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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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Nintendo Switchに対抗するためにソニーが行うべきこと

任天堂はSwitchの予約台数についてコメントを差し控えているので、どれだけ売れているか不明だが、既存のゲーム業界に影響を与えることは間違いない。

www.nikkei.com

もっとも影響を受けるのはソニーだ。据置機としてはPS4、携帯機としてはPS Vitaとバッティングする。Switch発売に当たり、ソニーはどのように対抗すべきだろう。

PS Vitaを値下げ

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PS Vitaはかなり息の長いプロダクトになっていて、一般顧客の印象は薄くなってきているが、今でも週間10,000台前後日本では販売している。海外では携帯機が受け入れられていないのとスマホに押されて低迷しているが、国内ではまだまだ伸ばす余地がある。2015年秋に18,980円に値下げしてから、1年半経過している。そろそろ14,980円に値下げしても良い時期だ。

Switchは据置機のゲームを携帯できる点が長所になっている。PS Vitaなら基本性能は3DSより高いし、PS4があればリモートプレイができるので自宅のテレビを使わなくてもプレイできる。Wi-Fi環境が拡大している今なら宅外でもプレイできる機会が多いだろう。好調のPS4とあわせてPS Vitaを購入すれば、Switchの利点を潰すことができる。

 モモが主役のゲーム

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任天堂の強さはハードの性能ではなく、ソフト開発力にある。スマブラやマリオカートなど定番ゲームや緻密に設計されたゲームは任天堂の大きなアドバテージだった。だが、HD以降は自社のソフト開発力がトレンドに追いついておらずスプラトゥーンなど少数を除き、ハードを支えるほどのゲームを開発できていない。Wii U不振の大きな原因である。

ソフト開発力が落ちても、キャラクターは残っている。マリオやポケモンなど豊富なキャラクター資産を使い、他社開発なら平凡な内容でもキャラクターで魅力あるゲームに見せている面が任天堂のゲームにはある。

ソニーはブランドイメージもあり、キャラクター戦略が弱い。本格ゲーマー向けにシフトしているPS4にとってキャラクターは無用かもしれないが、Switchの快走を防ぐために念のため、ここもつぶしておこう。

ソニーのキャラクターといえば、PostPetで一世を風靡したモモだろう。モモなどのPostPetファミリーをつかったゲームを投入し、ライト層へも入り込もう。

 

おまけ:PSクラシックミニを販売しよう

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/95/PSX-Console-wController.png/1920px-PSX-Console-wController.png

 

Switch阻止とは直接関係しないが、ファミコンクラシックミニの成功は任天堂がまだまだ健在なことを示した。ここでPSクラシックミニを販売して、家庭用ゲーム業界を全方位カバーしてしまおう。任天堂の初期ゲームより押しは弱いかもしれないが、パラッパラッパーやバイオハザード、ぷよぷよなど今でも遊びたくなるゲームは多い。販売すればファミコンミニに負けないヒットになるだろう。

 

ソニー視点でSwitch対抗策をいろいろ考えてみたが、空想めいたことばかりで、効果的なアクションはあまり思い浮かばなかった。ソニーのゲーム戦略とSwitchがめざす場所が大きく重複しないからだろう。ソニーはハイエンドの領域、Switchはハイエンドとスマホの中間を目指している。

そこはがだれもいない空白地帯なのか、そもそも両方に押されてそんな地帯は存在しないのか、Switchの成否はそこに懸かっている。