宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

新作長編小説をカクヨムに公開しました

新作公開

f:id:tkan1111:20180822100842p:plain

新作の長編小説をカクヨムに公開しました。もちろん無料ですので、お読みいただけると幸いです。

本作は、今までの作品の中で最もIT成分が多めです。ブロックチェーン技術をモチーフにして、ポリコレと呼ばれる倫理をITでコントロールしたらどうなるか? をテーマにしたサスペンス物です。ブロックチェーンに似たシステム「ボックスチェーン」の開発者である主人公が命を狙われながら、システムのせいで歪んだ世界を修正するために謎と己の過去に迫ります。

物語内にITに関連する話もありますが、わかりやすく説明していますので、ブロックチェーン技術の触りを知りたい方にも良いかも。

はじめてのカクヨム

今までの筆者の作品はすべてAmazonのKindleで販売していましたので、カクヨムで公開するのははじめての試みです。書いていた作品が募集していた「サイバーセキュリティ小説コンテスト」のテーマに沿っていたので、今回はカクヨムに応募しました。

小説投稿系のサイトでは、元祖「小説家になろう」をはじめ、ライトノベルに強い「エブリスタ」など多くありますが、「カクヨム」は大手出版社KADOKAとはてなが組んだ比較的新しいサイトです。出版社と関係が近いので、書籍化された作品も多いようです。

はじめてなので、まだ勝手がよくわからないですが、サイトデザインは見やすいし、PV数のチェックなども当然できます。

ぜひお読みください

本作は半年かけて書いたオリジナル長編小説です。まずは第1話でも、お読みいただければ幸いです。箱の中の優しい世界(高山 環) - カクヨム

あらすじ

「世界を共有化する」ワタナベノートに従い、次世代セキュリティシステム「ボックスチェーン」の開発を進めていた佐野は、システム完成直後ランニングをしていて車に轢かれてしまう。
事故から目覚めると世界は一変していた。動物がいない動物園、隠された美術品、PCと呼ばれる新たな概念が支配する世界。自らが開発したボックスチェーンが世界の変化に関与していた。
そこに、ライバル企業の暗躍、死んだと思っていた昔の上司の登場。欲望と裏切りが渦巻く世界をより良くするために、佐野は再び走る。箱の中の優しい世界(高山 環) - カクヨム