もうじき発売?
日本でもHomePodの販売が近いようだ。
技適マークの申請も通過し、2月にアメリカで販売されたHomePodが日本でも販売開始するようだ。
海外でも販売不振が囁かれるHomePodは日本でも売れないと予測する。
売れない理由
- 値段が高い
- サイズが大きい
- 時期が遅い
- 機能が少ない
値段が高い
アメリカでの価格は348ドルなので、日本では39,800円だろうか。スマートスピーカーではライバルのGoogle Homeは15,120円、Amazon Ecoは11,980円と半額以下。スマートスピーカー機能だけを楽しむなら、さらに安価なGoogle Home miniやAmazon Echo dotがある。Amazon Echoより割高のGoogle Homeは、期間限定で割引して販売しているぐらい価格競争はシビアだ。
HompePodのほうがスピーカー性能が高いといっても、値段の差が大きすぎる。
大きすぎるサイズ
HomePodは、高さ17.2cm、幅14.2cmある。計ってみるとわかるが、Google Homeなどと比較するとかなり大きい。自宅にサイズが近いものを探したら海苔が入っている筒と同じ大きさだった。狭い日本の住宅では置き場所にちょっと困るサイズだ。高さもあるので、AVラックには入りづらいのでスピーカーとして床に置くか、机の横に置くか。
時期が遅い
日本のスマートスピーカー市場ではGoogle、Amazon、LINEが先行している。アーリーアダプター層はすでに購入していると思われる。
当初HomePodを購入するのはApple Musicを頻繁に使用するユーザーとApple好きな人間だろう。
機能が少ない
様々なテストでSiriの音声認識での回答率が低い結果が出ている。個人情報を守るために、Googleと比較してAppleは音声情報の収集を抑えているのが背景にあるが、ユーザーとしては使い勝手が悪ければ買わない選択になる。
Amazon Echoで人気のradikoは使用できないし、スマートホーム機能も限定的だ。
信心深さが試される製品
アメリカ発売時に指摘したように、AppleはHomePodをスマートスピーカーとしてより、Appleユーザーが使うワイヤレススピーカーとして提供しているつもりなので、他のスマートスピーカーと比較するのは間違っているのかもしれない。
ただ、ユーザーはカテゴリーとして確立しつつあるスマートスピーカーの新商品として扱うだろう。信心深いAppleユーザーでも、そう簡単に手が出ない製品になると思う、 特に日本では。