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2代目Qrio Smart Lockを新星スマートロック「セサミ」と比較検討してみた

Qrioのライバル登場

初代Qrio Smart Loick(以下、Qrio)を買ってiPhoneで鍵の代わりをする当初の目的は達成したが、不満・要望も多かった。

そこに初代の不満は概ね解消した2代目Qrioが新たに登場した。

とはいえ、価格も上がっているので、発売されるまでしばらく様子を見ていたところ、購入レビューはかなり良さげ。初代で一番の不満だった施錠・解錠のレスポンスは大幅に改善されているようだ。

さて、買おうかとAmazonで検索すると、新たにセサミというスマートロックを見つけた。Qrioを買ってから、スマートロックについてあまり調べていなかったので気が付かなかった。Qrioとセサミは製品コンセプトもできることもかなり似ている。

2台目を買う前に、2代目Qrioとセサミを比較検討をしてみよう。

Qrio vs. セサミ

筆者が気になる点を表にして比較してみた。筆者が使っていないキー共有や、あまり気にしていない電池の容量は比較外とした。

Alexa、Google Homeなどのスマートスピーカーへの対応も比較外。声で鍵が施錠できるのは未来的だが、使いどころがよくわからない。自宅にいる時は鍵を閉めているだろうし、鍵を開けたい時は玄関前にいる。

お互いオプションになっているWi-Fiアクセスポイントも購入するつもりはないので、比較していない。

  2代目Qrio Smart Lock セサミ
サイズ 長さ 115.5 mm x 幅 57 mm x 奥行き 77 mm (つまみ含む) 長さ 99mm x 幅 84mm x 高さ 62mm
重さ 約207 g(本体のみ) 130.4g(本体のみ) 
通信 Bluetooth Ver4.2(LE) Bluetooth?
施錠・解錠時間 約0.5秒 約0.5秒
オートロック 開閉センサーで反応 解錠後の秒数を設定
ハンズフリー解錠 GPSとビーコンで反応 GPSとビーコンで反応
ノック機能 なし あり
Apple Watch 未対応(今秋対応予定) 単体での施錠・解錠に対応。
てぶら解錠には未対応
履歴の確認 あり あり
子供用キー あり(Qrio Key) なし
カラー ブラックのみ 4色
価格(Amazon調べ。2018/07/21) ¥22,580 ¥14,800

<修正:2018/07/23>

セサミもGPSとビーコンで帰宅を検知しているご指摘をいただいたので修正しました。

2代目Qrio

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7月19日に発売になった2代目Qrioは、初代の欠点を改善して登場した。

最大の改善点はレスポンスの速さ。購入レビューをみても初代と比べて爆速。スマートフォンのボタンを押した瞬間に反応している。

もうひとつ大きいのはハンズフリー解錠の正式版がローンチされたこと。ビーコンを検知することで、より正確に「帰宅」を判断できるようになったらしい。初代ではGPSだけで検知していたので自宅にいながら勝手に解錠することがあり、筆者の環境では使い物にならなかった。

ただ、まだ環境による挙動が怪しい場合があるらしく、レビューでも評価はばらついている。Qrio株式会社も問題を認識しているらしく、9月上旬予定に改善する見込みだそうだ。

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スマートフォンを持たない子供用にQrio Keyを用意したのも嬉しい(レビューを待っていたら、先着1000名限定の無償提供キャンペーンは終わってしまった……。ヘタレすぎ)。

残念なのはApple Watch非対応。対応予定もないそうだ。

<追記 2018/08/12>

当初非対応だったApple Watchに今秋のアプリ改良で対応するとアナウンスがありました。iPhoneと接続している状態でApple Watchから鍵を操作できるようになる予定です。Apple Watch単体での動作も検討中だそうです。

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初代より定価で3,000円以上高くなったのはマイナス材料。

セサミ

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セサミ スマートロック | CANDY HOUSE, Inc. JAPAN – CANDY HOUSE JAPAN

セサミはCandy Houseという会社が販売しているスマートロックだ。細長いQrioの本体と比べて、セサミは横幅が大きく正方形に近い。軽量化した2台目Qrioより軽く、両面テープでドアに装着しても落ちることはなさそう(初代Qrioは半年ぐらいで両面テープが剥がれてきた)。

Qrioにない面白い機能は「ノック機能」。iOS限定だがiPhoneを叩くと解錠する機能だ。ポケットからiPhoneを取り出さなくてもドアの前で叩けば解錠するのは便利だ。ただ「てぶら解錠」が正しく機能するなら、この機能を使う機会は少ないだろう。

その「てぶら解錠」は環境によって、うまく動作しないときがあるようだ。初代Qrioにも似た機能があったがGPSの検知がうまくいかず、ずっとβ版のままだ。セサミは、GPSとビーコンで「帰宅」を検知しているようだ。

Apple Watchへ対応しているのはGood。初代Qrioも対応していたが、Apple Watch単体では動作しなかった。セサミではApple Watch単体でも施錠・解錠ができる。Apple Watchだけをつけてランニングに出かけることができる。

あと、2代目Qrioと比べて8,000円も安い。

どちらにしよう?

一番のポイントである施錠・解錠時間は互角。主な差は「ハンズフリー解錠」「Apple Watchへの対応」「価格」だ。

Qrioは2代目なので、初代の欠点を踏まえてうまく改善しているように見える。初代を使ったので、使い勝手も想像しやすい。ただ現時点ではApple Watch未対応なのは残念。ランニングへ行く時、iPhoneが必携になる。

セサミはベンチャー企業らしく対応が早いのが魅力。セサミにあわない形状のサムターンを使っていた場合はアダプターをなんと作ってくれるそうだ。

本体色がセサミは4種類ありドアの色に合わせやすい。Qrioはブラックのみだが、つまみが金属製になり高級感がある。

うーん、難しい選択。Qrioの方が無難な気もするが、Apple Watch対応のセサミも捨てがたい。

もうしばらく悩んで決めましょうかね。

www.kantakayama.com