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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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廉価版HomePodでもリビングを制するには弱い

廉価版HomePod登場?

安いHomePodの登場が噂されている。

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www.gizmodo.jp

Appleが買収した音楽アクセサリーブランドBeatsでの販売も噂される。

www.gizmodo.jp

他社のスマートスピーカーと対抗できる?

日本円で約2万円の価格は現行HomePodの約35,000円(推定)より、かなり安い。本格ワイヤレススピーカーではなくスマートスピーカーとして売るためには、ライバルに近い金額に値下げしないと歯が立たない。

現実に先行販売しているアメリカではシェアをとれていない。

日本では、他社のスマートスピーカーは

  • Amazon Eco 11,980円
  • Google Home 15,120円

で売られており、2万円前後であればAppleの高いブランド価値を含めて、競合できる価格帯だ。

ライバルにはさらなる廉価版がある

ただ、Amazon Echo、Google Homeにも廉価版がある。

  • Amazon Eco dot 5,980円
  • Google Home Mini 6,480円

日本ではAmazon Echo dot、Google Home Minの方が売れていると思われる(価格.comのBluetoothスピーカー売れ筋ランキングでは、miniが1位、Google Homeが5位)。

この価格帯とはさすがに競合しない。

リビングを制するのはIT業界の悲願

IT市場においてスマートスピーカーは徐々に存在感を増している。家庭内に進出し、「Chromecast」「Amazon Fire TV」のようなマルチメディア機器をとおしてテレビと繋がり、リビング全体を支配したいとAmazon、Googleは考えている。

Apple TVとSiriで先行していたAppleだが、スマートスピーカー市場では完全に遅れを取っている。

リビングにコンピューターを設置するのは、多くのIT企業が何度もトライして失敗してきた悲願である。リビングに自社製品を設置できれば音楽や映像配信サービスを浸かってもらえる。ハードだけではなくサービスで稼げる。

Appleがリビングで失地回復するためには、漸次的な値下げより、Google Home Miniに対抗できる廉価版を一気に投入したほうが良いように思う。

www.kantakayama.com

Amazon Echo Dot、ホワイト

Amazon Echo Dot、ホワイト