宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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カクヨムの週間ランキングで著作が1位に! びっくりしたのでご報告 

271作品中1位!

無料の小説配信サイト「カクヨム」が行っている「サイバーセキュリティ小説コンテスト」で僕の小説が週間1位になったので報告します。

サイバーセキュリティ小説コンテスト

引用:カクヨム

「サイバーセキュリティ小説コンテスト」とは?

「サイバーセキュリティ小説コンテスト」はJNSA(特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会)が主催する小説コンテストで、日本マイクロソフト株式会社やサイボウズ株式会社など日本の名だたるIT企業が協賛しています。

すでに応募は8月末で締め切っていますが、発表されている週間ランキングで拙作「箱の中の優しい世界」が本日1位になっていました(2018/09/29現在)。

読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。

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「箱の中の優しい世界」とは?

本作は、今注目を集めている「ブロックチェーン」をモチーフにしたサスペンス小説です。

ある日、「世界を共有化する」ための画期的な新システム「ボックスチェーン」の仕様を謎の人物ワタナベが全世界へ発表しました。設計書である「ワタナベペーパー」に基づいてシステムを構築した主人公はシステムが完成した夜に交通事故に遭って意識を喪います。

再び主人公が目覚めた3年後は、PCという新しい倫理が支配する居心地の悪い世界でした。自分が開発したシステムのせいでおかしくなった世界を立て直すために、看病してくれた看護師や同僚と共に世界的企業のCEOたちと争う物語です。

近年問題になっているポリティカル・コレクトネスも交えて、IT化する社会は誰が管理すべきなのか? 現代のITが抱える問題を背景にしています。

と言っても、全然堅苦しくなく、とにかく疾走感を大事にして書きました。ジェットコースターみたいなスピーディな話の展開し、「まじっ?」と思える事件が次々と起きていきます。

グローバル企業の暗躍や、過去のP2P事件なども織り交ぜて、ITを知らない人でも楽しく読める内容になっていると思います。読んで楽しく、ちょっとだけ役に立つ、っていう感じですかね。

お時間があれば、ぜひお読みくださいませ。もちろん、無料です。