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watchOS 5のまとめから考察する次期Apple Watch

watchOS 5登場

AppleはWWDC 2018のキーノートでwatchOS 5を発表した。

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エクササイズにフォーカス

watchOS 5には、エクササイズとコミュニケーションにフォーカスした機能が追加された。

2年目以降のApple Watchはランニングなどのエクササイズ向けの機能を追加してきたが、今回もヨガなどの新たなワークアウトを追加し、エクササイズ向けウェアラブル機器の地位を強固にしようとしている。

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ヨガがワークアウトに加わった

自動で記録

watchOS 5では、自動的にワークアウトを設定してくれる機能が加わった。ランニング時にワークアウトをスタートするのを忘れても、GPSやモーションからApple Watchがランニングしていると自動で判断してくれる。

同じ機能をもつサードパーティ製アプリもあるが、便利なことは間違いない。サードパーティ製アプリの機能といえば、Nike+ Run Clubにある友人とのソーシャル連携もwatchOS 4は取り込んでいる(他社アプリの機能を加えるのは以前からAppleがやっていることだ)。

ワークアウト以外には、Apple Watch単体でも楽しめるトランシーバー機能は昨年登場したCellular搭載モデルを高める機能だ(もちろんiPhoneと併用でも使用できる)。

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トランシーバー機能

Siriは生命線

iOS 12と同様にwatchOS 5にもSiriのショートカット機能が加わり、ユーザーの行動をチェックしてSiriが次の行動を色々提案してくれるようになった。

また、「Hey Siri」と言わなくても、Apple Watchをつけた腕を上げるだけでSiriを起動できるようになった。

腕時計という構造上、両手を使わないとスワイプ・タップができないApple Watchにとって声で操作できるSiriは相性もよく、Siriの恩恵を最も受けるデバイスだ。

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Siriが次の行動を提案してくれる

watsoOS 5から見える次期Apple Watch

3年間同じ形状のApple Watchは、大画面化やカメラ内蔵など大幅なモデルチェンジも噂される。今回の発表から次期Apple Watchが見えるだろうか。

今回発表した中で、大型画面が必要な機能はなかったと思う。むしろ小型画面でもSiriを活用していく方向に思える。

カメラを内蔵してFace timeに対応するのも面白いと思ったが、テレビ電話ができるようになるのにトランシーバー機能を付与するのも不自然な気がする。

筆者の考えつかないような新機能を次期Apple Watchが搭載することを期待する。

 iOS 12については、こちら

 WWDC2018直前予想の答え合わせは、こちら。 

筆者の著作は、こちら
www.kantakayama.com

ユーザーの要望を取り入れたiOS 12まとめ

ハードウェア発表がなかった理由

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WWDC 2018のキーノートは、4大OSの次期バージョンの説明のみで終わり新しいハードウェアの発表はなかった。開発者向けのイベントであるWWDCとしては原点回帰といえる。iPhone SE2の登場、MacBookシリーズのアップデートを筆者も予想したが、みごと外れた。

ハードウェアを発表しなかった理由をつければ、iOSデバイスの成長でMacの重要性が低下し、Macのモデルチェンジが緩やかになったということだろう。噂のiPhone SE2やその他のプロダクトは開発者向けイベントで発表する意味はなく、別のイベントを用意したほうが効果的とAppleは判断したと思われる。

手堅い正常進化

では、発表になった次期OSはどうだったのだろう。全体を見ると、「手堅い正常進化」だった印象を受ける。Appleが新しいビジョンを見せたというよりは、ユーザーからの不満や要望に答えた機能の拡張が多かった。

特にAppleの売上を支えるiOSはその傾向が強い。世界でも最もスマートフォンで利益を上げているAppleが冒険する必要はないが、フラットデザインを採用したiOS 7からすでに5年が経過している。そろそろ変化の年だったが、Appleが選択したのは現状からのわずかな進化だった。

iOSの変更点を見てみよう。

iOSの主な進化

  • 高速化
  • 新しいAR環境
  • 自分のAnimojiが作れる「Memoji」
  • 強化した写真アプリ
  • カスタマイズできるSiri
  • iPhoneの使いすぎ防止
  • 最大32名でFacetime

高速化

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2013年からのiOSデバイスすべてがアップデート対象

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CPUパフォーマンスをコントロール

iOS 12はアプリ起動を40%、キーボードの表示を50%、カメラ起動は70%を速くなるそうだ。もちろん新しいiPhoneではなく、今使っているiPhoneの話だ。iOS 12は、iOS 11が使える全てのiPhoneがアップデート対象だ。

バッテリー問題で旧モデルを切り捨てていると非難されたAppleの罪滅ぼし? にも見える大盤振る舞いだ。

AR環境

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レゴブロックをiPadで見るとレゴが動き出す

複数のデバイスでひとつのAR環境を操作するプログラムを開発できる「ARKit2」を搭載。レゴブロックをiPadでのぞくと動くレゴたちが見えるデモを行っていた。昨年は「流行りだから、うちらもやっていますよ」程度のアピールだったが、今年のAppleは本気だ。

Apple純正の定規アプリ「Measure」を発表。筆者も「事前予想」で指摘したようにAppleが純正アプリをだすことで、ユーザーは安心してARに触れることができる。自分でAR対応アプリを探して、試すユーザーは多数派ではないのだから。

Memoji

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髪型、目の色、ソバカスなどかなり細かく設定できる

「メモジ」ではなく「Me モジ」。任天堂のMiiによく似ているが、Memojiはカメラに写る自分に合わせて表情を変えることができる。実際の映像に組み合わせることができるので、こちらもわかりやすいAR技術の紹介にもなっている。

写真アプリ

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新しい写真アプリ

検索機能などを強化。場所やイベントから写真を検索できる。Googleフォトの後追いだ。機能が追いついても、Googleは写真のストレージ料金は原則無料だ。有料のiCloudで対抗できる判断なのだろうか。

Siri

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ユーザーが行うことをSiriが提案してくれる

スケジュールや過去の行動から、次に行うべき行動をSiriが提案してくれる。Apple Watchの新しい文字盤「Siri」の進化系にみえる。
「ショートカット」機能がつき、複数のワードでの命令が可能になった。こちらはGoogle Home、Alexaではすでに実現している機能。音声コマンドではメニューの階層をたどるよりも、一言で命令した方が効率良いので、必要な機能だ。

使いすぎ防止

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iPhoneを何に使っているかレポートしてくれる

睡眠時に通知を表示しない機能や通知をまとめる機能など、スマートフォン依存になっているユーザーの使いすぎを防止する機能が増えた。

スマートフォン漬けが社会問題になりつつあり、色々な団体から要望が上がっていた。

子供のスマートフォン利用を制限することもできるようになった。

複数人でのFacetime

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今までできなかったのを知らなかった。電話会議にも使える? 話す人の映像を自動でズームするところなどAppleのセンスを感じる。

地続きの景色を見せるiOS

見てきたように、iOS 12はユーザーの要望を取り入れた機能が多い。一方で、ARや写真アプリのようにGoogleなどのライバルに追いつくための変更も随所に見える。

そつがないアップデートだが、このアップデートから見えるのは現在と地続きのちょっと先の景色で、新しい世界は見えてこない。

噂になっていたNFC開放もなかった(学校での入退室にiPhoneを使う説明はあったが、全面的なNFC開放ではないようだ)。

ハードウェアを絡めた斬新な機能は次期iPhoneと一緒に発表されるのだろうか。

watchOS 5は、こちら

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WWDC2018直前予想の答え合わせは、こちら。 

筆者の著作は、こちら
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WWDC2018直前予想の答え合わせ

開幕!

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WWDC 2018キーノートが終わりました。新しいハードウェアはひとつも発表されませんでした。

直前予想の答え合わせをしておきますね。

iPhone SE2: 発表する → なし

影も形もなかったですね。iOS 12の説明にも小型iPhoneの影すら見つけられませんでした。サイレントローンチでしょうか。

MacBookなどMac製品: 登場する → なし

WWDCでMacのアップデートを行うのは昨年だけだったようです。「MacとiPadの統合はない」と力強く言っていました。そこは当たりました。

AirPower: 登場しない → 正解

こちらも正解。あの雰囲気で充電器はだせないですよね。今秋のiPhone登場まで引っ張ります。

iPad: 登場しない → 正解

こちらも正解。iPadについてほとんど触れませんでした。

iOS / macOS / tvOS / watchOS: 登場する → 正解

登場するのは正解。あとSiriの説明にかなり時間を割いていたので、こちらも正解ですかね。ショートカットとは、ちょっと斜め上でしたが。

 

詳細な説明は、またあとで行いますね。

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シャープが不採算の東芝パソコン事業を買収する理由

パソコン事業に再参入

シャープが東芝のパソコン事業を買収するようだ。

<追記 2018/06/05>

本日正式に発表されました。

シャープ、東芝のPC事業を40億円で買収 ~PC市場に再参入 - PC Watch

 

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www.nikkei.com

シャープは2009年にパソコン事業から撤退したので、報道が事実なら再参入ということになる。

パソコン事業はコモディティ化が進み、薄利多売のビジネス構造が続いている。寡占化も進み、Lenovo、HP、Dellの三社で70%のシェアを握る。今から参入しても儲からないし、大手三社には追いつかないだろう。だから東芝も不採算事業として売却を決めたわけだ。

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薄利多売の事業をなぜ買収?

ただ、シャープだけは事情が異なる。シャープの親会社である鴻海精密工業は、EMS

(受託製造)で成長した企業であり、HP、Dellのパソコン製造を受託している。

自社ブランドがない(弱い)EMS企業にとって、自社ブランドは悲願であり、だから鴻海も携帯や家電ブランドが欲しくて、シャープを買収した。ただ、鴻海が買収したときにはシャープはすでにパソコン事業を止めてしまっていた。

そこで、鴻海は新たに「DynaBook」ブランドを買収することにしたと思われる。自社の向上で開発製造した自社パソコンを「DynaBook」ブランドで販売する可能性が高い。

LenovoはNEC、富士通のパソコン事業を統合しても、両者のブランドと工場を残したが。鴻海は東芝の工場(今は杭州にある)ではなく自社の工場で製造するのではないか。欲しいのはDynaBookブランドだけなのだから。

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今年iPhoneを買い替えた人のためのホームバー使用方法。ホームバーは上下左右に動かす

ホームバー

iPhone X以降のiPhone(iPhone XS、iPhone XR、iPhone XS Max)にはホームボタンの代わりに、アプリの切り替えなどのためにホームバーを使う。物理的なホームボタンとは異なり、画面上のホームバーをスワイプすることで様々なアクションができる。

複雑そうだけど、覚えてしまえば簡単。一枚の画像にまとめたので参考にしてください。

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上スワイプ:ホーム画面に戻る

今までの「ホームボタンを押す」のと同じ挙動。中央付近で指を止めると、起動している他のアプリに移動できる画面になる。
この画面にアプリをタップして上にスワイプすると起動していたアプリを停止することができる。

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下スワイプ:簡易アクセス

画面上部が下部に移動する。片手で操作する時にiPhone Xの細長い画面でも上の画面にアクセスしやすくなる。ダイアログボックスを表示していても、文字入力の途中でも使えるので便利だ。筆者はSafariのアドレスバーに触る時や一番上にスクロースする時に活用する。

両手でiPhoneを操作する人は使わないのかな。

「簡易アクセス」機能を使うには設定が必要。

1.「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」を選択

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2. 「簡易アクセス」をオン

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左右スワイプ:アプリスイッチャー

他のアプリに簡単に切り替えることができる。右スワイプは「直前に使用したアプリ」が並ぶ。最初の段階では左スワイプを使うことはできないが、一度左スワイプで前のアプリに移動した後だと最初のアプリに戻ることができる。

うまくいかない人は、画面の一番底を左右に振るようにするとうまくいく。

すぐに慣れます

長年慣れ親しんでいたホームボタンがなくなったけど、ホームバーにはすぐに慣れる。iOS 12になっても、ホームバーの挙動に変化はなかった。Appleはホームバーの動作に自信をもっているのだろう。当分ホームバーはなくならないと思うので、きちんと基本をマスターしておきましょう。

WWDC 2018 直前予想

WWDC 2018開幕

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いよいよ日本時間で今夜WWDC 2018が開幕する。例年通りAppleが何を発表するか注目が集まっている。

ここにきてハードウェアは何も発表しない予想が増えている。

ヤダヤダー! WWDC 2018ではiPad ProもMacBookも発表されないかも… | ギズモード・ジャパン

筆者の予想は、一週間前とほとんど変わらない。

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 直前に改めてアップデートしてきます。

iPhone SE2: 発表する

飽和状態のスマートフォンの売上を維持・拡大するために、Appleはラインナップを増やす必要がある。安価なモデルであるiPhone SE2は中国メーカーに対抗するのにうってつけの製品だ。事前情報通り、Face ID搭載の新形状で登場するだろう。

MacBookなどMac製品: 登場する 

昨年同様に、MacBook ProなどでCPUやSSD容量をアップデートする。開発者のイベントであるWWDCは、開発機であるMacを発表するには絶好の舞台だ。Macの位置づけが相対的に下がっている現状、WWDC以外に発表する場がない。

噂になっているARM版MacBookは時期尚早と判断する。

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AirPower: 登場しない

WWDCに充電器であるAirPowerは馴染まないと思う。AirPowerを発表すると、AirPowerに対応した新型AirPodsも発表しなければならず、さらにWWDCの目的から遠ざかってしまう。あるならイベント後のサイレントローンチだろう。

iPad: 登場しない

廉価版がでたばかり。

iOS / macOS / tvOS / watchOS: 登場する

例年通り発表のメインになるのが各OSの紹介になるだろう。今年は新機能追加よりもOSの安定に注力する報道が多い。

他社の動向をみたときに、やるべきことはSiriの大幅アップデートだ。拡大するスマートスピーカー市場で遅れを取りリビングの機器を他社に制圧されるのはAppleにとって大きなリスクだ。

そこがわからないApple経営陣ではないだろう。

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HomePod: 登場しない 

廉価版HomePodの登場が噂されているが、ハードウェアの進化よりもまずはSiriの拡張だ。HomePodを大量に販売するより、手元に持っているiPhoneの音声認識が進化した方がAppleにとっては有利だ。今秋登場するだろう新型iPhoneに高機能マイクを追加するかもしれない。

当たるも八卦当たらぬも八卦

いろいろと予想したけど、マーケティング的に筆者は予想しているので、確証があるわけではない。まあ、「予想」を逆さに読んだら「うそよ」、「予測」を逆さに読んだら、「  」ですからね。

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macOS搭載「iMessage in iClould」の使い方

iMessage in iCloudを搭載

AppleはmacOS 10.13.5を公開した。

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iOS 11.4と同様に「iMessage in iCloud」機能を追加。内容はiOSと同じ。

iMessage in iClouldの主な機能

  • 複数デバイスで同期を取れる
  • iCloudにメッセージデータを保存できる
  • 新しいデバイスにメッセージ内容を復旧できる

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使用開始するためには、iOSとは別にmacOSでも設定が必要だ。でもiOSだけ設定した場合は、どうなるのだろう? Macから送信したメッセージだけローカルのみに保存されることもないだろうけど、、、。

とりあえず設定方法は、こちら。

iMessage in iCloudの設定方法

1. 「メッセージ」を起動→「環境設定」→ 「アカウント」タブをクリック

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2. 「”iCloudにメッセージを保管”を有効にする」にチェック

あとは、勝手にiCloud上に過去のメッセージ情報を同期してくれる。

同期するとiCloud上にメッセージ情報が保管されるので、当然iCloudのストレージ容量を使うことになるが、よっぽど動画をやりとりしていない限り容量は限定的だろう。

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iOSのコントロールセンター機能ランキング

iOS 11からコントロールセンターをカスタマイズできる。「ミュージック」などの上半分は変更できないが、その下に好きな機能を追加・削除・移動できる。

追加できる機能は全11種類。筆者視点で使える機能をランキングする。

カスタマイズ方法

1.「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールセンターをカスタマイズ」

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2. 「+」マークをタップすると、コントロールセンターに追加できる。右の三本線アイコンをドラッグしてアイコンの順序を並び替える。

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コントロールセンター機能ランキング

第5位 Apple TV Remote

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Apple TVを持っている人なら必須。アプリの「Remote」と同様にApple TVを操作できる。3D Touch機能はないので、強く押しても無反応。アプリのRemoteより画面がコンパクトなので指の移動量が少なくてすむ。

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第4位 計算機

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 飲み会後の割り勘、海外へ行ったときの円換算するときに便利。3D Touchで「最新の結果をコピー」できる。直前の計算結果が残っているので、覚えなければいけない番号を「計算機」に残しておいて、コントロールセンターから瞬時に参照する裏技も使える(銀行の暗証番号に使うのは止めたほうがいいけど)。

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第3位 タイマー

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カップラーメンを食べる時に活躍する「タイマー」。3D Touchで設定する時間を選択できる。筆者は「Hey Siri。3分タイマー」とSiriを使うときが多いけどSiri嫌いの人は便利かと。

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第2位 カメラ

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使う人が最も多い機能「カメラ」。3D Touchに対応していて、自撮りやビデオ撮影をこの場で選択できる。ポートレート機能も選択できると今初めて知った。

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1位ではないのは、カメラを呼び出す方法が他にもあるからだ。

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第1位 フラッシュライト

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個人的にはスマートフォンを持ち歩くようになって、もっとも重宝している機能のひとつが、このライトだ。東日本大震災で停電したときに真っ暗な部屋で懐中電灯アプリをダウンロードして明かりが灯った時には未来を感じた(当時コントロールセンターからの呼び出し機能はなかった)。

3D Touchに対応していて、明るさを選べる。もっとも明るく設定しても、再度起動すると一番暗い設定に戻ってしまうが、アイコンを強く押した指をそのまま上にスライドすると素早く調整できる。

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番外:メモ 

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標準アプリ「メモ」を使う人には便利。3D Touchに対応していて、すぐにメモを残せる。筆者はEvernote派なので、使っていない。

同じく番外: Wallet

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筆者はコントロールセンターにWalletを配置しているが、使っていないので番外。Walletに登録したカードや航空チケットを呼び出せる。3D Touchを使えば「メインカード」をその場で選べる。

ただ、クレジットカードを呼び出す時はApple Payで支払うときだから、サイドボタンダブルクリックの方が手っ取り早い。

Walletに格納した航空チケットは、フライト時間が近づくと「通知センター」に表示されるので、コントロールセンターから呼び出すことがない。

色々試してみよう

他にもブロガー御用達の「画面収録」や「ボイスメモ」など追加できる。自分の使い方に合わせてカスタマイズしよう!

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Googleが撤退したタブレットの跡地に建つのは?

タブレットから撤退

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Googleがタブレットから撤退したそうだ。

jp.techcrunch.com

GoogleのAndroidページからTabletカテゴリーが消えった。Androidのタブレット市場はHuaweiなどの格安タブレットとAmazon Fireぐらいしか目立たなくなっていたから、自然な流れではある。

 筆者も4年前のタブレット「Xperia Z3 Tablet Compact」を使い続けている。

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頻繁に使うわけではないタブレットに性能は求めていないから、4年前の製品でも過不足なく使えてしまう。この名機を開発したSONYはずいぶん前にタブレットから撤退している。

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Appleの思惑、Googleの狙い

 今でもタブレットに注力しているのはAppleだ。廉価版iPadも登場し、一社でタブレット市場を牽引している。

 AppleはGoogleとは別の思惑がある。タブレットをスマートフォンの補完ではなく、Computerとして使われることを目指し、(明言はしていないが)将来的にはMacの代替を目指しているからだ。

Googleは、一時凍結を計画していたCromebookを存続させて、PCの座を奪おうとしている。事実、教育現場では成功を収めている。タブレットの利点である大型ディスプレイは大型化したAndroidスマートフォンが担うことになる。Androidタブレットの撤退は妥当な判断だ。

Googleが撤退したAndroidタブレットの跡地にAppleがiPadで占めることができるのか、大型化したスマートフォンが進出するのか注目だ。

 

<追記:2018/06/04>

今日になってGoogleはサイトを再び更新し、タブレット欄が復活した。ただ日本のサイトには、Huaweiなどの最新タブレットは紹介しておらず、旧モデルばかり並んでいて、やる気がありそうには見えない。

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【レビュー】現行MacBook ProにMagSafeを導入

MagSafeが忘れられない

キーピッチの薄さがよく言われる現行MacBook Proを筆者は快適に使っている。無駄のないデザインにわかりやすいインターフェイスは毎日使っても飽きない。

ただ、気になるのが充電環境だ。以前のMacBook Proにはあったマグネット式充電アダプタが、現行機種よりUSB Type-Cに変わってしまった。左右どちらのType-C端子から充電できる(TouchBar付きモデルの場合)のは充電ケーブルの取り回しに便利だが、ケーブルを挿さないといけないのは面倒だ。

「Magsafe」の画像検索結果

マグネットを内蔵したMagSafeなら、ケーブルをルーズに近づけても端子が繋がるので、暗い場所でも苦労することがなかった。

サードパーティ製品を活用

MagSafe廃止に不満な人が多いらしく、サードパーティからいくつかのマグネット式端子が登場していたけど、評判が芳しくなかった。

USB Type-Cの充電ケーブルもあったが、なぜかホワイトのケーブルがなかった。筆者はApple Watch、iPhone用のワイヤレス充電ケーブルも全てホワイトにまとめているので、統一したかった。

そこで、そこそこ評判が良かった製品を買ってみたのでレビューする。Amazonで2,000円でした(2018/06/01現在)。

シンプルで小さい

 ものが小さいのでパッケージはシンプル。箱を開けると、マグネットでコネクタ同士がくっついてしまうぐらい磁力は十分だ。

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コネクタは非常に小さい。ブランドネームは表裏に記載があり隠すことはできない。色はMacBook Proのスペースグレイより少し濃い。写真では見づらいが、5ピン配列なので接続する向きが決まっており、MagSafeのように表裏区別なく繋げることはできない。ただ形状から向きを間違えることはないし、USB Type-Cコネクタは表裏どちらでもMacbook Proに挿せるので、左右どちらのUSB Type-C端子につなげても、それほど不自由はない。

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初代MagSafeに似ている

Macbook Proの右側に繋げたところ。形状からすると初代MagSafeに似ている。個人的には、横にケーブルが伸びるMagSafe 2より、ケーブルが後ろに伸びる初代の方が好みだ。ただオリジナルのMagSafeに比べると磁力は小さい。

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Mac側の端子を挿しても、それほど目立たない。むしろMacを閉じた状態でも左右の向きがわかって嬉しい(筆者はよく左右の向きを間違える)。

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いまのところ、端子も熱くならないし、充電も普通にできている。MagSafeが恋しい人にはおすすめだ(もちろん自己責任でお願いします)。

 

 

なぜXiaomiのデザインはAppleに似てしまうのか

どこのメーカーの製品だと思いますか?

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Apple製品そっくりだが、中国メーカーXiaomiの製品だ。外観だけではなく、カラフルな広告の画像もiPhone Xの壁紙と似ている。

この新型スマートフォンの名前は「Mi8」で、Mi7をスキップして登場したMi6の後継機だ。おそらくiPhone 8と合わせるためにそうしたのだろう。ちなみに小型モデルの名前は、「Mi8 SE」。

あまりに似すぎて、以前のサムソンとAppleのデザイン論争を想起して心配になってしまう(サムソンとAppleの裁判は係争中)。どうしてアジアメーカー製品のデザインはApple製品に似てしまうのだろう。

一番売れる選択

著作権意識やモラルが低いと考えがちだが、彼らからすれば「一番売れる選択をしているだけ」だそうだ。中国系メーカーの人と話したときそう言っていた(全員がそう思っているかわからないけど)。経営にとって最適な選択をしているだけで、顧客が望むものを作って売るのが商売だから、デザインを盗んでいる感覚はない。

我々の感覚からすれば「モラルが低い」と思ってしまうが、これは文化の違いと言わざるを得ない。

グローバルベンダーになるために

ただ、その姿勢ではいつまでもAppleに追いつかないし、自社ブランドは育たない。Lenovoがアジアメーカーから脱皮しグローバルカンパニーになる過程で、ThinkPadをもつIBMのPC部門など多くの企業・部門を買収し、自社ブランドに取り込んだ。サムソンもAppleに賠償金を払うなど痛い目に遭いながら、自社ブランドを強化してきた。

XiaomiやHuaweiもグローバル企業に脱皮するためには、買収などで自社ブランドの強化に努めることが必要だと思う。

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iPhoneのカメラを起動する4つの技

カメラはスマホの中心

スマートフォンでよく使われる機能のひとつがカメラだ。スマートフォンが普及して大きく変わったのは、写真を撮影する機会が増えたことだろう。

iPhoneのiOSもアップデートする度に、カメラを使いやすくする試行錯誤を繰り返している。

最新のiOS 11では、iPhoneのカメラを起動する方法が4通りある。

  • ロック画面のアイコンを強く押す
  • ロック画面を左スワイプ
  • コントロールセンターのアイコンをタップ
  • 標準のアイコンをタップ

ロック画面のアイコンを強く押す

ロック画面の右下にある「カメラ」アイコンを強く押す。

アンロックのあとでも、iPhone Xでは通常画面で右上から下にスワイプすると表示できる。

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ロック画面を左スワイプ

ロック画面を左へスワイプする。必ずしも右端からスワイプする必要はないが、うまくいかない人は右端から長めにスワイプすると良い。

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コントロールセンターから

コントロールセンターに「カメラ」アイコンを配置できる。コントロールセンターを呼び出すにはiPhone Xでは右上から下へスワイプ、その他のiPhoneでは下から上へスワイプする。

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アイコンを「強く押す」とセルフィーやビデオ撮影などの機能をショートカットして選べる。

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アイコンをタップ

iPhoneの最初からある起動方法。他にもカメラを起動する方法がいくつもでてきたので、筆者は「カメラ」アイコンをフォルダーにいれて使わなくなった。

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こちらも「強く押す」ことでショートカットメニューが選べる。

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シャッターチャンスを逃すな!

いろいろあって悩みそうだけど、自分がやりやすい技を覚えて、シャッターチャンスを逃さないようにしよう!

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スマートフォンが辿るいつか来た道

微増のスマートフォン市場

2018年の第1四半期(1月〜3月)で全世界のスマートフォンの販売台数がわずかに増加したと調査会社Gartnerが発表した。

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前年同期比で1.3%増。スマートフォンがある程度行き渡り、買い替えサイクルも伸びているスマートフォン市場は飽和状態に差し掛かっていると言われる。

iPhoneが登場して10年で、一般の人が使うには不自由ないスペックまで到達し、わざわざ買い替える意義を見出しづらくなっている。

いつか来た道

これはPCが辿った道と似ている。インテルが毎年新しいCPUを発表しても、一般ユーザーは現行PCの速度に不満がなく、CPUパワーを使う新たな用途もでてこなくなり、PC市場の成長は止まった。

PCはWindowsのモデルチェンジ戦略で数年ごとに買い替えを促すイベントがあったが、OSを適時アップデートできるスマホは、そのきっかけもない。

もうひとつ、以前のPC市場と状況が似ているのは市場の寡占化が進んでいることだ。1995年のWindows 95発売で広がったPC市場は、徐々にビックベンダーだけが生き残れる市場へと変わり、7年後の2002年にHPがコンパックを買収、2004年にLenovoがIBMのPC部門を買収した。それからLenovo、HP、Dellの3社で半数以上のシェアを握る寡占化が進んだ。

市場が伸びているうちは多くのベンダーが参入するが、市場の伸びが停滞すると、大量生産による安価な製品を製造できる大手ベンダーの力が勝る。

スマートフォンも大手4社(サムソン、Apple、Huawei、Xiaomi)で5割以上のシェアを握り、今期はさらに占有率が高まった。Huawei、Xiaomiの中国メーカーが安価な製品で台頭する姿も、PC市場で台湾メーカーのAcerとASUSが伸びた姿と被る。

欧米的な経営スタイルのHuaweiがLenovoのようにグロバールカンパニーになる可能性を秘めているのも、当時のPC市場と似通っている。

今後、PCが辿ったようにスマートフォンもコモディティ化が進み、一般ユーザーが安い製品に集中し、さらに寡占化が進むと思われる。

Appleはどうする?

今期シェアを伸ばしたAppleが、市場が変わる中で今後どのような戦略をとるのかは注目だ。PC市場ではシャアを追わず、高品質高マージンの戦略をとってきた。

スマートフォン市場ではiPhone SE2を発表し低い価格帯も取りにいくのか、今までのようにハイプライス、ハイマージンの戦略を維持するのか。iPhone全モデルが高価な有機ELモデルになる噂もある。

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恐らく今年の秋に発売するであろう次期iPhoneで、Appleがどちらの戦略を取るのか明らかになるだろう。

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消えたAppleストア

予告画像を削除

新しいAppleストアの予告画像が消されてしまった。

以前は、このような画像がAppleストアのサイトにあった。本ブログでは、左は噂がある京都、右は東京駅(もしくは従業員の募集があった大阪駅)周辺と予想していた。

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画像だけではなく、「今後5年の間に、いくつかのストアをオープンする」とAppleのシニアディレクターが明言していたので、年内に2店舗は信憑性が高い観測だった。

オープンまで時間がかかるAppleストア

デザインが凝っているAppleストアは工事の期間がとても長い。建物から新築したApple表参道の場合、工事開始からオープンまで一年以上かかっている。着工してから内装だけでも三ヶ月。店員のトレーニングなどの準備も必要だ。

Apple京都が出店すると予想されていた「京都ゼロゲート」はまだ工事中のようである。そして、都内または大阪といわれたもう1店舗は推定場所すら定まっていない。

オープンする場所も決まっていないのに年内オープンを予告しないだろうから、画像を出した4月の時点で店舗の場所は決まっていたはずだ。

仮説1:工事が長引いている

年内に工事が終わらないから画像を消去したのは納得できる理由だが、とはいえ、まだ6月に入ったばかり。年内オープンの計画を変更するには、いくらなんでも早すぎる。

仮説2:手続きや契約に不備があった

不動産の手続き、契約は複雑だ。まさか店舗予定地から遺跡が出土して遅れたということもないだろうが、手続きや申請に時間がかかり着工が遅れることはよくある話だ。

仮説3:Apple側の事情

Appleの完璧主義はAppleストアも例外ではない。最近オープンしているAppleストアは「Appleストア 2.0」とでも言うべき、新しいデザインが採用されている。グローバル全体のAppleストアに新たなデザインルールが決定し、そのルールに合わせるために工事が遅れることは有り得そうだ。

たとえデザインが変わっても、すでに工事がはじまっている店舗なら、そのままオープンした方が効率良いが、一国や一店舗の事情より、グローバル企業では全世界の仕様を統一することが優先される。

仮説4:もうすぐオープンする

予告画像の削除は、新店舗がオープンする日付が決まったので、差し替えの準備と考えられる。希望的観測も含んでいるが、この仮説がもっとらしい気がする。

来週はWWDCが開かれる。毎回オープンニングでクックCEOが一年間の成果をビデオや画像で説明する。ひょっとしたら、その中に新しいAppleストアの発表があるかもしれない。

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Apple Watchの「通知」を管理する技まとめ

「通知」の管理が大変

Apple Watchを使い始めてすぐに気になるのが「通知」の多さだろう。デフォルトではiPhoneの「通知」がすべてApple Watchにも届く。iPhoneでば放っておけても、Apple Watchだと振動で知らせてくれるので「通知」をつい見てしまう。

「通知」とうまく付き合うのがApple Watchを使いこなすには大事だ。

いくつか良い技があるので紹介したいと思います。

iPhoneを使っていると「通知」は表示されない

まず基本的なことから。「通知」を表示するアプリを選択できる。iPhoneだけに「通知」を表示することも可能。

1. iPhoneの「Watch」アプリから「マイウォッチ」→「通知」

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2. アプリごとに「通知」の表示・非表示を選択できる

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「通知」が届いたら下にスワイプ

結構重要。不要な「通知」なら届いた時に下にスワイプすると一瞬で「通知」を消せる。「通知」をタップすると、「通知」の一番下の「閉じる」を押さないと「通知」が消えない。メールなど本文が長いと、スクロールするのが面倒だ。不要な「通知」ならすぐに下スワイプ。

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iPhoneと異なるパターン設定

iPhoneとは違うルールで「通知」を設定することができる。たとえば、「カレンダー」で「予定主席者の回答」だけオフにするなどができる。

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おすすめは、メールの設定変更だ。1日何十通もメールが届く人は、Apple Watchで通知をいちいち消していると面倒に感じるだろうが、オフにしてしまうとメールの着信がわからず、大事なメールを見逃してしまう。それではApple Watchをつけている意味がない。

特定のメールだけ「通知」が届くように設定できる。

1.  iPhoneの「Watch」アプリから「マイウォッチ」→「通知」→「メール」

2. 「カスタム」を選択

3.  メールの受信ボックスごとにオン・オフを選択。重要なメールだけをVIPに設定しておけば、通知が届くメールを選別できる。

VIPは、iPhoneの標準アプリ「メール」から設定できる。VIPにしたい「差出人」を「メール」から選び「VIPに追加」をタップ

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「強く押す」ことで一括削除

Apple Watchは画面を「強く押す」ことで様々なショートカットができる。「通知」を表示したときに「強く押す」と、すべての通知を一括消去できる。たまに「強く押す」のが苦手な人がいるが、そういう人は「画面を押し込む」ことを意識すると成功する。

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「通知」を制すればApple Watchはより快適に

以上のように、様々な手法で「通知」をコントロールできる。自分が本当に必要な「通知」だけを受け取って、快適なApple Watch Lifeを!

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