全自動コーヒーメーカー
最近購入した中で、もっとも満足度が高かったのがデロンギの全自動コーヒーメーカーだ。毎日欠かさず挽きたてのコーヒーを飲んでいる。購入して一年間で3,000杯も飲んでいる(何杯飲んだか履歴でわかる)。
筆者が購入したのはデロンギ「デロンギ マグニフィカS スペリオレ」だ。
ランニングコストが安い
デロンギの全自動コーヒーメーカーの良さを話すと、「でもお高いんでしょ?」と必ず返される。129,600円(Amazon調べ。2018/07/23)と確かに高価だ。だが、値段に見合う価値があると断言できる。
毎日2杯コンビニコーヒーを飲んだとすれば、150円 X 2杯 X 365日= 109,500円。一年ちょっとで元が取れる。もちろんコーヒー豆や水道料金がかかるが、デロンギで挽く一杯の豆代は15円程度。
なにより自宅で気軽に飲めるのが大きい。
手間ないことが正義
基本的にボタン1つ押すだけで挽きたてのコーヒーが飲める。
わかりやすい図がデロンギのサイトにあったので転載しておく。給水タンク、豆を格納できる豆ホッパー、カス受けを内蔵しているので、一回ずつ豆や水を入れる必要がないのがデロンギの大きな特徴だ。紙フィルターも不要。簡単に言えば、コンビニコーヒーの機械とほぼ同等の機能を備えている。
昨年評判になった無印良品『豆から挽けるコーヒーメーカー』 だと一杯ごとに豆、水、ペーパーフィルターを用意しないといけない。挽いた後はカスを捨てる必要があるが、デロンギではカスを貯めておくことができるので、10杯に一回程度捨てればいい。
この「毎回しなくてよい」ストレスフリーさが、気軽にコーヒーを飲もうという気持ちにさせる。
どのデロンギを選ぶ?
デロンギの全自動コーヒーメーカーには多くの種類があるので迷ってしまう。
大きな選択ポイントは、「カフェジャポネーゼ」と「ラテクレマシステム」が必要かどうか。
カフェジャポネーゼは、日本で言うレギュラーコーヒーを淹れる機能で、豆を蒸らしながら抽出してくれる。本場イタリアではメジャーな飲み方ではないので日本独自の機能だ。
もうひとつのラテクレマシステムは付属のミルクタンクを使ってカフェラテやカプチーノを自動で淹れてくれる機能だ。
つまり、レギュラーコーヒー、カプチーノ(カフェラテ)を飲むかどうかで購入するマシンを決めて良いと思う(他にも液晶ディスプレイの有無などはあるが、そこはお好みで)。表にまとめると、こんな感じ。
カプチーノ・カフェラテ | |||
飲む | 飲まない | ||
レギュラーコーヒー | 飲む | デロンギ マグニフィカS カプチーノ スマート | デロンギ マグニフィカS(液晶ディスプレイあり:デロンギ マグニフィカS スペリオ) |
飲まない | デロンギ マグニフィカ |
他にも大容量モデルなどもあるので、自分にライフスタイルにあったモデルを選ぼう。
ミルクタンクがない仕様でも、マグニフィカシリーズにはスチーマーがついているので、手間はかかるが、自分でカフェラテやカプチーノを作ることができる。
筆者はレギュラーコーヒーを飲むが、カフェラテなどはめったに飲まないので、デロンギ マグニフィカS スペリオにした。カフェラテを飲むためにミルクタンクに牛乳をいれるのが面倒に感じた。
コーヒー好きには強くおすすめ
べた褒めすぎて、なんだかデロンギの回し者っぽくなったけど、本当に便利さを実感しているので素直に書いた。コンビニコーヒーと比べて、豆をいろいろ選べるのもメリットだ。自分好みの豆を探して飲む愉しさがある。筆者の家庭では、デロンギで淹れたコーヒーを水筒にいれて持ち歩いている。
コーヒーの濃さもカスタマイズできるし、マイコーヒーに登録しておくと自分好みの味で淹れてくれる。
確かに高いがそれだけの価値ある製品だ。特にコンビニコーヒーを毎日飲むコーヒー好きには強くお勧めする。