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Apple Watchに睡眠管理機能を搭載?噂の真偽を検証。新型Apple Watchに急速充電機能が?

睡眠管理機能を搭載?

今月のイベントでApple Watchに睡眠管理機能を搭載する発表をAppleが行う噂が出ている。睡眠管理機能は、寝ている間のいびきや寝返りなどを測定し、質の高い睡眠ができているか判定する機能だ。ナイトモードと連動して通知をオフにするのはもちろん、目覚ましを振動だけにするなど、睡眠時にApple Watchを装着できる仕組みを整えているらしい。

この噂が本当なのか検証してみます。

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充電問題は?

睡眠を管理する機能は、Fitbitなど他のウェアラブルデバイスの定番機能で、Apple Watchでも外部アプリがいくつもでている。

だが、Apple Watchでは今まで標準機能として睡眠管理機能はなかった。現在のApple Watchのバッテリーは最大18時間しか保たないので、寝ている間に充電するのが基本的な使い方だからだ。

今回、睡眠管理機能を搭載するのは、この充電問題が解決したのだろうか。

ヒントは発表時期

充電問題をどのように解消したかのヒントは、イベントで発表する点にあると思う。噂によると睡眠管理機能は新型だけではなく、旧型のApple Watchでも利用できるそうだ。新しいOSであるwatchOS 6に新機能として搭載されるのだろう。だとしたら、WWDCのwatchOSの発表時に説明すればよかったはずだ。

そうしなかったのは、秋に発表される新型Apple Watchに充電問題を解消する機能を付加しているからだろう。

バッテリー増量や、新しいプロセッサによる省電力化が行われている可能性もあるが、それでもApple Watchのバッテリーが数日保つようになるとは考えられないし、バッテリー使用時間が伸びても、いつかは充電しないといけない。

現在のApple Watchは、100%充電するのに約2時間かかる。この充電時間を短縮できれば、入浴中などちょっとした時間で充電を完了することができる。新しいApple Watchには急速充電機能が搭載されるかもしれない。

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急速充電が目玉?

新型Apple Watchの目玉は急速充電機能の可能性はある。そう言えるのは、新しいiPhoneにはバッテリーシェアリング機能が搭載されるからだ。現状のApple Watchは標準のQi充電ではなく、特殊な電波によって通信できた充電器しか利用できない。

新型iPhoneにも電波を発する装置が搭載される可能性もあるが、この機会にApple Watchの充電方式が変更になる可能性はある。

新型iPhoneのバッテリーシェアリング機能は、iPhone同士の充電も可能で、iPhoneは最大7.5Wで充電できる。Apple Watchのワイヤレス充電のワット数は不明だが、新型Apple Watchは今まで以上の急速充電に対応しているかもしれない。

それによってApple Watchの充電時間が短縮できれば、睡眠管理機能を使えるようになる。

目玉が少ないと言われる新型Apple Watchだが、急速充電機能が搭載されれば、新しいApple Watchの売りになる。

 

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Galaxy S10とiPhone 11 Proを比較。新型iPhoneでAppleが達成すべきこと

新型iPhoneとGalaxy S10を比較

リーク情報が増えている次期iPhoneだが、評判はあまり芳しくない。5Gに非対応、ボディデザインが変わらないと言われているのが、理由のようだ。

昨年発表した現行のフラッグシップモデル「iPhone XS」は、他社の最新モデルに遅れを取っている部分があり、Samsungの最新モデル「Galaxy S10」は、iPhone XSよりも優れている部分が多い。

他社に追いつくために次期iPhoneである「iPhone 11 Pro」が超えなければいけない点を考えてみます。

フレームレスデザイン

Galaxy S10はフレームレスデザインで、ディスプレイ内にカメラが内蔵されている。iPhone Xからはじまったノッチデザインは賛否がわかれているが、iPhone 11 Proでもノッチデザインは継続すると言われている。Face IDのセンサーを内蔵するためにはある程度のスペースを前面に用意する必要があるからだ。

Galaxy S10に追いつくためには、ノッチを排除したいところだが、ディスプレイ内での指紋認証が実現しないと難しいだろう。

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ディスプレイ内指紋認証

Galaxy S10は、ディスプレイ前面の超音波指紋センサーを搭載していて、画面に触れるだけでロックを解除できる。以前は背面にセンサーがあったので、デザインに制約があったが、本モデルからは前面に移動した。

噂では2020年のiPhoneにはディスプレイ内で指紋認証できる「次期Touch ID」が搭載される予定で、iPhone 11 Proでは搭載されない見込み。

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マルチカメラ

Galaxy S10は前面に2つ、背面に3つのカメラを搭載している。背面の3つのカメラは、望遠、広角、超広角にふられている。

iPhone 11 Proも同様に望遠、広角、超広角の3つのカメラを搭載すると言われている。Galaxy S10はカメラが横に3つ並ぶが、iPhone 11 Proはスクエアな部分に3つのカメラを搭載する予想だ。

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パワーシェアリング

Galaxy S10はパワーシェアリング機能があり、他のデバイスにQi充電することができる。iPhone 11 Proも同様にパワーシェアリング機能が内蔵すると言われている。

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バッテリー容量

Galaxy S10のバッテリー容量は約3,300mAh。iPhone 11 Proは、iPhone XSのバッテリー容量より20%増量されて、3,200mAhになると言われている。この噂が事実なら、iPhone 11 ProはGalaxy S10に近いバッテリー容量を内蔵することになる。

Wi-Fi

Galaxy S10は、高速なワイヤレス通信規格「Wi-Fi 6」に対応している。iPhone 11 ProもWi-Fi 6に対応していると言われる。

次期Touch IDが待たれる

まだ登場していないiPhone 11 ProをGalaxy S10と比較してみたが、噂通りならiPhone 11 ProはGalaxy S10のスペックに並びそうだ。

ただ、大きな違いは指紋認証だ。前面ディスプレイで認証できるなら、ノッチをなくすことができる。

噂を覆して、今年モデルに次期Touch IDが搭載されていることを期待したい。

 

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上位版AirPodsは登場?ノイズキャンセリング・防水を搭載?実現可能性を考える

上位版AirPods

今年3年ぶりにモデルチェンジしたばかりのAirPodsに上位版が登場する噂が出ている。9月10日のAppleのイベントで、ノイズキャンセリングと防水機能がついたAirPodsが発表されるというのだ。

信憑性を考察します。

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ノイズキャンセリング搭載できるか?

ノイズキャンセリング機能は最近のイヤホンでは定番の機能だ。Boseは2020年にノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを発売すると発表している。

現在、世界最小のノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンは、SONYの「WF-1000XM3」。大変な人気で店舗によっては品切れとなっている。

AirPodsにノイズキャンセリングを追加できれば、世界最軽量のイヤホンになるが、可能だろうか。2代目AirPodsはマイクも高性能化されているが、WF-1000XM3には2つのマイクを搭載している。

AirPodsのイヤホンは片耳4g、WF-1000XM3は8.5gある。AirPodsの方がダントツに軽いのだ。同じ形状でノイズキャンセリング機能を追加できるか、その性能は定評があるSONYやBOSEに匹敵できるか、ちょっと疑問ではある。

 

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防水は?

上位版AirPodsは防水に対応しているという。ノイズキャンセリング機能と異なり、防水には対応していてもおかしくない。Appleは公言していないが、初代からAirPodsは水に強い。水没してもきちんと使える実験結果がいくつもでている。

防水に対応するメリットも多くある。AirPodsはランニングなどスポーツに使用する人が多い。形状から水泳に使うのはリスクが高いと思うが、Apple Watchが水泳に対応していることを考えると、イヤーフックを併用することでAirPodsが水泳にも使えるかもしれない。

上位版AirPodsでは、防水に対応したときちんと公開する可能性は高い。

ノイズキャンセリング機能がないのに上位版?

ノイズキャンセリング機能が付加できないなら、現行モデル以外に上位版を追加する意味はかなり低い。すでに実現している防水対応ぐらいなら、通常モデルの変更で良い気がする。

本当に上位版がでるなら、ノイズキャンセリング機能に対応している可能性が高い。そのときは、既存のAirPodsと形状も異なっている。

 

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新型iPhoneに相互ワイヤレス充電機能?使い勝手とポイントを考える

相互ワイヤレス充電

9月10日に発表される新型iPhoneには相互ワイヤレス充電機能が装備されているらしい。相互ワイヤレス充電機能とは、iPhoneをワイヤレス充電するだけではなく、iPhoneをワイヤレス充電器として使える機能だ。SamsungのGalaxy S10などに導入されている。

使い勝手を考えてみます。

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AirPodsの充電は便利?

iPhoneで充電したいデバイスの筆頭にくるのはAirPods。2代目AirPodsはワイヤレス充電機能がついているモデルもある。ケーブルを刺さないで充電できるのは便利だけど、ワイヤレス充電器がひとつしかないとiPhoneをワイヤレス充電しているときは当然AirPodsをワイヤレス充電できない。

AirPodsのためだけにワイヤレス充電器を用意するのも邪魔なので、思ったよりワイヤレス充電の恩恵を蒙ることが少ない。

Galaxy S10でもワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」を充電できることを売りにしている。

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Apple Watchは充電できる?

新型iPhoneはApple Watchをワイヤレス充電できるのか。現在発売されているiPhoneのデバイスで専用の充電器が必要なのはApple Watchしかない。普段もそうだが、旅先に持っていかないといけないのが困る。iPhoneで充電できれば便利だが、Apple WatchはQi充電規格ではないので、通常のワイヤレス充電器では充電できない。

と言っても、全く異なる規格というわけではなく、Apple WatchはQiとほぼ同じ規格で作られているが、充電時に特殊な電波で通信し、専用の充電器でないと充電開始しない仕様になっているらしい。

iPhoneでワイヤレス充電できるようにするためには、この電波を発生する機能を付与する必要があるが、同じApple製品なので、多分できるでしょう。

専用充電器を持ち歩かなくていいので、Apple Watchの充電は是非実現してほしい。Apple Watchの充電器はマグネットタイプになっているが、iPhoneでのワイヤレス充電は多分違うだろう。Apple Watchの背面はつるつるしているので、マグネットがないと充電しているときにずれてしまいそうな気がする。

同時充電にはフラットタイプ

相互ワイヤレス充電機能は、就寝中にiPhoneと他のデバイスを重ねて充電するケースが想定される。デバイスを載せてiPhoneをワイヤレス充電するためには、ワイヤレス充電器はフラットタイプでないとならない。新型iPhoneの相互ワイヤレス充電機能はボディの中央部分だと言われているので、スタンド型だとずれてしまう。

同時ワイヤレス充電はGalaxyでも実現できているので新型iPhoneでも対応してくると思われる。

AirPodsは日常に、Apple Watchは旅先で

AirPodsは就寝中にiPhoneの上に載せて充電できるのは便利そうだ。ワイヤレス充電器をふたつ用意しなくても済む。

Apple Watchは、マグネットがあってずれない付属の専用充電器が充電したほうが通常は良いと思う。基本的に毎日充電が必要なApple Watchは、Apple Watchがずれて充電できないと、日中バッテリー切れを起こしかねない。

ただ、旅先・出張中は専用充電器を持ち歩かなくても済むiPhoneの相互バッテリー機能が活きてくる。

ケーブルを減らすことができる相互ワイヤレス充電機能は使えそうだ(新型iPhoneに採用されるかまだわからないけど)。

 

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Appleの秋イベントは9月10日(日本時間9月11日午前2時)。ロゴとキャッチコピーが意味するものは?

Appleの秋イベントは9月10日

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今年の秋イベントを9月10日(日本時間9月11日2時)に行うとAppleが発表した。今回のキャッチコピーは「By Innovation Only」(「イノベーションによってのみ」という意味?)。

ほぼまったく同じ時期にイベントをAppleが行うようになって、長い年月が経つ。今年も例年同様に新型iPhoneなどの新製品を発表すると思われる。

ロゴが意味するもの

今年のイベントロゴはカラフルだ。5色のAppleマークは、昔懐かしの七色リンゴを思い出す。

最近のカラフルなApple製品といえばiPhone XR。

昨年登場したiPhone XRは、レッド・イエロー・ホワイト・コーラル・ブラック・ブルーの5色だった。今年のロゴも5色で、iPhone XRと異なる色はグリーン、パープル。ホワイトとブラックが入れ替わるのだろうか。

iPhone最初の多色展開モデルだったiPhone 5cにはブラックはなかったし、ブラックはProっぽい色でもあるのでiPhone Pro(iPhone XSの後継だと思われている)の専用色になっておかしくない。

ただ、ホワイトはiPhone 5cにもあるので、消滅するとはちょっと考えづらい。ロゴの背景がホワイトなので、今年のiPhone XR(噂によるとiPhone 11)は6色展開と予想する。

キャッチコピーの意味

イベントのキャッチコピーは、「By Innovation Only」(「イノベーションによってのみ」?)。Appleといえば、イノベーティブな製品を創出する企業だと世間ではイメージされているのに、あえて「Innovation」という文字をキャッチコピーに使ったのはなぜだろう。

今年のイベントでは、新型iPhone、新型Apple Watch、新型iPadとAirPodsが発表されると言われている(iPadとAirPodsは眉唾ものだと思うけど)。

だが、今年はあまり目立ったリークがない。iPhoneはトリプルカメラと双方向ワイヤレス充電機能が目玉なようで、Apple Watchは高級モデルの復活ぐらいしかリークがなく、キャッチコピーとは裏腹にイノベーション感はあまりない。

目玉がないから、あえてイノベーションと標榜したのか、それとも何か隠し玉があるのだろうか。

ルーティンを打ち破れるか?

Appleの秋イベントで、iPhoneとApple Watchがモデルチェンジするのは、もはやルーティンとなっている。iPhoneは隔年でボディが変更されて、合間の年で新機能が付与されてきた。ただ、昨年は目立った新機能がなくiPhoneの性能が頭打ちになった感じもしてきた。

販売を盛り上げなければいけない事情で毎年モデルチェンジをしているが、マンネリ感が強くなってきている。

今年は、そのマンネリを打破できるような製品が発表されるか期待したい。

 

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9月7日「Apple 丸の内」がオープン。名前とロゴの由来など考察

Apple丸の内

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日本国内9番目の店舗として、「Apple丸の内」が9月7日午前10時にオープンすることが発表された。

場所は東京駅の目の前で、まさに日本の中心だ。

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どうやら、この店舗は日本のApple Storeの「旗艦店」らしい。旗艦店とは、そのエリアの中心となる店舗で、ニューヨークやサンフランシスコに存在する。店舗面積が比較的広く、巨大なビデオウォールが特徴だ。

と言っても、アメリカでは店舗がたくさんあるので、エリアの中心となる旗艦店が必要だが、店舗数が少ない日本では、Apple表参道などの店舗と比べて、Apple丸の内がどれだけ特徴を見いだせるかは不透明だ。

ロゴはやはり路線図

今回の発表を受けて、改めてロゴや名称を確認すると、ロゴは噂通り路線図からインスピレーションを得た模様。Appleが公開したビデオではカラフルな線が上下左右に伸びていて、いかにも路線図っぽい。

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名称は「Apple丸の内」。ひらがなが店舗名にはいるのは初めて。東京駅の目の前だから「Apple東京駅」でも良さそうだけど、町名から「丸の内」となった。

ちなみに「丸の内」の昔の町名は「丸ノ内」だった。その名残で地下鉄は「丸ノ内線」となっている。

東京偏重な配置

「Apple丸の内」は国内9店舗目にあたるが、東京には5店舗目になる。過半数以上のApple Storeが東京に集中することになる。人口比から言っても、東京偏重が気になる。特にApple札幌に続き、Apple仙台一番町と北日本の店舗が相次いで閉店したので、余計に目立つ。

東京駅は全国の鉄道網のターミナル駅でもある。新幹線で東京へ訪れた人、成田エクスプレスで来日した外国人客などにとって、便利な店舗となるだろう。

 

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新型Apple Watchに指紋認証? Apple Watchの「パスコード問題」は解消される?

Apple Watchのパスコードが面倒くさい

Apple Watchのセキュリティを高めるためにはパスコードを設定する必要がある。4桁の簡単なパスコードかそれ以上の複雑なパスコードを選ぶことができる。

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パスコードなんて、Touch IDとFace IDと進化してきたiPhoneと比べると前近代的な手法だが、Apple WatchにはTouch IDもFace IDも導入されていない。

ただ、Apple Watchには連携するiPhoneのロックが解除されればApple Watchも自動的にアンロックする機能がある。

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ただ、この機能が結構微妙で、説明に記載があるとおり「iPhoneのロックを解除」しないとだめ。iPhoneをアンロック状態で、Apple Watchを装着してもApple Watchのロックは解除されないのだ。その場合は、Apple Watchを装着した状態でiPhoneを一時的にロックさせて再びアンロックする必要がある。とても面倒だけど、それ以外にはApple Watchにパスコードを入力するしかない。

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オフにするとApple Payが使えない

Apple Watchのパスコードをオフにすることもできる。

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ただ、これも問題がある。Apple Payが使えなくなるのだ。Apple PayをApple Watchで使うにはパスコードが必須になる。もちろんSuicaも使用できない。Apple Watchを使う大きなメリットはApple Payなので、Apple Watchのパスコードを設定しないのはありえない。

Touch ID、Face IDの導入は?

近年のApple WatchはiPhoneからの独立を目指してきた。GPS、モバイル通信、App StoreとiPhoneがなくても使用できるようにApple Watchは進化してきた。それなのにロック解除がiPhoneに頼っているのは心もとない。

では、iPhoneに導入されているTouch ID、Face IDの導入はあるのか。こちらはかなり懐疑的だ。Touch IDにはホームボタンのような指を置くスペースが必要だ。ボディが小さいApple Watchの前面にはそのようなスペースがない。Face IDもカメラがないと実現できない。画面内のどの場所でも指紋認証できる技術が発達すれば、いずれApple Watchにも導入される可能性はあるが、まずはiPhoneからだろう。

生体認証は?

身につけるウェアラブルデバイスとしてのApple Watchとしての特性を活かして、指紋以外の生体認証はどうだろう。

実は、いくつかの特許をAppleは申請している。ひとつは静脈認証。赤外線を照射して戻ってくるタイミングで静脈パターンをスキャンする方法だ。人体の静脈パターンは無限に近く、各人が固有のパターンを保有している。三菱UFJ銀行が「てのひら静脈認証」を導入している。

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ただ、これも赤外線を照射するパーツをApple Watchに追加する必要がある。

もうひとつは、肌の肌理(きめ)で認証する方式だ。

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Apple Watchのバンド裏側に配置したカメラで肌の肌理をスキャンする。これも現行Apple Watchにはないカメラを内蔵しなければならない。

いずれも特許申請段階なので、Apple Watchに導入されるかは不明だ。

新型Apple Watchでどうなる?

春に発表されたwatchOS 6でも、Apple Watchのセキュリティーについての言及はなかった。OSのアップデートでなにも発表がないときは、秋に発売する新型のハードウェアに新機能が導入されることが多い。

Apple WatchがiPhoneから独立するためには、Apple Watchのセキュリティ問題の解消は不可欠だ。新型Apple Watchにはなんらかの新しい認証方式が導入される可能性はある。見てきたようにFace IDの導入は難しそうだ。Touch IDもホームボタンのようなスペースはとれそうもない。

ただ、指を置ける平らな部分ならディスプレイ以外にApple Watchにはある。それは側面についているデジタルクラウンの頭の部分だ。従来のホームボタンよりはかなり狭いが、Apple製品には導入されていないだけで、より小型な指紋認証センサーを導入しているケースは他社製品にはある。デジタルクラウンはかなり小さくはあるが、導入できないサイズでもない。

または、指紋認証(ひょっとするとFace ID機能)をモジュール化して提供されるのはどうだろう。

Apple Watch本体ではなくバンドに機能を搭載するアイデアは以前より囁かれている。Apple Watchにない機能のひとつであるカメラもバンドに搭載する噂もある。

指紋認証(またはFace ID)も本体ではなくバンドに搭載して提供されるかもしれない。

 

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Apple Watchにセラミックケースが復活する3つの理由

Apple Watch 5に新しいケース?

9月に発売すると思われるApple Watch series 5(以下、Apple Watch 5)に、セラミックケースとチタニウムケースのモデルがあるとApple関連の予測記事に定評がある9to5macが報じている。現在配布されている「watchOS 6 beta 7」のコードに存在を示す情報があったということだ。

その背景を考えます。

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再び高級路線?

Apple Watchは当初ラグジュアリーモデルが存在し、今では考えられないが、初代には100万円を超えるモデルもあった。2代目以降はスポーツモデルに傾倒するようになり、

高価なモデルは減少していった。セラミックモデルも3代目には存在したが、Apple Watch 4にはなく、高価なバンドを付属したApple Watch HERMES以外のラグジュアリーモデルは消滅した。

ここにきて、ステンレスやスポーツモデルよりも高価になると予想されるセラミックモデル、チタニウムモデルを追加する理由はなんだろう。

 

ひとつは、今年のApple Watch 5には目玉の機能がないと思われることだ。現在出ているApple Watch 5の噂の中で目立った新機能はなく、睡眠トラッキング機能やバッテリーの充実があがっているだけだ。睡眠トラッキング機能はサードパーティ製のアプリが多数存在するし、バッテリーも毎日の充電から逃れられないならあまり意味がない(通常の使用で一日保たないことは少ない)。

昨年大型化したばかりなので、ボディデザインも変更しづらい。そうなると、新しいケースを導入して新鮮味を出そうとしたと考えられる。

 

2つ目の理由は、Appleの高付加価値戦略だ。ここまでずっと伸びてきたApple Watchの売上だが、そろそろ停滞してもおかしくない。身につけるウェアラブルデバイスはスマーフォンよりも使う人を選ぶので、欲しい人にはそろそろ行き渡ってきたと考えられる。

稼ぎ頭であるiPhoneの売上が停滞している中で、Apple Watchも台数が伸び悩んでくると、売上を伸ばすためには値上げか高価なモデルを導入して製品単価を上げる必要がある。

 

もうひとつの理由は、ビジネス向けApple Watchの需要だ。スポーツ路線に傾倒してきたApple Watchだが、街で見てもスーツ姿でもApple Watchを着用している人が増えている。スマホ依存の危険性が叫ばれる中で、iPhoneを見なくても通知を確認できるApple Watchはエクササイズだけではなく、ビジネスシーンでも有効だ。そういった用途のためにオンのスタイルにあうラグジュアリーケースの需要は高いと考えたかもしれない。

Apple Watchは2本を併用することもできるので、今までのスポーツモデルはランニングなどのエクササイズ用に、仕事へ行くときはラグジュアリーモデルと使い分けたい人もいると思われる。

選択肢が増えるのは嬉しいが・・・

モデル数がふえるのは、近年選択肢が狭まっていたApple Watchユーザーにとって朗報だが、多くのユーザーが望んでいるのは暮らしが変わるようなApple Watchの新機能だ。iPhoneもそうだが、今年の新製品は目立った新機能が噂にあがっていない。Appleの情報管理が改善された結果ならよいが、噂通りなら、携帯の販売形態が変わる日本では特にiPhoneの売上は落ちると思われるし、Apple Watchも大きな売上向上にはつながらない可能性が高い。

噂を覆すようなあっと驚く機能を9月の発表会では期待したい。

 

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東京に5つ目のAppleストア「Apple丸の内」が確定。東京駅至近の好立地

Apple丸の内

東京丸の内のビルの一角にアップルロゴが飾られ、「Apple丸の内」の誕生が確定した。

 

外装のデザインが「丸の内」と読めることから、「Apple丸の内」の名称も間違いないと思われる。 

現地は外装工事が終了し、現在は内部工事と店員のトレーニングが行われている模様。 

開店時期はわからないが、昨年のApple京都のように新型iPhone発売前である9月中旬以前の可能性が高い(年内のオープンはAppleが発表している)。

場所は東京駅の斜め向かい、KITTEビルの向かい、丸ビルの隣。文字通りの東京の顔とも言うべきスーパー一等地の1階である。東京駅から地下を通ってもいける。

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Apple川崎は?

Apple丸の内より先に工事を開始していた「Apple川崎」はどうなったのだろう? 工事期間はたっぷりあったので、なんらかの問題が起きたのでなければ、予定通り年内にオープンするだろう。近隣店舗からの応援があるだろうから、同じ関東圏であるApple丸の内との同時オープンの可能性は低いと思われる。

そうなるとクリスマスシーズン前の10月から11月にかけてが有力か。

 

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Apple Watchのバンドに「カメラ」を内蔵すべき5つの理由

Apple Watchにカメラ?

Apple Watchにカメラを内蔵したバンドがでるかもしれない。Appleはすでに特許を申請している。これは非常に良いアイディアだし、Apple Watch普及の起爆剤となるかもしれない。その理由を考えます。

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脱iPhone

近年のApple Watchのテーマは「脱iPhone」だ。GPS、モバイル通信機能、watchOS 6ではApp Storeを導入するなど、iPhoneがなくても単体で使えるようにApple Watchはアップデートしてきた。

その最後のピースが「カメラ」機能だ。iPhoneを携帯せず、Apple Watchだけでいるのはランニングやジムで運動するときが多いだろう。ランニング中、ちょっとした風景を撮りたい時、メモ代わりに写真を取りたい時に「iPhoneがあれば撮影できる」と思ってしまうのが嫌なので、iPhoneを携行することも多い。

バンドに小型カメラが内蔵されれば、iPhoneをもたなくても出かけられる機会が増えるに違いない。

不変のバンド幅

Apple Watchはseries 4ではじめてボディサイズが変わったが、バンドの幅は変わっていない。初代Apple Watchでも新発売のバンドを使うことができる。

バンドにカメラを内蔵すれば、Apple Watchを買い換えることなくカメラを利用できる。

長い買い換えサイクル

統計情報はなかったが、感覚的にApple Watchの買い替えサイクルは長いと思う。特にディスプレイサイズが変更になった現モデルApple Watch series 4は、スマートウォッチとして完成形に近く、大幅なモデルチェンジはかなり先になりそうだ(連続使用時間など課題はあるが、ボディサイズの制約もあり容易に解決できないだろう)。

Apple Watch本体にカメラを内蔵しても、それだけを目的に買い換えるユーザーがどれほどいるだろう。それよりも初代から全員が使える(OSのバージョンによる制限は出てくるかもしれないが)バンドへの内蔵のほうがAppleとしても売りやすい。

脱着の必要性

Apple Watchにカメラを内蔵しないほうが良い理由は他にもある。カメラを脱着できるようにする必要があるからだ。日々の軽いランニングなら良いが、ガチにフルマラソンを走るときなどは持ち物を少しでも軽量化したい。

また、あまりに小さいカメラは盗撮を疑われる危険性もある。そういった場面ではカメラを外せると無難だ。

角度を調整

カメラはレンズを被写体に向けないといけない。当り前のことだが、Apple Watch本体にカメラを内蔵したらどうなるだろう。カメラのレンズを被写体に向けると、ディスプレイの向きも変わってしまう。カメラを被写体に向けながらディスプレイで確認するのに、アングルによってはかなりアクロバティックなポーズをしないと写真が撮影できない。

バンドにカメラが内蔵されていれば、バンドを緩めることで角度を変えることができる。

課題もあるが、ぜひ発売してほしい

盗撮に使われる危険性(または盗撮をしていると思われる危険性)や消費バッテリー時間への影響など課題はあるが、カメラ内蔵バンドをぜひ発売してほしい。

成功すれば、カメラ以外にも増量バッテリーなど様々なオプションバンドを発売することもできるかもしれない。

 

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Apple Watchでマンションエントランスのオートロックを開ける方法

スマートホームを目指す

スマートロック「Qrio Lock」を導入し、マンションの部屋の鍵はApple Watchで開くようになった。

ところが、マンション住まいの場合、エントランスがオートロックになっている物件が多い。物理的な鍵で開けるタイプは仕方がないが、オートロックの中には鍵をエントランスのセンサーに近づけるだけで自動ドアが開くようになっているタイプがある。

カードタイプもあるが、美和ロックの「ノンタッチキーシリーズ」なら、電磁誘導波で通信できる電磁石が鍵に内蔵されている。この電磁石があれば、鍵がなくてもオートロックを開けることができる。

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電磁石を取り外す

このタイプの鍵はネジを1本取るとカバーが外れて、電磁石が現れる。思ったよりも小さいのがわかる。

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Apple Watchと比べると、こんなに小さい。

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この電磁石をApple Watchと一緒に持ち歩ければ、Apple Watchでエントランスのオートロックを解除できる。といっても、もしこの電磁石を落としてしまうとマンションに入れなくなってしまうので慎重に身につける必要がある。

そこで、Apple Watchのスポーツループバンドを用いる。スポーツループバンドはマジックテープなので、電磁石を固定するのに便利だし、取り外しも容易だ。

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百均で購入したマジックテープを使う。短く切って、両面テープで電磁石とマジックテープをくっつける。使用する両面テープは厚みのある粘着力が高いタイプが良い。両面テープも百均。

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電磁石がついたマジックテープをスポーツループバンドに取り付ける。スポーツループバンドの先端が電磁石を巻きつく箇所に取り付けると、落としづらいし、見た目も良い。

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これでApple Watchをエントランスにかざすだけで、オートロックの自動ドアをあけることができる。材料費はわずか200円。

「Apple Wartchのみで外出」を実現

これで、エントランスもマンションの部屋もApple Watchだけで鍵をあけることができるようになったので、Apple Watchだけを身に着けて外出することもできるようになった。買い物もApple Payで支払えば財布も不要だ。

物を持ちたくないランニング時は、特に便利だ。

気になった方は、自己責任で試してみてください。

 

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日本版HomePod登場しても、やっぱりHomePodがスマートスピーカーではない理由

日本版HomePod登場

この夏、HomePodが日本に登場する。米国本土より約1年半遅れての登場だ。各メディアに体験レポートが掲載されている。以前から指摘しているように、やっぱりHomePodは、AlexaやGoogle Homeとは異なりスマートスピーカーではなく、Appleデバイス専用のワイヤレススピーカーだと思う。

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Siriはおまけ

HomePodが登場したのは1年半前。Alexaなどのスマートスピーカーが流行りはじめていた時期で、当時でもHomePodはスマートスピーカーとして周回遅れの評価だった。

あれから1年半経過して、スマートスピーカーとしてのHomePodの性能は、AlexaとGoogle Homeとの差が広がるばかり。

Alexaは、各企業・個人が付与できる「スキル」が充実し、対応した家電も急速に増えてきている。

一方でAppleのボイスアシスタントである「Siri」には「スキル」のような機能付与は実装されておらず、進化しているのかどうかわかりづらい。Appleのスマート家電向け機能「HomeKit」に対応した家電もあまり増えていない。

Appleはプライバシーの観点から音声情報を個人情報と紐付けて解析をしていないのが影響しているのか、Siriの性能はAlexa・Google Homeの後塵を拝している。

だが、HomePodにとって、Siriは主要な機能ではない。ワイヤレススピーカーを便利に使用するために音声で操作できるようにしているだけだ。

ボイスアシスタントがメインのスマートスピーカーとは大きく異なる。

Apple製品専用

HomePodはiPhoneなどのiOSデバイスがないとセットアップが出来ない。Apple TVがあっても、Macがあっても、セットアップが出来ない。対応しているサービスもApple Musicだけで、Spotifyなどの他社のサービスに対応していない。

iOS・MacからはAirPlayでHomePodへ音声を飛ばすことができるが、いちいち行うのは面倒くさい。Siriで命令できれば、まだ便利だが、それもできない。

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音質はすばらしいらしい

体験レポートを読むと、音質はかなり良いらしい。特に2台設置すると、ステレオで再生できて、ちょっとしたオーディオシステムと比べて遜色ないそうだ。

ただ、価格は32,800円。2台設置すれば、65,600円。これぐらいの金額なら、本格的なオーディオシステムも購入検討に入ってくる。

Apple製品専用ワイヤレススピーカー

スマートスピーカーとしてAlexaなどと比較されがちなHomePodだが、HomePodの本質は「Apple製品専用ワイヤレススピーカー」だ。

iOSデバイスでセットアップして、Apple Musicを快適に楽しむのがHomePodの適切な使い方だ。

 

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次期iPhoneの名称を考えてみる。やはりiPhone Ⅺ?

iPhoneの命名規則

iPhoneの名称は法則性がある。「iPhone + 数字」の翌年が「iPhone + 数字 + S」というのが続いてきた。「iPhone + 数字」の時はボディデザインが変更になり、「iPhone + 数字 + S」の時に新しい機能が加わる。

法則が崩れたのは、「iPhone 7」の翌年だ。本来なら「iPhone 7S」が出る年に、「iPhone X」と「iPhone 8」が登場した。「iPhone X」と「iPhone 8」もデザインが大幅に変更したので、ナンバリングの変更は妥当ではある。

標準モデルよりも大型化して機能が追加された場合は「Plus」がつく。たとえば「iPhone 8 Plus」は「iPhone 8」にはないデュアルカメラが内蔵されていた。

昨年は「Plus」モデルはなく、「iPhone XS MAX」と「MAX」がついたが、これは大型化しただけで、新機能が付与されていないからだ。

昨年は「iPhone XR」も登場した。iPhone史上初めてついた「R」は様々な意味があるとAppleは説明するが、シングルカメラ、液晶ディスプレイなことを考えると、「廉価版」の意味が一番強いように思う。

まとめると、こんな感じ。

  • 「iPhone + 数字」・・・標準モデル。ボディデザインが変更になると数字が変わる
  • 「S」・・・新機能を付与
  • 「Plus」・・・大型ディスプレイ + 新機能
  • 「MAX」・・・大型ディスプレイのみ
  • 「R」・・・廉価版

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今年のiPhoneの名称は?

今秋登場する次期iPhoneは昨年と同様に3タイプと言われている。昨年の「iPhone XS」「iPhone XS MAX」「iPhone XR」の後継機が登場すると思われる。

過去の命名法則どおりだとすると、「iPhone 11」「iPhone 11 MAX」「iPhone11R」となるはずだが、ナンバリングが変わるときはボディデザインが変わるときだ。

今でている噂だと、次期iPhoneはトリプルカメラを内蔵するが、ボディデザインは大きく変更されていないようだ。

というか、「iPhone X」以降はフルディスプレイなので、これ以上ボディデザインをいじるのが難しくなってきている。

正面はベゼルレスでもう変更する余地がない、背面はワイヤレス充電に対応するために材質を変更しづらい、ボディサイズもMAXとRモデルがあるので大型化しづらい。

ボディデザインが変更できないとなると、過去の命名規則がそのまま通用しないかもしれない。

それでも、ナンバリングをやめるわけにはいかないだろう。ナンバリングしているモデルはAppleの中ではiPhoneだけだ。iPadもMacもナンバリングはない。

ただ、ナンバリングをやめるなら、十周年モデルだった「iPhone X」のときだったろう。たとえば「iPhone Pro」みたいな名称にして、今後はiPhone Pro (2019年モデル)のようにする手もあったと思う。

あの時点で変わらなかったので、今後もナンバリングは続くと思われる。

ローマ数字になった「iPhone X」の次は「iPhone Ⅺ」となると予想する。

というわけで、次期モデルの名称は、こちら。

  • iPhone Ⅺ
  • iPhone Ⅺ MAX
  • iPhone Ⅺ R

あまりおもしろくないですけど、たぶん、こうでしょう。

 

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Apple表参道がリニューアル工事。新しいロゴが示すのは本当に川崎と丸の内の新店か?

Apple表参道のリニューアル工事

Apple表参道がリニューアル工事に入った。店舗はすでに囲いで覆われ、工事中は地下1階だけで営業している。

Apple新宿やリニューアルしたApple渋谷で導入されたような「次世代Apple Store」と言われる巨大ディスプレイを導入した店舗に変更されるのだろう。

このロゴは表参道のケヤキ並木をモチーフにしたロゴでApple表参道オープン前の告知前にも同じようなロゴが使われていた。

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2つのロゴは川崎と丸の内?

Apple表参道リニューアル工事の告知と同時に、新たな予告ロゴが2つ登場した。

ひとつは、カラフルな複数の線で構成されたAppleロゴ、もうひとつは黒を基調としたストライプのロゴ。

2019年予定とあるので、年内に2店舗オープンするということだろう。

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 今年オープンすると言われているのは川崎と丸の内の店舗だ。特に川崎はラゾーナ川崎の空き店舗で昨年からずっと工事が進んでいる。店員募集の情報もでているので、間違いないと思われる。

しかし、今回の予告ロゴと川崎という街のリンクがよくわからない。カラフルなロゴは、鉄道路線のようにも見えるが、川崎には地下鉄がなく、この色のような豊富な路線は走っていない。丸の内店は東京駅に近く、東京駅にはたくさんの路線が乗り入れている。外側のピンクは京葉線、オレンジは東海道本線、緑色は山手線、水色は京浜東北線だろうか。

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新しい予告ロゴと東京駅の路線図

もうひとつの黒いロゴが川崎の店舗だとすると、何を意味しているのだろう。川崎と言えば臨海部の工場が有名で、夜景見学ツアーも人気だ。このロゴは工場の灯りのようにも見える。

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あと5ヶ月で2店舗のオープン?

今年もあと5ヶ月。5ヶ月で2店舗のオープンは忙しくもあるが、Apple新宿とApple京都がオープンした間隔は4ヶ月なので、そこまで異例でもない。

気になるのは川崎と丸の内の新店舗が事実なら、首都圏偏重が加速することだ。Apple札幌が2016年に、Apple仙台が2019年1月に閉店になっている。関東以北にはApple Storeが一店舗もない状態が続いている。Apple福岡は移転すると噂されているが、閉店の可能性だってありえる。

人口比で考えると首都圏の出店は妥当ではあるが、アメリカ本国やイギリスでは小さな街にもApple Storeはある。日本の地方にも出店してほしいものだ。

 

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Appleの好決算の背後に潜むリスクは中国と新サービス

AppleのQ3決算

AppleのQ3の決算は、全体の売上は前年同期比で2%増の好決算だった。

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スマートフォンの販売停滞によりiPhoneの売上は10%減少したが、Apple Watchなどのアクセサリ部門とサービス部門が大幅に伸びて、その穴を埋めた。

その結果、全体の売上に対するiPhoneが占める割合は7年ぶりに50%を下回った。

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潜在しているリスク

iPhone頼りの経営から脱却しつつあるように見えるが、気になる点もある。ひとつは、中国市場。今回は4%減少と前期の22%減から大幅に改善しているが、売上を牽引する力強さの復活にはまだ時間がかかる見込みだ。中国の景気減速、米中の貿易交渉の進展も不透明だ。

もうひとつは、サービス部門。Apple Musicなど既存サービスは伸びているが、減速してきている。Netflixの停滞にもみられるように、動画配信サービス市場も飽和状態になりつつある。競争が激しくなれば、値下げ競争もはじまる。

いくらAppleブランドが強力とはいえ、コンテンツが同じならインターフェイスと価格しか差別化できない。Appleのレンタル映画料金は、他のサービスより割高だ。

この秋にはじまる新サービス「Apple TV+」では、自社制作の映画の出来と価格に注目が集まる。

ここで失敗するとiPhoneの穴をサービスで埋めるAppleの戦略に黄信号が灯る。特に今年のiPhoneは前モデルとあまり変わらず、2020年モデルで刷新すると言われていて、販売がさらに落ち込むリスクもある。

 

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