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健康チップを加えたApple Watchが狙う500兆円

健康チップを自社開発?

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健康をチェックするチップをAppleが開発している報道がでた。アメリカのニュースメディアCNBCがチップを開発する求人情報を見つけたそうだ。自社でチップを開発すれば、コストと性能の両面で他社より優位に立てる。

このチップをどのデバイスに載せるかAppleはもちろん発表していないが、健康チェックというと、Apple Watchがすぐ頭に浮かぶ。今でもApple Watchは心拍数を計測でき、不整脈を報告するなど医療機関との連携もはじまっている。

他にも、以前はAirPodsにも健康センサーを内蔵する噂もあった。

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500兆円産業

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引用:月刊事業構想

Appleがどうして「健康」にこだわるかというと巨大なヘルスケア産業を狙っているからだ。ヘルスケア産業は2030年にも全世界合計で500兆円に成長すると言われている。人類の長寿命化が進むことで、治療だけではなく、疾病予防や介護費も急増する。グローバリゼーションに伴い、先進国だけではなく新興国でも膨らむ社会保障費が問題になってきている。

デバイスで健康をチェックし病気を予防すれば、医療費を削減できるし、身体の以上を医療機関にレポートできれば、命が救われる。

一筋縄ではいかない自動車産業

成熟化したスマートフォン産業の次にAppleが狙う産業が見えてこない。Apple Watchで狙った腕時計産業は規模として小さく、Appleはすでに販売額でトップに立っている。

世界で最も規模が大きな産業である自動車は、噂はたくさんあるが、具体的な成果はまだ見えてこない。膨大な部品と経験が必要で、安全を最優先しなければならない自動車産業はAppleをもってしても容易に参入できる業界ではない(先進的な自動車メーカーとして名を挙げたテスラの苦悩を見ればわかるとおり)。

Appleの2つの武器

巨大なヘルスケア産業に参入することができれば、Appleはまた一段と成長することができる。

参入の際に、健康をチェックできるチップを自社で専有できれば既存の医療メーカーと有利に戦える。

Appleのもうひとつの優位点は、個人情報だ。フェイスブックの情報流出問題をきっかけに、個人情報を慎重に管理しているAppleの取り組みが称賛されてきている。健康というもっともプライベートな情報を扱うのに、Appleの個人情報への取り組みは大きな武器となるだろう。

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