- Eコマース、電子決済の現状レポート
- 約50%がEコマースでパソコンを利用
- 楽天よりAmazon。ただし女性は楽天
- 3割以上がAmazonプライム会員
- メルカリ利用者は4割を超える
- スマホの決済理由者は16%
- QR決済が早く普及してほしい
Eコマース、電子決済の現状レポート
ジャストシステムが「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年2月度)」を発表しました。
面白いデータをピックアップしていきます。特に結論はないです。
約50%がEコマースでパソコンを利用
もっとスマートフォンの利用が多いと思ったけど、意外ですね。30代より若い世代はスマホが50%を超えますけどね。特に自分のパソコンを持っていない人も多い10代は8割近くがスマートフォンを利用。
楽天よりAmazon。ただし女性は楽天
楽天の利用者は約66%、Amazonが約73%。若い人もお年寄りもAmazonを利用している人が多い。男女別だと女性は楽天利用者のほうが多い。我が家でもそうですね。Amazonのサイトはお年寄りでも見やすいようで。
3割以上がAmazonプライム会員
約35%がAmazonプライム会員。一番多いのが20代の42%。Amazonプライム・ビデオや、Amazonミュージックを利用するためですかね。他のプレミアム会員より10%近く差をつけています。プライム会員を増やして顧客を囲い込むAmazonの戦略がうまくいっていますね。
メルカリ利用者は4割を超える
メルカリ利用者は約44%。20代は、なんと9割近い。不要なものを売り、必要なものは中古でも安く買う文化が浸透してきていますね。小学校でも5R運動(リユース、リサイクル、リフューズ、リデュース、リペアー)を盛んに教育している影響?
ヤフオクのが利用率は高いけど、お年寄りが多いですね。若者はメルカリ、お年寄りはヤフオク。
スマホの決済理由者は16%
「現金を使わない」「使わないことが多い」人に訊いて、この数字。意外と少ないですね。スマートフォンでの決済で多いのはApple Payで44.7%。日本の電子マネーに合わせて仕様を変更したAppleの英断が光りますね。もちろん、日本のiPhoneユーザーの比率が高いのも影響していますが。
個人的にはスマートフォン決済がもっと増えてほしいですね。筆者はできるかぎり現金を使いたくないので、電子マネー、クレジットカードが使えない店舗は避けてしまいます。面倒ですよね、現金。
持ち歩くカードを減らしたいので、Edyカードも持ち歩かなくなりました。チャージする電子マネーも面倒。
QR決済が早く普及してほしい
中国ではQRコード決済が一般化しています。屋台でもQRコードを掲げて、キャッシュレスで買い物が可能です。セキュリティ的にどうなのよ? と思ってしまいますが、多少問題があっても便利ならやっちまえ、という中国の強さを感じます。
日本でも、楽天 Pay、Line PayとQR決済が増えてきてはいます。昨日も、ソフトバンクとヤフーが新しいQR決済「PayPay」を発表しましたね。
今後QR決済が増えてキャッシュレスが当たり前になるといいですね。