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Apple Watchはフルマラソンを走りきれるか? (新Apple Watch 4編)

Apple Watch 4でフルマラソンを走る

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シリーズが進みにつれて、Apple Watchはアスリート向けにシフトしてきた。その方針に従い、新しいOS「watchOS 5」では、Apple Watchの運動計測アプリ「ワークアウト」大幅に改善された。 

新しいApple Watch series 4(以下、Apple Watch 4)は、心拍数センサーに転倒検出と「ヘルスケア」向けの機能が目立つが、Apple Watch 4はマラソンを走るための課題にも取り組んでいる。

マラソンを走る観点から、新Apple Watch 4をチェックします。

ディスプレイサイズ

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ディスプレイサイズが約30%大型化したApple Watch。マラソンを走るのに良い点は視認性の高さだ。ディスプレイが大きくなっても、情報量は増えず文字サイズだけが大きくなる。走りながら画面を確認するとき、大きいほうがもちろん見やすい。

ディスプレイサイズ:視認性が高まるのでプラス

連続使用時間

Apple Watch 4の一番の特長であるディスプレイの大型化に合わせて、ケースも大型化している。約2mmだが、大型化すればバッテリー容量を増やせるはずだ(まだ分解レポートがでていないのでわからないが)。

ただ、発表されている連続使用時間は、Apple Watch 3も4も変わらない。GPSを利用した屋外ワークアウトで最大5時間。前後の時間を考えると、フルマラソンを走るには心もとない。もちろん3時間で42.195キロ走れる人は問題ないが、そういう人ばかりではない。

ただAppleも努力を怠ったわけではない。ディスプレイサイズが大きくなれば消費電力は大きくなるはずだが、LTPO OLED、新チップS4、Bluetooth 5の採用により、前モデルの連続使用時間をキープしたといえる。

Apple Watch 4 の連続使用時間 

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Apple Watch 3 の連続使用時間

連続使用時間:変わらない

薄型化

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今回ケースが初めてて薄くなった。0.7mmだが、体感的には変わると思う。薄くなれば身体に密着するので走りやすい。

薄型化:腕に密着するのでプラス

ケースのサイズ

ディスプレイサイズの大型化により、ケースサイズも約2mm大きくなった。体感レポートを読むと、使用感が異なるという人とあまり変わらない人がいる。

通常の時計のケースで2mmの差は大きい。薄いのは良いが、大きいと走る時に気になるかもしれない。

ケースのサイズ:大型化はマイナス

40mmモデル(カッコ内はseries 3の数値)
  • 縦:40 mm (38.6 mm)
  • 横:34 mm (33.3 mm)
  • 厚さ:10.7 mm (11.4 mm)
  • 重量 30.1g (26.7g)
44mmモデル(カッコ内はseries 3の数値)
  • 縦:44 mm (42.5 mm)

  • 横:38 mm (36.4 mm)

  • 厚さ:10.7 mm (11.4 mm)

  • 重量 36.7g (34.9g)

重量

大型化に伴い、約1.8g重くなった(44mmの場合)。わずかだが、マラソンを走るのに時計が重くなって良いことはない。

重量:わずかだがマイナス

ワークアウト

Apple Watch 4だけの機能ではないが、watchOS 5より、ワークアウトが大きく変わった。マラソンランナーにとって、特に嬉しいのは1キロごとのペースがわかるようになったこと。前の1キロと比較して、速いか遅いかは長距離を走る上で重要な情報だ。

watchOS 5は初代以外のApple Watchで使えるので、すでに持っている人はこの機能のために買い換える必要はない。

ただ5行表示にすると現行42mmだと文字が小さい。ディスプレイサイズで触れたように大画面だと文字サイズが大きくなるので、新しいワークアウトを使うために買い換えるのはありだ。

ワークアウト:新機能はプラスだが旧モデルでも使える

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転倒検出

Apple Watch 4は転んだときにアラートを通知し、それでも動かないと緊急通報をしてくれる機能がある。

公式のマラソン大会なら転んでも運営者がサポートしてくれるだろうが、通常の練習だと怪我して意識を失うと危険なので、この機能はありがたい。

転倒検出:練習時の保険としてプラス

心拍数センサー

日本ではまだ使えないが、心電図がとれるようになったら、練習時だけでなく、マラソン大会本番でも安心。

心拍数センサー:日本でも機能するようになったらプラス

 まとめ

  • ディスプレイサイズ:視認性が高まるのでプラス
  • 連続使用時間:変わらない
  • 薄型化:腕に密着するのでプラス
  • ケースのサイズ:大型化はマイナス
  • ワークアウト:新機能はプラスだが旧モデルでも使える
  • 転倒検出:練習時の保険としてプラス
  • 心拍数センサー:日本でも機能するようになったらプラス

 

主な機能を見てきたが、マラソンを走るのにApple Watch 4は完璧ではないが、プラスな点が多い。連続使用時間が改善されなかったのは残念だが、大画面化しても悪化しなかったことを評価しなければならない。

すでにApple Watchを持っている人がマラソンを走るために買い換える必要はないと思うが、所有していないなら他のスポーツウォッチよりユーティリティ性が高いApple Watchの購入を検討してもよいだろう。

www.kantakayama.com