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ポストPCの行方

世界最大規模のモバイル展示会であるMWCでGalaxy S9/S9+が発表された。

japanese.engadget.com 内容はSoCやカメラなどの正常進化であり、新機能は顔認証などiPhone Xの後追いのところが多く、あまり記載するところはないが、注目は周辺機器だ。

pc.watch.impress.co.jpポストPC

前機種からサムソンはスマホのドッキングステーション『DeX Station』を出していたが、今回より使いやすく改良した『DeX Pad』を発表した。

109.99ドル(日本円で約11,000円)と価格も戦略的で、普及させたいサムソンの意欲が窺える。

ポストPCが言われて久しいが、スマホで事足りる一般家庭はともかく、大学生や少し高度な作業を行う人は、いまだにPCとスマホを併用している。

AppleはiPad ProとキーボードでPCの代替需要を狙っているが、サムソンはドッキングステーションを使ってスマホの機能を拡張することで、PCの代替としようとしている。

スマホの性能がPCに近づいてきているので、キーボード・マウスのインターフェイスと画面サイズが、ハードウェア的なPCとスマホの違いとなっている。これらをスムーズにドッキングするサムソンのソリューションは化ける可能性がある。

Googleの覚悟

あとはOSだ。スマホをPCに活用するためにはAndroid OSを強化する必要がある。Android OSをPCライクに使用することにGoogleがどこまで本気なのかわからない。GoogleはChrome OSの継続を決めており、PC的使い方をChrome OS、スマホとタブレットをAndroid OSと住み分けしている。

携帯電話のハードウェアビジネスでもわかるとおり、Googleの方針がブレるのはいつものことなので、サムソンのソリューションが成功すれば、Android OSのPC OS化も検討することになるだろう。

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