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Apple Watch 4の100日使用レビュー。買い替えのポイントは新文字盤インフォグラフ

Apple Watch 4発売から100日

2015年5月から使い続けているApple Watchを毎年買い替えてきて、昨年はApple Watch series 4(以下、Apple Watch 4)を購入した。購入してからほぼ毎日身につけて、はや100日。100日経過して気づいた点を書いておきます。

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大画面は慣れる

Apple Watch 4の最も大きな特徴は大画面。3年の間、画面サイズはずっと変わらなかったので、待望の大画面化だった。大画面になったことにより、ランニング時などの視認性が高まる一方、サイズが大きくなることにより邪魔になるかと思ったが、使い始めて一週間で気にならなくなった。

Apple Watch 3と比較すれば確かに画面が大きいとわかるが、単体で使っていると気にならない。これはiPhoneのサイズアップと似ている。iPhoneはサイズアップを何度か繰り返しているが、新しいサイズのiPhoneに慣れるたあとに、以前のiPhoneの画面を見ると異常に小さく感じる。

今回の大画面化はベゼルが細くなっているので、ボデイ全体は2mm程度しか大きくなっていない。装着しているときの違和感はなかった。ボデイは薄くなったので、シャツの袖に引っかかることも減った気がする。

左がApple Watch 4、右がApple Watch 3

新文字盤が便利

大画面化に伴いApple Watch 4専用の文字盤「インフォグラフ」が追加された。

情報量が多く、スケジュールの詳細が参照できるので、Apple Watchに買い換えてからこの文字盤ばかり使っている。Apple Watch最多の8種類のコンプリケーションを設置できるので、ショートカット代わりに他の文字盤を併用することもなくなった。

筆者の場合、この「インフォグラフ」をつかえることがApple Watch 4に買い換えた最大のメリットになった。

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安定した挙動

筆者の使い方ではApple Watch 3まではOSやアプリが何度か落ちることがあった。特にサードパーティ製のアプリを使っているときは、アプリとOSのどちらが悪いかわからないが、突然アプリが落ちることが多かった。

watchOS 5が安定したのか、CPU・メモリが強化されたからか、Apple Watch 4に代えてからアプリが突然落ちることは激減した。

キビキビした動作

64ビットデュアルコア「S4」プロセッサのおかげで、動作がキビキビするようになった。今までのモデルはアプリの起動も遅く、どこかもっさりしていたが、Apple Watch 4になって、iPhoneに近い感覚で操作できるようになった。

最近のiPhoneは買い替えても動作が速くなった感触を得られづらいが、Apple Watch 4は確実にわかる。特に初代Apple Watch、Apple Watch 2から買い換える人は速さが顕著に実感できると思う。

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転倒検出? 新型心拍センサー?

Apple Watch 4の大きな特徴のひとつが、ヘルスケア関連の強化だが、使用していて実感することはない。転倒検出は転ばないと作動しないし、心電図の作成は日本では使えない。まあ、いざというときのためにある機能なので、使わなければそれに越したことはないのですが。

概ね満足だが、Apple Watch 3の買い換えは・・・

100日使ってみて、新型文字盤「インフォグラフ」を使えるので筆者としては買い替えて良かったと思っている。逆に言うと、インフォグラフにメリットを見いだせない人は買い換えなくても良いと思う。特に性能差が小さいApple Watch 3からの買い替えは熟慮が必要だろう。

逆に初代Apple Watchを買ったが、動作が遅く安定しないという理由で使うのを辞めてしまった人はApple Watch 4に買い換えてもう一度試してみるのは良いと思う。4年前と比べると十分に使えるようになったApple Watchを体験できるはずだ。