフ」は3つ、「インフォグラフモジュラー」は4つも配置できるので、かなりの情報量になる。

同じ丸いアイコンでも大きいので、様々な情報を同時に表示できる。

「インフォグラフ」は4隅にもコンプリケーションが置けるので、Graphic Circularのコンプリケーションはよく使うアプリを置きたい。しょっちゅう連絡をとれる人の「よく使う連絡先」をおけば、電話をかけたり、メールをすぐにできる。

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Graphic Bezel

Apple Watch 4専用の文字盤「インフォグラフ」の中央上部の丸いコンプリケーション。丸いアイコン部分だけではなく、ベゼル周りに文字情報を表示できる。カレンダーだと予定の詳細は表示できるが、場所は表示できない。

日付と曜日も同時に表示できるので、「カレンダー」一択だと思います。

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Graphic Rectangular 

Apple Watch 4専用の文字盤「インフォグラフモジュラー」の 中央に表示する長方形のコンプリケーション。

株価やアクティビティを時系列で表示できる。カレンダーだと、予定の終了時刻、場所もわかる。週間天気予報が気になる人は「天気」がよいかと。

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まとめ。違いを理解して自分だけの文字盤を

見てきたように、同じアプリでもコンプリケーションのタイプによって表示できる内容が異なる。自分が必要な情報を組み合わせて、自分だけの文字盤をカスタマイズしてつくることがApple Watchをより便利にしてくれる。

ぜひ、色々お試しください。