小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

ランニングする人にテクテクライフを勧める理由と使用方法

テクテクライフを知っている?

毎日ランニングしていると、どうしてもちょっと飽きてくる。Audibleや音楽を聴きながら走っているが、走る場所はマンネリになってくる。ランニングする人なら、誰もが経験したことがあるだろう。

そこで、走りたくなる目的を探していたら、「テクテクライフ」というゲームを見つけた。

「テクテクライフ」はポケモンGOのような、いわゆる位置情報ゲームアプリだ。ドワンゴが開発した「テクテクテクテク」が前身で、ユーザーが集まらず短期間でサービスが終了したあとに別の運営が引き取ってサービスを再開したのが「テクテクライフ」だ。

ランニングする時に「テクテクライフ」を使ったら、これがいい感じ。

ランニングする人に「テクテクライフ」をお勧めする理由と使用方法をご紹介します。

f:id:tkan1111:20210220094516p:plain

テクテクライフとは?

「テクテクライフ」はシンプルなゲームだ。現実世界を歩いた街区を塗る、基本的にこれだけだ。他にも色々なことができるけど、基本はこれだけ。

歩いた道に面する街区を塗ることができる。街全体を塗り尽くすと、その街はクリアになる。

他にもスタンプラリーとか色々な機能もあるけど、ランニングしながらあまり面倒なことはできない。新しい街区を走ったら、塗る。塗れていない道を見つけて走って街区を100%にする。それだけで走るモチベーションになる。

f:id:tkan1111:20210220095015p:plain

走りながら塗る

テクテクライフは通った道に面した街区を塗ることができる。エリアに接近するとその街区が青くなり、エリアをタップすると塗れる。走りながらか一度立ち止まって画面をタップする必要がある。

その場で塗るためには、走行時にiPhone(AndroidでもOK)を持ち歩いて、エリアに差し掛かったらiPhoneを取り出さなければいけない。ランニングポーチやランニングパンツのポケットにスマホを入れている場合は、取り出すのがいちいち面倒だ。

iPhoneを腕に巻きつけることができるアームバンドを使ってみたが、走りながら操作するのは結構難しい。

お勧めはiPhoneを握りながら走ること。どこかにぶつけたり、手からすっぽ抜けたりするのは怖いが、がっちり握れば大丈夫。できれば、iPhone 12 miniやiPhone SEのような小型のiPhoneの方が良い。

エリアに近づくと少し振動するので、握ったiPhoneを指でタップする。すでに塗ったエリアを通過するときはランニングポーチにしまって、未踏破の道に差し掛かったら手に持つ。

f:id:tkan1111:20210220094639p:plain

便利な予約ぬり

iPhoneを握ったまま走るのはリスクがあるし、毎回画面を眺めてタップするのも面倒だ。

そういう人におすすめなのが、「予約ぬり」だ。プレイヤーランク3になると解放される機能で、アプリを起動して塗っていない街区を通行すると、その街区が予約されて、その場でなくても24時間以内なら後からタップして塗ることができる。

この機能を用いれば、走りながらタップする必要はない。ランニングを完了して家に戻ってから赤線に囲まれた街区をタップすれば良い。

ただ、アプリを起動してスマホをスリープしないことが条件。

f:id:tkan1111:20210220191159p:plain

予約塗りの設定はこちら。

  1. 「テクテクライフ」を起動して、「アカウント」をタップ

    f:id:tkan1111:20210220104051p:plain

  2.  歯車のアイコン「設定」をタップ

    f:id:tkan1111:20210220104132p:plain

  3.  「ゲーム設定」をタップ

    f:id:tkan1111:20210220104222p:plain

  4.  「スリープ設定」の「自動スリープ」をオフにする。この設定をしておけば、スリープにならないのでテクテクライフを起動して画面をそのままにしていると「予約ぬり」ができるようになる。「予約ぬり」された場所は赤い枠で囲まれるので、後からタップして塗ることができる

    f:id:tkan1111:20210220104424p:plain

お金持ちはバックグラウンド機能

画面右端にある「B」アイコンをタップすると、「バックグラウンド機能」を使うことができる。バックグラウンド機能はアプリがアクティブではなくても予約塗りができるので、アプリの画面をずっと表示していなくても良い。

ただし、この機能は有料。月額780円のディスカバリーコースか3時間120円のディスカバリータイムを購入する必要がある。通常の予約塗りはスマホの状態に左右して失敗することがあるので、長時間ランニングするならディスカバリータイムを購入するのも手だ。

f:id:tkan1111:20210220102745p:plain

長距離走ったら「予約一括塗り」

予約塗りは便利だけど、後から手動で塗らないといけない。長距離を走ると、これが結構面倒な作業になる。わざとではないと思うけど、テクテクライフの地図はどこが塗れるのか塗り残しているのか見づらい。特に道路沿いの細いエリアだと塗れるかどうかわかりづらい。

そういう時は「予約一括塗り」が便利だ。有料の機能だが1000街区まで120円なのでそこまで高くない。長距離をランした後は使ってみよう。

f:id:tkan1111:20210220105506p:plain

「となりぬり」は最低限

基本的に街区に面した道を通過しないと塗れないが、「となりぬり」モードにすると、すでに塗った街区の隣を現地に行かなくても塗れる。「となりぬり」はレベル2から解放される機能だ。TTP(テクテクポイント)という歩くと貯まるポイントを消費するが、毎日ランニングしていればたっぷり貯まっているはず。

ランニングのモチベーションとしてテクテクライフを使うなら「となりぬり」はあまり使わない方が良い。走って街を塗ってクリアするのが楽しいのに「となりぬり」を使ってしまうと、その楽しみがなくなってしまう。

ただ、たまに公共施設の奥の方が街区に設定されていて、なかなか辿り着けないことがある。行けない場所が設定されていないと思うけど、時間によっては入れない箇所もある。その場所だけは「となりぬり」を使おう。

f:id:tkan1111:20210222090329p:plain

気になる点もあるけど

使ってみてテクテクライフは気になる点もあった。塗れていない街区や予約街区がとてもわかりづらい。ただ、有料の「予約一括ぬり」や有料のディスカバリータイムで使える「ぬり残し発見」機能で欠点をカバーできるようになっていて、課金を誘うためにわざとこういう仕様になっていると思う。

 テクテクライフは街を塗るだけのシンプルなゲームだ。有料機能を使わなくても普通に楽しむことはできる(みづらいけど)。走る目標になるし、どの街を走ったかの記録にもなる。Nike Run Clubなどのランニングアプリも走行した道を記録することはできるが、どこを走ったのか一括で参照することができない。

テクテクライフを使って走ったエリアを塗っておけば、どこを走ったか一括で」記録することができる。

ランナーはテクテクライフを是非試してみてください。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。