宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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スマートプラグ「Meross」の購入・セットアップレポート。無印良品のサーキュレーターをスマホ・Alexaで操作

スマートプラグを導入

Wi-Fiで接続し、アプリやスマートスピーカーで家電を操作できるスマートプラグを購入した。以前から興味はあったけど、スマートプラグを使うデバイスがなかったので保留にしていた。

スマートプラグはWi-Fiで電源をオン・オフができるので、ひとつのボタンでオン・オフできる製品には使えず、オンにしたままにできる電化製品のみに使用できる。

使っている無印良品のサーキュレーターはダイヤル式になっていて、スイッチをオンの状態のままにできる。こういう製品なら、スマートプラグで操作できる。

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購入したスマートプラグは、こちら。スマートプラグはいくつかあるが、一番安く評判が良い製品にした。

Amazonで、1,499円。決して高い製品ではない。

外観はシンプルそのもの

スマートプラグ「Meross」はシンプルそのもの。コンセントと製品の間に挟むように接続する。ただ、結構分厚いので、コンセントに挿すとかなり出っ張る。

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側面にボタンがひとつあって、スマートフォンやスマートスピーカーではなく、手動でもオン・オフにできる。

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アプリの設定

  1. アプリ「Meross」をインストールして起動

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  2.  

    ホーム画面の「+」をタップ

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  3.  「Smart Plug Mini」をタップ

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  4. ソケットに差し込んで電源ボタンを押す、オレンジ色の点灯から、緑とオレンジの点滅に変わる。

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  5. Wi-Fiの設定を行う。「Wi-Fi設定に移動」をタップして、iOSのWi-Fi設定画面に移動して、「Meross_SW_xxx」(XXXはアルファベットと数字の組み合わせ)に接続する。

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  6. 「デバイス名」をつける。f:id:tkan1111:20190906101453j:plain

  7. アイコンを選択。いろいろなアイコンが用意してある。

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  8.  接続する自宅のWi-Fiを選択。5GHzは接続できないので注意

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  9.  あとは待つだけ。「ほぼ完了」という直訳がちょっとおもしろい。

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  10.  インストールに成功すると褒められるデバイスは珍しい

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  11.  ホームボタンにデバイスのアイコンが並ぶ

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使い方

できることは、電源のオンとオフだけなので、使い方はシンプル。いくつかの方法で、オン・オフできる。

アイコン

一番簡単なのはアプリ内のアイコンをタップする方法。f:id:tkan1111:20190906103120j:plain

3D Touch

なくなる噂がある「3D Touch」からもオン・オフできる。

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ウィジェット

ウィジェットにも追加できる。アイコンは切れちゃっているけど。

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Alexaへの追加

基本的なデバイスの追加方法でOK

  1.  アプリ「Amazon Alexa」をタップ。「デバイス」→「スマートホームスキル」をタップ

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  2.  「スマートホームスキルを有効にする」

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  3.  スマートホームスキル「Meross」をタップし、「有効にして使用する」

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  4.  Merossで作成したアカウントを入力して「Authorize」をタップ

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  5.  「Merossが正常にリンクされました」と表示されたら「完了」

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  6. 「デバイス」の「プラグ」をタップすると、設定したデバイスが表示される。

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  7. 表示されない場合は、「デバイス」画面の右上の「+」をタップし、「デバイスの追加」、「端末を検出」をタップ

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  9.  「デバイスを検出しています」になるので、しばらく待つ

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便利だけど、ひとつ面倒くさいことも 

スマートホームやAlexaでサーキュレーターを操作できるようになり、サーキュレーターの側に近寄ってスイッチを手動で操作する必要がなくなった。

ただ、オンとオフだけなので、風量を調整することは出来ない。こればかりはスマートプラグではどうしようもない。

ひとつ面倒なのは、今まで使用していたスマートホーム「eHome」と別のアプリになったこと。他のデバイスは「eHome」で操作できるが、このスマートプラグだけはアプリ「Meross」を起動しないといけない。

もちろんAlexaを使って音声で操作するならアプリを起動する必要がない。

スマートプラグ「Meross」のおかげで、サーキュレーターも音声とスマートフォンで操作できるようになった。スマートホームを実現したい人には、おすすめします。

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ランニング中に、セブンイレブンのキャンペーンでほぼ無料でドリンクを補給する方法

3社合同キャンペーン

まだ暑い日が続いているので、ランニングする時に大事なのは水分補給。といっても小銭を持って走るのも面倒なので、最近はApple WatchかiPhoneでコンビニで決済するか、Coke On Payを使って自動販売機でドリンクを購入している。

ここ最近は、セブンイレブンの3社合同キャンペーンを利用するようにしている。メルペイ、LINE Pay、PayPayで毎週1回最大300円相当の割引が受けられるキャンペーンだ。3サービス共通で、気をつける点は、こちら。

  • 各サービスで税込み101円以上の支払いで100円の還元
  • 一週間に一回ずつ

他にもサービス毎に気をつける点があるので、記しておきます。

3社合同キャンペーン 「メルペイ」「LINE Pay」「PayPay」 毎週最大300円相当お得な5週間 最大1,500円相当 8月12日(月)から9月15日(日)

まずは3サービスを登録

毎週、各サービス1回ずつしか利用できないので、最大の還元を受けるには3つのサービスすべてを利用可能な状態に登録する必要がある。

メルペイ

メルペイの場合は、銀行口座を登録するか、アプリで本人確認しておく必要がある。メルペイは、メルカリの売上を使えるので銀行口座を登録しなくていいが、このキャンペーンを利用するためには、どちらかをクリアしておく必要がある。

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利用は、iDでもバーコードのどちらでもOK。 iDを設定しておけば、レジで「iDで支払います」と言えば、それだけでキャンペーンが適用される。

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キャンペーンの還元は、支払日の翌日にポイントとして付与される。

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LINE Pay

LINE Payでキャンペーンを利用するには、予めクーポンをダウンロードしておかないといけない。LINE Payを起動したあと、クーポンをタップしておく。

決済するときも、レジでクーポンを見せる必要がある。クーポンは期限があるので、2週間毎にダウンロードしておかないといけない。

レジで、クーポンを見せてから、バーコードで決済を行う。
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PayPay

PayPayは利用している状態になっていれば、事前の作業は不要だ。

ただ、100円の還元を受けるためには、クレジットカードでの利用は不可。PayPay残高にチャージしておけばOK。

レジでは、「PayPayで支払う」と言ってバーコードを見せれば完了。

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使い勝手が良いのはPayPay

事前条件がなく、クーポンのダウンロードが不要なPayPayがもっとも使い勝手が良い。3社すべてに共通するのは、税込み101円以上の支払いに適用すること。セブンイレブンのミネラルウォーターは税込みでも101円未満の商品もあるので、そこは気をつけましょう。

 

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Apple Watchに睡眠管理機能を搭載?噂の真偽を検証。新型Apple Watchに急速充電機能が?

睡眠管理機能を搭載?

今月のイベントでApple Watchに睡眠管理機能を搭載する発表をAppleが行う噂が出ている。睡眠管理機能は、寝ている間のいびきや寝返りなどを測定し、質の高い睡眠ができているか判定する機能だ。ナイトモードと連動して通知をオフにするのはもちろん、目覚ましを振動だけにするなど、睡眠時にApple Watchを装着できる仕組みを整えているらしい。

この噂が本当なのか検証してみます。

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充電問題は?

睡眠を管理する機能は、Fitbitなど他のウェアラブルデバイスの定番機能で、Apple Watchでも外部アプリがいくつもでている。

だが、Apple Watchでは今まで標準機能として睡眠管理機能はなかった。現在のApple Watchのバッテリーは最大18時間しか保たないので、寝ている間に充電するのが基本的な使い方だからだ。

今回、睡眠管理機能を搭載するのは、この充電問題が解決したのだろうか。

ヒントは発表時期

充電問題をどのように解消したかのヒントは、イベントで発表する点にあると思う。噂によると睡眠管理機能は新型だけではなく、旧型のApple Watchでも利用できるそうだ。新しいOSであるwatchOS 6に新機能として搭載されるのだろう。だとしたら、WWDCのwatchOSの発表時に説明すればよかったはずだ。

そうしなかったのは、秋に発表される新型Apple Watchに充電問題を解消する機能を付加しているからだろう。

バッテリー増量や、新しいプロセッサによる省電力化が行われている可能性もあるが、それでもApple Watchのバッテリーが数日保つようになるとは考えられないし、バッテリー使用時間が伸びても、いつかは充電しないといけない。

現在のApple Watchは、100%充電するのに約2時間かかる。この充電時間を短縮できれば、入浴中などちょっとした時間で充電を完了することができる。新しいApple Watchには急速充電機能が搭載されるかもしれない。

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急速充電が目玉?

新型Apple Watchの目玉は急速充電機能の可能性はある。そう言えるのは、新しいiPhoneにはバッテリーシェアリング機能が搭載されるからだ。現状のApple Watchは標準のQi充電ではなく、特殊な電波によって通信できた充電器しか利用できない。

新型iPhoneにも電波を発する装置が搭載される可能性もあるが、この機会にApple Watchの充電方式が変更になる可能性はある。

新型iPhoneのバッテリーシェアリング機能は、iPhone同士の充電も可能で、iPhoneは最大7.5Wで充電できる。Apple Watchのワイヤレス充電のワット数は不明だが、新型Apple Watchは今まで以上の急速充電に対応しているかもしれない。

それによってApple Watchの充電時間が短縮できれば、睡眠管理機能を使えるようになる。

目玉が少ないと言われる新型Apple Watchだが、急速充電機能が搭載されれば、新しいApple Watchの売りになる。

 

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PayPayが公共料金の支払いに対応。0.5%のポイントも付与

PayPayが公共料金の支払いに対応

PayPayが電気・ガスなどの公共料金の支払いに対応した。特徴はなんといっても0,5%のボーナスがもらえる点だ。

このサービス「PayPay請求払い」は、乱立するQRコード決済サービスの中でPayPayがリードする契機になるかもしれない。

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やり方は簡単

PayPayアプリで払込票のバーコードを読み取るだけで、PayPay残高から支払うことができる。クレジットカードでは支払うことができないので、PayPay残高にチャージする必要がある。

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東京ガスや東京電力などは9月2日から対応開始し、9月30日からはYahoo!マネーで支払える約300の地方公共団体または事業者に対応する。

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慣れたPayPayのインターフェイスで簡単に支払えるのは便利だし、0.5%のポイントも魅力だ。多くのサービスは公共機関での支払いにはポイントがつかない。

LINE Payも「LINE Pay請求書支払い」が使用できるが、LINE Payボーナスは付与されない。

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今回のPayPayのサービス拡張は、9月30日に行われるYahoo!マネーとの統合の一環である。

数多いQRコード決済サービスの中で、持ち前の機動力でソフトバンクグループのPayPayは次々とサービスと利用可能店舗を拡充している。

多くのサービスの中でどれを導入しようと悩んでいる人は、まずPayPayを試してみるのが良いと思います。

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Galaxy S10とiPhone 11 Proを比較。新型iPhoneでAppleが達成すべきこと

新型iPhoneとGalaxy S10を比較

リーク情報が増えている次期iPhoneだが、評判はあまり芳しくない。5Gに非対応、ボディデザインが変わらないと言われているのが、理由のようだ。

昨年発表した現行のフラッグシップモデル「iPhone XS」は、他社の最新モデルに遅れを取っている部分があり、Samsungの最新モデル「Galaxy S10」は、iPhone XSよりも優れている部分が多い。

他社に追いつくために次期iPhoneである「iPhone 11 Pro」が超えなければいけない点を考えてみます。

フレームレスデザイン

Galaxy S10はフレームレスデザインで、ディスプレイ内にカメラが内蔵されている。iPhone Xからはじまったノッチデザインは賛否がわかれているが、iPhone 11 Proでもノッチデザインは継続すると言われている。Face IDのセンサーを内蔵するためにはある程度のスペースを前面に用意する必要があるからだ。

Galaxy S10に追いつくためには、ノッチを排除したいところだが、ディスプレイ内での指紋認証が実現しないと難しいだろう。

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ディスプレイ内指紋認証

Galaxy S10は、ディスプレイ前面の超音波指紋センサーを搭載していて、画面に触れるだけでロックを解除できる。以前は背面にセンサーがあったので、デザインに制約があったが、本モデルからは前面に移動した。

噂では2020年のiPhoneにはディスプレイ内で指紋認証できる「次期Touch ID」が搭載される予定で、iPhone 11 Proでは搭載されない見込み。

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マルチカメラ

Galaxy S10は前面に2つ、背面に3つのカメラを搭載している。背面の3つのカメラは、望遠、広角、超広角にふられている。

iPhone 11 Proも同様に望遠、広角、超広角の3つのカメラを搭載すると言われている。Galaxy S10はカメラが横に3つ並ぶが、iPhone 11 Proはスクエアな部分に3つのカメラを搭載する予想だ。

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パワーシェアリング

Galaxy S10はパワーシェアリング機能があり、他のデバイスにQi充電することができる。iPhone 11 Proも同様にパワーシェアリング機能が内蔵すると言われている。

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バッテリー容量

Galaxy S10のバッテリー容量は約3,300mAh。iPhone 11 Proは、iPhone XSのバッテリー容量より20%増量されて、3,200mAhになると言われている。この噂が事実なら、iPhone 11 ProはGalaxy S10に近いバッテリー容量を内蔵することになる。

Wi-Fi

Galaxy S10は、高速なワイヤレス通信規格「Wi-Fi 6」に対応している。iPhone 11 ProもWi-Fi 6に対応していると言われる。

次期Touch IDが待たれる

まだ登場していないiPhone 11 ProをGalaxy S10と比較してみたが、噂通りならiPhone 11 ProはGalaxy S10のスペックに並びそうだ。

ただ、大きな違いは指紋認証だ。前面ディスプレイで認証できるなら、ノッチをなくすことができる。

噂を覆して、今年モデルに次期Touch IDが搭載されていることを期待したい。

 

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上位版AirPodsは登場?ノイズキャンセリング・防水を搭載?実現可能性を考える

上位版AirPods

今年3年ぶりにモデルチェンジしたばかりのAirPodsに上位版が登場する噂が出ている。9月10日のAppleのイベントで、ノイズキャンセリングと防水機能がついたAirPodsが発表されるというのだ。

信憑性を考察します。

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ノイズキャンセリング搭載できるか?

ノイズキャンセリング機能は最近のイヤホンでは定番の機能だ。Boseは2020年にノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを発売すると発表している。

現在、世界最小のノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンは、SONYの「WF-1000XM3」。大変な人気で店舗によっては品切れとなっている。

AirPodsにノイズキャンセリングを追加できれば、世界最軽量のイヤホンになるが、可能だろうか。2代目AirPodsはマイクも高性能化されているが、WF-1000XM3には2つのマイクを搭載している。

AirPodsのイヤホンは片耳4g、WF-1000XM3は8.5gある。AirPodsの方がダントツに軽いのだ。同じ形状でノイズキャンセリング機能を追加できるか、その性能は定評があるSONYやBOSEに匹敵できるか、ちょっと疑問ではある。

 

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防水は?

上位版AirPodsは防水に対応しているという。ノイズキャンセリング機能と異なり、防水には対応していてもおかしくない。Appleは公言していないが、初代からAirPodsは水に強い。水没してもきちんと使える実験結果がいくつもでている。

防水に対応するメリットも多くある。AirPodsはランニングなどスポーツに使用する人が多い。形状から水泳に使うのはリスクが高いと思うが、Apple Watchが水泳に対応していることを考えると、イヤーフックを併用することでAirPodsが水泳にも使えるかもしれない。

上位版AirPodsでは、防水に対応したときちんと公開する可能性は高い。

ノイズキャンセリング機能がないのに上位版?

ノイズキャンセリング機能が付加できないなら、現行モデル以外に上位版を追加する意味はかなり低い。すでに実現している防水対応ぐらいなら、通常モデルの変更で良い気がする。

本当に上位版がでるなら、ノイズキャンセリング機能に対応している可能性が高い。そのときは、既存のAirPodsと形状も異なっている。

 

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新型iPhoneに相互ワイヤレス充電機能?使い勝手とポイントを考える

相互ワイヤレス充電

9月10日に発表される新型iPhoneには相互ワイヤレス充電機能が装備されているらしい。相互ワイヤレス充電機能とは、iPhoneをワイヤレス充電するだけではなく、iPhoneをワイヤレス充電器として使える機能だ。SamsungのGalaxy S10などに導入されている。

使い勝手を考えてみます。

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AirPodsの充電は便利?

iPhoneで充電したいデバイスの筆頭にくるのはAirPods。2代目AirPodsはワイヤレス充電機能がついているモデルもある。ケーブルを刺さないで充電できるのは便利だけど、ワイヤレス充電器がひとつしかないとiPhoneをワイヤレス充電しているときは当然AirPodsをワイヤレス充電できない。

AirPodsのためだけにワイヤレス充電器を用意するのも邪魔なので、思ったよりワイヤレス充電の恩恵を蒙ることが少ない。

Galaxy S10でもワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」を充電できることを売りにしている。

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Apple Watchは充電できる?

新型iPhoneはApple Watchをワイヤレス充電できるのか。現在発売されているiPhoneのデバイスで専用の充電器が必要なのはApple Watchしかない。普段もそうだが、旅先に持っていかないといけないのが困る。iPhoneで充電できれば便利だが、Apple WatchはQi充電規格ではないので、通常のワイヤレス充電器では充電できない。

と言っても、全く異なる規格というわけではなく、Apple WatchはQiとほぼ同じ規格で作られているが、充電時に特殊な電波で通信し、専用の充電器でないと充電開始しない仕様になっているらしい。

iPhoneでワイヤレス充電できるようにするためには、この電波を発生する機能を付与する必要があるが、同じApple製品なので、多分できるでしょう。

専用充電器を持ち歩かなくていいので、Apple Watchの充電は是非実現してほしい。Apple Watchの充電器はマグネットタイプになっているが、iPhoneでのワイヤレス充電は多分違うだろう。Apple Watchの背面はつるつるしているので、マグネットがないと充電しているときにずれてしまいそうな気がする。

同時充電にはフラットタイプ

相互ワイヤレス充電機能は、就寝中にiPhoneと他のデバイスを重ねて充電するケースが想定される。デバイスを載せてiPhoneをワイヤレス充電するためには、ワイヤレス充電器はフラットタイプでないとならない。新型iPhoneの相互ワイヤレス充電機能はボディの中央部分だと言われているので、スタンド型だとずれてしまう。

同時ワイヤレス充電はGalaxyでも実現できているので新型iPhoneでも対応してくると思われる。

AirPodsは日常に、Apple Watchは旅先で

AirPodsは就寝中にiPhoneの上に載せて充電できるのは便利そうだ。ワイヤレス充電器をふたつ用意しなくても済む。

Apple Watchは、マグネットがあってずれない付属の専用充電器が充電したほうが通常は良いと思う。基本的に毎日充電が必要なApple Watchは、Apple Watchがずれて充電できないと、日中バッテリー切れを起こしかねない。

ただ、旅先・出張中は専用充電器を持ち歩かなくても済むiPhoneの相互バッテリー機能が活きてくる。

ケーブルを減らすことができる相互ワイヤレス充電機能は使えそうだ(新型iPhoneに採用されるかまだわからないけど)。

 

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Appleの秋イベントは9月10日(日本時間9月11日午前2時)。ロゴとキャッチコピーが意味するものは?

Appleの秋イベントは9月10日

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今年の秋イベントを9月10日(日本時間9月11日2時)に行うとAppleが発表した。今回のキャッチコピーは「By Innovation Only」(「イノベーションによってのみ」という意味?)。

ほぼまったく同じ時期にイベントをAppleが行うようになって、長い年月が経つ。今年も例年同様に新型iPhoneなどの新製品を発表すると思われる。

ロゴが意味するもの

今年のイベントロゴはカラフルだ。5色のAppleマークは、昔懐かしの七色リンゴを思い出す。

最近のカラフルなApple製品といえばiPhone XR。

昨年登場したiPhone XRは、レッド・イエロー・ホワイト・コーラル・ブラック・ブルーの5色だった。今年のロゴも5色で、iPhone XRと異なる色はグリーン、パープル。ホワイトとブラックが入れ替わるのだろうか。

iPhone最初の多色展開モデルだったiPhone 5cにはブラックはなかったし、ブラックはProっぽい色でもあるのでiPhone Pro(iPhone XSの後継だと思われている)の専用色になっておかしくない。

ただ、ホワイトはiPhone 5cにもあるので、消滅するとはちょっと考えづらい。ロゴの背景がホワイトなので、今年のiPhone XR(噂によるとiPhone 11)は6色展開と予想する。

キャッチコピーの意味

イベントのキャッチコピーは、「By Innovation Only」(「イノベーションによってのみ」?)。Appleといえば、イノベーティブな製品を創出する企業だと世間ではイメージされているのに、あえて「Innovation」という文字をキャッチコピーに使ったのはなぜだろう。

今年のイベントでは、新型iPhone、新型Apple Watch、新型iPadとAirPodsが発表されると言われている(iPadとAirPodsは眉唾ものだと思うけど)。

だが、今年はあまり目立ったリークがない。iPhoneはトリプルカメラと双方向ワイヤレス充電機能が目玉なようで、Apple Watchは高級モデルの復活ぐらいしかリークがなく、キャッチコピーとは裏腹にイノベーション感はあまりない。

目玉がないから、あえてイノベーションと標榜したのか、それとも何か隠し玉があるのだろうか。

ルーティンを打ち破れるか?

Appleの秋イベントで、iPhoneとApple Watchがモデルチェンジするのは、もはやルーティンとなっている。iPhoneは隔年でボディが変更されて、合間の年で新機能が付与されてきた。ただ、昨年は目立った新機能がなくiPhoneの性能が頭打ちになった感じもしてきた。

販売を盛り上げなければいけない事情で毎年モデルチェンジをしているが、マンネリ感が強くなってきている。

今年は、そのマンネリを打破できるような製品が発表されるか期待したい。

 

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Alexaに新しいデバイスを追加する方法

Alexaでスマートホーム

筆者宅では、Amazon Echo DotとFire 7が稼働していて、多くの家電を音声でコントロールできるようになっている。eRemoteという赤外線で家電コントロールする機器を利用している。

eRemoeのアプリの「eHome」に家電を追加したあと、Alexaでデバイスを追加して、はじめて音声で操作ができる。

だけど、新しいデバイスを追加する方法をいつも忘れてしまうので、備忘録代わりに書いておきます。

Alexaに新しいデバイスを追加する方法

  1. 「eHome」に新しいデバイスを追加する(詳細はこちら)。他のスマートホームアプリでも同じようにデバイスを追加する

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  2.  アプリ「Amazon Echo」を起動。一番右下の「デバイス」をタップ

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  3.  右上の「+」をタップ

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  4.  「デバイスを追加」をタップ
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  5.  セットアップするデバイスの種類を選択。デバイスを追加したスキルのブランド名をタップ

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  6. 一番下にある 「デバイスを検出」をタップ

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  7. 「 デバイスを検出しています…」のメッセージが表示されるので、しばらく待つ

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これで新しいデバイスが検索される。別段難しいところはないのだけど、迷わせる点がいくつかある。

「デバイス」タブの一番下「スマートホームスキル」をタップしがちだが、これは新規のスキルを追加するところなので、デバイスの追加はできないので注意(自分に対して)。

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9月7日「Apple 丸の内」がオープン。名前とロゴの由来など考察

Apple丸の内

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日本国内9番目の店舗として、「Apple丸の内」が9月7日午前10時にオープンすることが発表された。

場所は東京駅の目の前で、まさに日本の中心だ。

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どうやら、この店舗は日本のApple Storeの「旗艦店」らしい。旗艦店とは、そのエリアの中心となる店舗で、ニューヨークやサンフランシスコに存在する。店舗面積が比較的広く、巨大なビデオウォールが特徴だ。

と言っても、アメリカでは店舗がたくさんあるので、エリアの中心となる旗艦店が必要だが、店舗数が少ない日本では、Apple表参道などの店舗と比べて、Apple丸の内がどれだけ特徴を見いだせるかは不透明だ。

ロゴはやはり路線図

今回の発表を受けて、改めてロゴや名称を確認すると、ロゴは噂通り路線図からインスピレーションを得た模様。Appleが公開したビデオではカラフルな線が上下左右に伸びていて、いかにも路線図っぽい。

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名称は「Apple丸の内」。ひらがなが店舗名にはいるのは初めて。東京駅の目の前だから「Apple東京駅」でも良さそうだけど、町名から「丸の内」となった。

ちなみに「丸の内」の昔の町名は「丸ノ内」だった。その名残で地下鉄は「丸ノ内線」となっている。

東京偏重な配置

「Apple丸の内」は国内9店舗目にあたるが、東京には5店舗目になる。過半数以上のApple Storeが東京に集中することになる。人口比から言っても、東京偏重が気になる。特にApple札幌に続き、Apple仙台一番町と北日本の店舗が相次いで閉店したので、余計に目立つ。

東京駅は全国の鉄道網のターミナル駅でもある。新幹線で東京へ訪れた人、成田エクスプレスで来日した外国人客などにとって、便利な店舗となるだろう。

 

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総務省が楽天モバイルを指導する理由。総務省と楽天モバイルは一蓮托生?

楽天モバイルへ指導

楽天モバイルが4G基地局を予定通り開設するように、総務省が要請した。楽天モバイルは4G携帯サービスの免許を取得し、新サービスを10月に開始する予定だが、準備が大幅に遅れていると言われている。総務省は楽天に「基地局の速やかな設置」「進捗の報告」「サービス開始前にユーザーへ状況を通知」を要請した。

実は、こういった総務省からの要請は今回で3度目。どうして総務省は楽天に対して、何度も要請しているのだろう。

背景を考えてみます。

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総務省と楽天モバイルは一蓮托生?

監督官庁として、計画に遅延があるなら指導勧告を行うのは当然のことだが、ここまで何度も指導するのは異例だ。それだけ計画通りできていないことの証左かもしれない。サービス開始が近づいている現状でもサービスの料金・詳細を楽天は明らかにしていない。

ユーザーが想像していたのと異なり、サービス開始当初は少数のユーザーだけになる可能性も楽天は言及している。

とりあえず発表しておいて、あとは走りながら考えるというのは、いかにも楽天らしいビジネス展開だ。過去もいろいろなサービスがそんな感じで導入されてきた。

とは言え、今回ばかりは総務省は黙っていられなかった。楽天モバイルのサービス開始は総務省にも大きく影響するからだ。

分離プランは楽天モバイルの登場に合わせた?

ご存知のように携帯電話料金の値下げを総務省は主導してきた。かなり強引に大手キャリアの料金プランを変更させてきた。具体的には「わかりづらい料金プランの改訂」「端末販売料金との分離」だ。

実際に携帯電話料金が下がったかと言われれば、家族全員で同じキャリアを使用しているなど、かなり限定されたユーザーだけが大幅値下げを実感できる内容になった。

携帯端末販売と分離することで、新規の携帯電話を買う時に、今までの感覚からすると多額の支出が強いられるようになる(今までも支払ってはいたが、携帯電話サービス料金に含まれていたので見えづらかった)。

これにより新型iPhoneなどの売上が落ちることが予想されており、Appleが反発している。

既存大手キャリアにも、携帯電話メーカーにも恨みを買ってまで、いわゆる「分離プラン」を総務省がすすめてきたのは、楽天モバイルの登場が背景にあったからだ。

楽天モバイルは「第4の携帯電話キャリア」として、従来と比較して格安のサービスを開始すると標榜している。

ところが、いくら格安の料金プランをつくっても、他のキャリアから乗り換えしづらかったら、楽天モバイルのユーザー数は増えず、「第4の携帯電話キャリア」が幻に終わってしまう。

そのためには、キャリア間の乗り換えを阻む「端末の販売料金」込みの料金プランを止めさせる必要があった。従来のプランだと長期間にわたり端末の値引き分が通信料金から引かれる仕組みだったので、途中でプランを解約すると実質違約金が発生した。これではキャリア間の移動がスムーズに行えない。

新しいキャリアが増える機会は、早々ない(現行のような基地局敷設が必要なキャリア開設は、これが最後だろう)。この千載一遇のチャンスをいかすために、総務省は強引に「分離プラン」を推進したわけである。

ここまで援護射撃を行っていたのに、肝心の楽天モバイルの準備状況が滞っている。総務省としては、楽天に騙された感じだろう。

もしも、楽天モバイルが当初の予定通りサービスを開始できなかったり、開始しても十分なサービスを提供できなかったりしたら、強引に「分離プラン」をすすめてきた総務省も批判にさらされることになる。

そんな悪夢のような事態に陥らないために、総務省は楽天に対して何度も指導をしているに違いない。

9月上旬の発表会に注目

楽天はサービスの内容・料金について9月に発表するらしい。サービス開始予定日である10月1日まであと一ヶ月。どういった内容が発表されるか注目される。

 

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新型Apple Watchに指紋認証? Apple Watchの「パスコード問題」は解消される?

Apple Watchのパスコードが面倒くさい

Apple Watchのセキュリティを高めるためにはパスコードを設定する必要がある。4桁の簡単なパスコードかそれ以上の複雑なパスコードを選ぶことができる。

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パスコードなんて、Touch IDとFace IDと進化してきたiPhoneと比べると前近代的な手法だが、Apple WatchにはTouch IDもFace IDも導入されていない。

ただ、Apple Watchには連携するiPhoneのロックが解除されればApple Watchも自動的にアンロックする機能がある。

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ただ、この機能が結構微妙で、説明に記載があるとおり「iPhoneのロックを解除」しないとだめ。iPhoneをアンロック状態で、Apple Watchを装着してもApple Watchのロックは解除されないのだ。その場合は、Apple Watchを装着した状態でiPhoneを一時的にロックさせて再びアンロックする必要がある。とても面倒だけど、それ以外にはApple Watchにパスコードを入力するしかない。

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オフにするとApple Payが使えない

Apple Watchのパスコードをオフにすることもできる。

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ただ、これも問題がある。Apple Payが使えなくなるのだ。Apple PayをApple Watchで使うにはパスコードが必須になる。もちろんSuicaも使用できない。Apple Watchを使う大きなメリットはApple Payなので、Apple Watchのパスコードを設定しないのはありえない。

Touch ID、Face IDの導入は?

近年のApple WatchはiPhoneからの独立を目指してきた。GPS、モバイル通信、App StoreとiPhoneがなくても使用できるようにApple Watchは進化してきた。それなのにロック解除がiPhoneに頼っているのは心もとない。

では、iPhoneに導入されているTouch ID、Face IDの導入はあるのか。こちらはかなり懐疑的だ。Touch IDにはホームボタンのような指を置くスペースが必要だ。ボディが小さいApple Watchの前面にはそのようなスペースがない。Face IDもカメラがないと実現できない。画面内のどの場所でも指紋認証できる技術が発達すれば、いずれApple Watchにも導入される可能性はあるが、まずはiPhoneからだろう。

生体認証は?

身につけるウェアラブルデバイスとしてのApple Watchとしての特性を活かして、指紋以外の生体認証はどうだろう。

実は、いくつかの特許をAppleは申請している。ひとつは静脈認証。赤外線を照射して戻ってくるタイミングで静脈パターンをスキャンする方法だ。人体の静脈パターンは無限に近く、各人が固有のパターンを保有している。三菱UFJ銀行が「てのひら静脈認証」を導入している。

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ただ、これも赤外線を照射するパーツをApple Watchに追加する必要がある。

もうひとつは、肌の肌理(きめ)で認証する方式だ。

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Apple Watchのバンド裏側に配置したカメラで肌の肌理をスキャンする。これも現行Apple Watchにはないカメラを内蔵しなければならない。

いずれも特許申請段階なので、Apple Watchに導入されるかは不明だ。

新型Apple Watchでどうなる?

春に発表されたwatchOS 6でも、Apple Watchのセキュリティーについての言及はなかった。OSのアップデートでなにも発表がないときは、秋に発売する新型のハードウェアに新機能が導入されることが多い。

Apple WatchがiPhoneから独立するためには、Apple Watchのセキュリティ問題の解消は不可欠だ。新型Apple Watchにはなんらかの新しい認証方式が導入される可能性はある。見てきたようにFace IDの導入は難しそうだ。Touch IDもホームボタンのようなスペースはとれそうもない。

ただ、指を置ける平らな部分ならディスプレイ以外にApple Watchにはある。それは側面についているデジタルクラウンの頭の部分だ。従来のホームボタンよりはかなり狭いが、Apple製品には導入されていないだけで、より小型な指紋認証センサーを導入しているケースは他社製品にはある。デジタルクラウンはかなり小さくはあるが、導入できないサイズでもない。

または、指紋認証(ひょっとするとFace ID機能)をモジュール化して提供されるのはどうだろう。

Apple Watch本体ではなくバンドに機能を搭載するアイデアは以前より囁かれている。Apple Watchにない機能のひとつであるカメラもバンドに搭載する噂もある。

指紋認証(またはFace ID)も本体ではなくバンドに搭載して提供されるかもしれない。

 

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Apple Watchにセラミックケースが復活する3つの理由

Apple Watch 5に新しいケース?

9月に発売すると思われるApple Watch series 5(以下、Apple Watch 5)に、セラミックケースとチタニウムケースのモデルがあるとApple関連の予測記事に定評がある9to5macが報じている。現在配布されている「watchOS 6 beta 7」のコードに存在を示す情報があったということだ。

その背景を考えます。

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再び高級路線?

Apple Watchは当初ラグジュアリーモデルが存在し、今では考えられないが、初代には100万円を超えるモデルもあった。2代目以降はスポーツモデルに傾倒するようになり、

高価なモデルは減少していった。セラミックモデルも3代目には存在したが、Apple Watch 4にはなく、高価なバンドを付属したApple Watch HERMES以外のラグジュアリーモデルは消滅した。

ここにきて、ステンレスやスポーツモデルよりも高価になると予想されるセラミックモデル、チタニウムモデルを追加する理由はなんだろう。

 

ひとつは、今年のApple Watch 5には目玉の機能がないと思われることだ。現在出ているApple Watch 5の噂の中で目立った新機能はなく、睡眠トラッキング機能やバッテリーの充実があがっているだけだ。睡眠トラッキング機能はサードパーティ製のアプリが多数存在するし、バッテリーも毎日の充電から逃れられないならあまり意味がない(通常の使用で一日保たないことは少ない)。

昨年大型化したばかりなので、ボディデザインも変更しづらい。そうなると、新しいケースを導入して新鮮味を出そうとしたと考えられる。

 

2つ目の理由は、Appleの高付加価値戦略だ。ここまでずっと伸びてきたApple Watchの売上だが、そろそろ停滞してもおかしくない。身につけるウェアラブルデバイスはスマーフォンよりも使う人を選ぶので、欲しい人にはそろそろ行き渡ってきたと考えられる。

稼ぎ頭であるiPhoneの売上が停滞している中で、Apple Watchも台数が伸び悩んでくると、売上を伸ばすためには値上げか高価なモデルを導入して製品単価を上げる必要がある。

 

もうひとつの理由は、ビジネス向けApple Watchの需要だ。スポーツ路線に傾倒してきたApple Watchだが、街で見てもスーツ姿でもApple Watchを着用している人が増えている。スマホ依存の危険性が叫ばれる中で、iPhoneを見なくても通知を確認できるApple Watchはエクササイズだけではなく、ビジネスシーンでも有効だ。そういった用途のためにオンのスタイルにあうラグジュアリーケースの需要は高いと考えたかもしれない。

Apple Watchは2本を併用することもできるので、今までのスポーツモデルはランニングなどのエクササイズ用に、仕事へ行くときはラグジュアリーモデルと使い分けたい人もいると思われる。

選択肢が増えるのは嬉しいが・・・

モデル数がふえるのは、近年選択肢が狭まっていたApple Watchユーザーにとって朗報だが、多くのユーザーが望んでいるのは暮らしが変わるようなApple Watchの新機能だ。iPhoneもそうだが、今年の新製品は目立った新機能が噂にあがっていない。Appleの情報管理が改善された結果ならよいが、噂通りなら、携帯の販売形態が変わる日本では特にiPhoneの売上は落ちると思われるし、Apple Watchも大きな売上向上にはつながらない可能性が高い。

噂を覆すようなあっと驚く機能を9月の発表会では期待したい。

 

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東京に5つ目のAppleストア「Apple丸の内」が確定。東京駅至近の好立地

Apple丸の内

東京丸の内のビルの一角にアップルロゴが飾られ、「Apple丸の内」の誕生が確定した。

 

外装のデザインが「丸の内」と読めることから、「Apple丸の内」の名称も間違いないと思われる。 

現地は外装工事が終了し、現在は内部工事と店員のトレーニングが行われている模様。 

開店時期はわからないが、昨年のApple京都のように新型iPhone発売前である9月中旬以前の可能性が高い(年内のオープンはAppleが発表している)。

場所は東京駅の斜め向かい、KITTEビルの向かい、丸ビルの隣。文字通りの東京の顔とも言うべきスーパー一等地の1階である。東京駅から地下を通ってもいける。

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Apple川崎は?

Apple丸の内より先に工事を開始していた「Apple川崎」はどうなったのだろう? 工事期間はたっぷりあったので、なんらかの問題が起きたのでなければ、予定通り年内にオープンするだろう。近隣店舗からの応援があるだろうから、同じ関東圏であるApple丸の内との同時オープンの可能性は低いと思われる。

そうなるとクリスマスシーズン前の10月から11月にかけてが有力か。

 

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Apple Watchのバンドに「カメラ」を内蔵すべき5つの理由

Apple Watchにカメラ?

Apple Watchにカメラを内蔵したバンドがでるかもしれない。Appleはすでに特許を申請している。これは非常に良いアイディアだし、Apple Watch普及の起爆剤となるかもしれない。その理由を考えます。

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脱iPhone

近年のApple Watchのテーマは「脱iPhone」だ。GPS、モバイル通信機能、watchOS 6ではApp Storeを導入するなど、iPhoneがなくても単体で使えるようにApple Watchはアップデートしてきた。

その最後のピースが「カメラ」機能だ。iPhoneを携帯せず、Apple Watchだけでいるのはランニングやジムで運動するときが多いだろう。ランニング中、ちょっとした風景を撮りたい時、メモ代わりに写真を取りたい時に「iPhoneがあれば撮影できる」と思ってしまうのが嫌なので、iPhoneを携行することも多い。

バンドに小型カメラが内蔵されれば、iPhoneをもたなくても出かけられる機会が増えるに違いない。

不変のバンド幅

Apple Watchはseries 4ではじめてボディサイズが変わったが、バンドの幅は変わっていない。初代Apple Watchでも新発売のバンドを使うことができる。

バンドにカメラを内蔵すれば、Apple Watchを買い換えることなくカメラを利用できる。

長い買い換えサイクル

統計情報はなかったが、感覚的にApple Watchの買い替えサイクルは長いと思う。特にディスプレイサイズが変更になった現モデルApple Watch series 4は、スマートウォッチとして完成形に近く、大幅なモデルチェンジはかなり先になりそうだ(連続使用時間など課題はあるが、ボディサイズの制約もあり容易に解決できないだろう)。

Apple Watch本体にカメラを内蔵しても、それだけを目的に買い換えるユーザーがどれほどいるだろう。それよりも初代から全員が使える(OSのバージョンによる制限は出てくるかもしれないが)バンドへの内蔵のほうがAppleとしても売りやすい。

脱着の必要性

Apple Watchにカメラを内蔵しないほうが良い理由は他にもある。カメラを脱着できるようにする必要があるからだ。日々の軽いランニングなら良いが、ガチにフルマラソンを走るときなどは持ち物を少しでも軽量化したい。

また、あまりに小さいカメラは盗撮を疑われる危険性もある。そういった場面ではカメラを外せると無難だ。

角度を調整

カメラはレンズを被写体に向けないといけない。当り前のことだが、Apple Watch本体にカメラを内蔵したらどうなるだろう。カメラのレンズを被写体に向けると、ディスプレイの向きも変わってしまう。カメラを被写体に向けながらディスプレイで確認するのに、アングルによってはかなりアクロバティックなポーズをしないと写真が撮影できない。

バンドにカメラが内蔵されていれば、バンドを緩めることで角度を変えることができる。

課題もあるが、ぜひ発売してほしい

盗撮に使われる危険性(または盗撮をしていると思われる危険性)や消費バッテリー時間への影響など課題はあるが、カメラ内蔵バンドをぜひ発売してほしい。

成功すれば、カメラ以外にも増量バッテリーなど様々なオプションバンドを発売することもできるかもしれない。

 

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