iOS 11からコントロールセンターをカスタマイズできる。「ミュージック」などの上半分は変更できないが、その下に好きな機能を追加・削除・移動できる。
追加できる機能は全11種類。筆者視点で使える機能をランキングする。
カスタマイズ方法
1.「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールセンターをカスタマイズ」
2. 「+」マークをタップすると、コントロールセンターに追加できる。右の三本線アイコンをドラッグしてアイコンの順序を並び替える。
コントロールセンター機能ランキング
第5位 Apple TV Remote
Apple TVを持っている人なら必須。アプリの「Remote」と同様にApple TVを操作できる。3D Touch機能はないので、強く押しても無反応。アプリのRemoteより画面がコンパクトなので指の移動量が少なくてすむ。
第4位 計算機
飲み会後の割り勘、海外へ行ったときの円換算するときに便利。3D Touchで「最新の結果をコピー」できる。直前の計算結果が残っているので、覚えなければいけない番号を「計算機」に残しておいて、コントロールセンターから瞬時に参照する裏技も使える(銀行の暗証番号に使うのは止めたほうがいいけど)。
第3位 タイマー
カップラーメンを食べる時に活躍する「タイマー」。3D Touchで設定する時間を選択できる。筆者は「Hey Siri。3分タイマー」とSiriを使うときが多いけどSiri嫌いの人は便利かと。
第2位 カメラ
使う人が最も多い機能「カメラ」。3D Touchに対応していて、自撮りやビデオ撮影をこの場で選択できる。ポートレート機能も選択できると今初めて知った。
1位ではないのは、カメラを呼び出す方法が他にもあるからだ。
第1位 フラッシュライト
個人的にはスマートフォンを持ち歩くようになって、もっとも重宝している機能のひとつが、このライトだ。東日本大震災で停電したときに真っ暗な部屋で懐中電灯アプリをダウンロードして明かりが灯った時には未来を感じた(当時コントロールセンターからの呼び出し機能はなかった)。
3D Touchに対応していて、明るさを選べる。もっとも明るく設定しても、再度起動すると一番暗い設定に戻ってしまうが、アイコンを強く押した指をそのまま上にスライドすると素早く調整できる。
番外:メモ
標準アプリ「メモ」を使う人には便利。3D Touchに対応していて、すぐにメモを残せる。筆者はEvernote派なので、使っていない。
同じく番外: Wallet
筆者はコントロールセンターにWalletを配置しているが、使っていないので番外。Walletに登録したカードや航空チケットを呼び出せる。3D Touchを使えば「メインカード」をその場で選べる。
ただ、クレジットカードを呼び出す時はApple Payで支払うときだから、サイドボタンダブルクリックの方が手っ取り早い。
Walletに格納した航空チケットは、フライト時間が近づくと「通知センター」に表示されるので、コントロールセンターから呼び出すことがない。
色々試してみよう
他にもブロガー御用達の「画面収録」や「ボイスメモ」など追加できる。自分の使い方に合わせてカスタマイズしよう!