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2020年注目はオリンピックに登場する技術とスマートコンピューター

2020年最初の記事

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

昨年は300以上の記事をアップしました。今年も海外の記事の引用ではなく、ちょっと深い解説やガジェットの便利な使い方をお届けしたいと思います。

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2020年の注目はオリンピックとGAFA

今年は5Gが国内でスタートし、楽天モバイルも正式サービスインするはずです(おそらく、たぶん、きっと)。国内はとにかく東京オリンピックに向けて各社が仕掛けたネタが花開くでしょう。たとえば任天堂のUSJテーマパークや、開会式ではガンダムが宇宙が舞い降りるかもしれません。

オリンピックを契機に国内IT産業が復権するとは、ちょっと思えませんが、世界を席巻できなくてもキラリと光る技術を見せて欲しいです。

国外では、強大化の一途を辿るGAFA(特にAmazon)への圧力はさらに強まるでしょう。とはいえ、GAFA分断などの強権も奮うことは、たとえトランプでも難しいでしょう。大昔のマイクロソフト分社化の時と比べて、政府の力が相対的に落ちていることがよくわかります。

コンシューマーIT系はApple中心の構図は変わらないと思います。iPhoneの先進性は失われつつありますが、iPhone 11シリーズで見せたAIによる写真処理、AirPods Proに見る洗練されたデザインを支える高度な技術は、ただ高い技術をもつだけではなく、デザインとブランドきれいに包み込んで客に見せるテクニックは世界一です。

次に気になるのがAmazonですね。昨年のAmazonは売り上げは伸びていますが、大きなイノベーションがなかったように思います。レジなし型店舗Amazon Goは話題になりましたが、まだ店舗の数は限られていますし、レジなし店舗は他社も実用化に向けて進めています。

Alexaシステムも、かなりの家庭で使われるようになりましたが、大きなイノベーションはありませんでした。ただ、スクリーンをつけることで、スマートスピーカーからスマートコンピューターへの道が明確になってきました。AmazonはAmazon Musicなどの自社サービスを楽しめるスマートコンピューターを今後、格安で各家庭に配布する計画でしょう。スマートフォンで失敗した意趣返しにも思えますが。

きっかけの年に

オリンピックなどを契機に登場する新しいムーブメントは、すぐには普及せず成果がでないかもしれませんが、数年後には日常的になっているかもしれません。

そういった、将来の新しい芽を探す一年になる気がします。

 

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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