欧米メーカーに遜色ない性能
Appleのイベントのせいで若干影が薄くなったが、ファーウェイもイベントを行い、多くの製品を発表した。
注目は最新スマートフォン『HUAWEI P20 Pro』だ。
詳細はリンク記事にある通り、一番目立つのはカメラの性能。モノクロレンズを加えたトリプルレンズに、インカメラが24メガピクセル、メインカメラは40メガピクセルと、一般向けのデジカメ以上の性能を誇る。OSも最新のAndroid 8.1。Android端末の新たなフラグシップモデルだと印象づける。
そっくりなデザイン
非常にアグレッシブなモデルで、ファーウェイの好調ぶりを裏付けるモデルだが、気になるのはノッチデザイン。縦に並ぶレンズといい、iPhone Xのデザインに似通っている。
スマホと同時にファーウェイが発表したワイヤレスイヤホンは、AirPodsそっくりだ。
色もデザインも偶然似たとはとても言えないほど似ている。連続再生時間はAirPodsの2倍(10時間)、カナル型イヤホンとアクティブノイズキャンセリングによるノイズ除去など、AirPodsよりも高性能な部分もあるのに、パクリと言われるのには非常に惜しい製品だ。
必要なのは思想
ここ数年の急成長でファーウェイはIT業界で重要なポジションについている。もう、すでにコピー品と言われるような製品を出すのをやめて、ファーウェイ独自のデザインが必要にな時期に来ていると思う。
4月にはポルシェデザインのスマホもだす。高級ブランドの名を借りるのもよいが、ファーウェイのCI(コーポレート・アイデンティティ)となるデザインがみたい。