小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

最新刊 「最果てキッチン」(ポプラ社) が発売になりました。

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小説

一段落

一段落 10月5日に「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が上梓されてから40日が経ちました。子供の頃からの夢だった書店に自分の本が並ぶ風景も見慣れてきました。この間に、無名の新人小説家の本を手に取ってもらうために、いろいろな活動をしてきま…

どの人称を使っている?

小説を書くときに人称をまず決める必要があります。僕の場合、最近は「三人称一元視点」で書くことが多いです。「三人称一元視点」とは、「僕」「私」ではなく、主人公の名前(「彼」「彼女」でもいいけど)が主語で物語が進行する形態です。著者初の商業出…

「本が売れれば全員幸せになれる」

「本が売れれば全員幸せになれる」このセリフは、編集者の方と話していたときに僕の口から自然に出た言葉でした。 本が売れることで、著者はもちろん、版元、書店、本を楽しんでもらえる読者、本に関係するすべての人が幸せになれるという意味です。 文芸と…

Amazon Kindleで小説が売れる8つの方法

ちょっと書きにくい話 Amazon Kindleで自著が売れる方法を書きたいと思います。このネタはいつか書こうと思っていたのですが、なかなか書きにくいネタでした。というのは、商業デビューしたので、書店で自著の「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」を…

人前で話すコツは「原稿を書かないこと」

会社員時代は、スタッフやお客様の前で話す仕事が度々ありました。講演の依頼もありましたし、結婚式の主賓の挨拶も何十回とやりましたね。小説家になって、大勢の前で話すことは幸いありませんが、取材はいくつかありました。 大勢の人前で話すことは大嫌い…

僕の家には本がなかった

僕が生まれた家には本が一冊もありませんでした。新聞とカレンダーはありましたが、僕が生まれる前に本を読む家族は誰ひとりいませんでした。 僕が生まれてから、もらってきたお古の絵本は増えましたが、新しく本を買ってもらった記憶はほとんどありません。…

受賞作ゼロの新人賞を責められない

某新人賞で受賞作がゼロと発表したことが物議を醸していました。僕も小説の新人賞にずっと投稿し続けていたので、落選した新人賞が該当者なしだと残念に思う気持ちはとてもよくわかります。ただ、新人賞を運営している出版社の方々には頭が上がりません。 小…

マッサージと小説

キーボードの打ちすぎで肩こりがひどくなるとマッサージを受けるようにしています。マッサージを受ける第一の効果はもちろん体が軽くなることですが、僕の場合、小説の執筆にも重要な効果があります。 それは情報を遮断できる効果です。マッサージを受けてい…

酒もタバコもやらない人生

昔、会社の上司に連れて行かれたスナックで、「酒もタバコもやらないの? つまらない人生だね」と言われたことがあります。僕は生涯でタバコを一本も吸ったことがありません。もともと某漫画の影響で味覚を保護したいから吸わないと子供の頃に決めたのですが…

小説家デビューから一ヶ月が経ちました。これまでに学んだことなど

デビュー一ヶ月! 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されて一ヶ月が経ちました。その間、多くの方にご購入いただき、誠にありがとうございます。子供の頃からの夢だった自分の小説が書店に並ぶ光景にも見慣れた一方で、デビュー前にはわか…

リアリティ・ラインは読者との共犯関係

映画を観て気になったこと 先日、ある映画を鑑賞しました。全体的には面白かったけど、観ていながらずっとあることが気になっていました。ネタバレになるので、詳しくは言えないけど、物語のキーになるものの存在意義が最後までわからなかったのです。「えっ…

思考のストレスを減らす方法

GTD 会社員時代、たくさんのビジネス本を読みました。マーケティングやファイナンス、特にマネージャーになった時はマネジメントや組織論の本を片っ端から読み漁りました。その本の中で最も有用的だったのが、「GTD」でした。GTDは、Getting Things Doneの頭…

無名の新人小説家はどこに住むべきか

中核市を選ぼう 朝日新聞の記事にあるように僕は東京生まれで、関東に住んでいる期間が長かったけど、現在は宮崎市に住んでいます。 digital.asahi.com 小説家は毎日出勤するわけじゃないので、勤務地のそばに住む必要がないわけです。編集者の方との打ち合…

僕の校正ルーティン

校正さんはプロフェッショナル 著者初の書籍「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」を上梓する時は、プロの専門家が校正してくれました。ドラマやドキュメンタリーで語られているように、校正の方は本当にプロフェッショナルです。例えば、初夏の神奈…

小説以外は0時間

中学のときに小説家を志してからは、できるだけ小説に時間を費やすようにしてきました。小説を書くのに一番大事なのは、当然執筆することです。小説を作るためには、1文字ずつ積み重ねるしかなく、小説を書きたかったら書く時間を確保することが大事です。ど…

原田ひ香さんとけんごさんの対談イベントに参加してきました

対談「なぜ小説に生きるのか」 宮崎県椎葉村で行われた原田ひ香さんとけんごさんの対談イベントに参加してきました。椎葉村は我が家がある宮崎県内とはいえ、自宅から会場までは自家用車で3時間かかるので、最初は躊躇していたのですが、作家の原田ひ香さん…

走ることについて無名の新人小説家が語ること

一ヶ月に100キロ 僕は一ヶ月100キロ走るようにしています。一日3キロちょっと毎日走れば一ヶ月で100キロになるので、そんなに難しいことではありません(と思います)。(交通事故に遭ったりして)中断したことはあるけど、もう10年以上この生活を続けていま…

Kindleと書籍では読者層が異なる

発売から20日 宝島社文庫「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されてから20日が経ち、いくつか感想をいただきました。この感想がKindle版と違うのが興味深いのでご報告します。 発売から20日 異なる感想 異なる読者層 異なる感想 「ふたりの余…

インタビューを受けるコツはメモを持たないこと

インタビューを受けた 昨日、朝日新聞に僕の記事が掲載されました。 digital.asahi.com ちょっと前にインタビューを受けて、僕の半生や「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」についてしゃべりました(どうでもいいけど、「半生」(はんせい)と「半生…

朝日新聞に紹介されました

朝日新聞に記事 朝日新聞に「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」と著者が紹介されました。朝日新聞朝刊の宮崎版に掲載されて、Web版にもアップされています。僕のプロフィールと小説の内容が書かれています。一般紙なのに人物像だけではなく、小説の…

新人小説家が観てはいけない動画

新人小説家が観てはいけない動画 昨日は、新人小説家が観るべき動画に佐藤青南先生の動画をあげましたが、今日は新人小説家が観てはいけない動画をご紹介します。 それは、こちら。「有隣堂しか知らない世界」の「職業作家の1日ルーティン」です。 有隣堂は…

新人小説家が観るべき動画

少ない小説家のお仕事情報 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」での商業デビューが決まったときに、編集者の方は細かくアドバイスしてくれたので、本を出版するのに困ったことはありませんでしたが、新人小説家としての心構えみたいものまではわか…

2000作の小説を書いた人

「今までに小説を何作書きましたか?」 取材や質問を受けるときに「今までいくつの小説を書きましたか?」と聞かれたら、「2000作品です」と答えたいと思うことがあります(実際に答えたことはありません)。2000作品を書いたというのは冗談ではなく、本当で…

iPhoneで小説を執筆する

iPhoneを使う理由 基本的に毎日小説を作る作業していますが、使用するデバイスは作業の内容によって変えています。 初稿を執筆するときはiPhoneとBluetoothキーボードを合わせて使うことが多いです。ノートPCを持っているのに、どうしてiPhoneの小さい画面で…

小説のネタバレはどこまで許されるのか考える

発売2週間! デビュー作「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されて2週間が経ちました。多くの方が本を手に取っていただいたようで、本当にありがとうございます。 SNSやブログで自著を紹介したいのですが、内容をあまり書いてしまうと興味を…

1900日間ブログを書いて分かったこと

「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」」が発売される数日前から、このnoteを開設しましたが、昨年までは「はてなブログ」にほぼ毎日ブログを投稿していました。その数約1900記事。内容は、ITに関する記事がほとんどです。 会社を辞めてから5年の間、…

新人小説家は次回作になにを書くべきなのか

昨日のnoteに書いたように、新人小説家がやるべきことは「次回作を早く書くこと」だと思います。では、次回作にどのような小説を書くべきなのでしょうか。 デビュー後の2冊目の本は「デビュー作に似たジャンルの作品」を書くパターンが一番多いように思いま…

新人小説家がやるべきたった1つのこと

新人作家がやるべきこと 自分の小説が出版できると決まったときに、新人小説家としてなにをすれば良いのか、なにをしてはいけないのか全くわかりませんでした。小説家は個人事業主です。会社員と異なり、近くに先輩も上司も座っていませんから教えを乞うこと…

お酒を呑まない理由

お酒を呑まない理由 僕はお酒を呑みません。宮崎は焼酎が名物のひとつなのですが、十年住んでも焼酎を舐めたことしかありません。 若いときは先輩から呑まされたことはありましたが、自分から呑んだことはほとんどありません。 お酒が呑まないのは、元々、体…

小説家デビューから10日が経ちました

発売10日目 宝島社文庫「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されて10日が経ちました。多くの方に本をご購入いただいているようで、本当にありがとうございます。書店の店頭に自著が並ぶ光景もようやく見慣れてきました。 一方で、もっと多くの…