新型iPhone SE登場
Appleは新型iPhone SEシリーズを発表した。外観は変わらず、チップが刷新されて、5Gに対応した。
過去のiPhone SEと比較してみます。
チップ性能
チップはA13からA15にパワーアップして、2世代分進化した。iPhone SEはiPhone 8の1.8倍のCPUパフォーマンスということだ。iPhone 8はA11チップ搭載だった。
カメラ性能
カメラの画素数などハード面は変わらないが、Deep Fusionとフォトグラフスタイルに対応した。これらの機能はカメラの性能というより、チップ性能に依存するからだろう。
モバイル通信
新型iPhone SEは5Gに対応した。これで全てのiPhoneが5Gに対応したことになる。
セキュリティ
新型も同じくTouch IDを採用した。旧型と全く同じものだと思われる。Touch ID好きにはたまらない。
材質
ボディデザインは変わらないので、材質も変わらず。
耐水性能
こちらも性能は変わらず。IP67規格に対応している。
バッテリー性能
3代目iPhone SEは2時間増えて最大15時間のビデオ再生が可能になった。ボディは変わらないので、おそらくバッテリー容量も同じと思われれる。それでもバッテリー持続時間が伸びたのは、A15チップが省力化しているということだ。
ストレージ容量
新型は、64GB、128GB、256GBの3種類のストレージから選べる。実は2代目iPhone SEにも当初は256GBがあったが、後日廃止になった。
ディスプレイ
ディスプレイ性能は全く変わらない。サイズも同じ。
サイズと重量
サイズはiPhone 8のボディを採用した前モデルと全く変わらない。ホームボタンも継続採用された。ホームボタンがあるのは、iPhone SEと無印iPadだけになっている。ホームボタンとTuch ID好きには良いモデルだ。Touch IDならマスク姿でもアンロックできるが、iPhone 13も次のiOSでマスク姿でのFace IDが実現する予定だ。
重量は4gだけ減ったけど、体感できないでしょうね。
カラバリ
カラーバリエーションはブラックとホワイトとレッドの3ラインは変わらないが、名称と色調が微妙に変わった。ブラックがミッドナイトに、ホワイトがスターライトに変更になり、iPhone 13シリーズとApple Watchのカラーに合わせた。
価格
新型iPhone SEの価格は57,800円から。旧型は49,800円だったので、8,000円の値上げになった。
外観変わらず、中身だけ変更
新型3代目iPhone SEは前モデルのボディそのままで、チップだけが変更された。5Gに対応し、A15の効果でフォトグラフスタイルなどの新しいカメラ性能を体感できるようになった。
iPhone SEは、お値打ちのiPhoneとして今まで販売されてきたが、新モデルもその路線を踏襲している。ただ、気になるのは価格が上がっていることだ。新型登場するまでは、在庫が余っていたのか2代目iPhone SEが投げ売り状態だったので、最初は少し躊躇する値段になるかもしれない。
それでも、最新チップを搭載したiPhoneを5万円台で使えるのは貴重だ。同じチップ性能でSEより小さなサイズのiPhone 13 miniは86,800円からだ。デュアルカメラやFace IDなどの性能の違いはあるが、逆にそれらの機能が不要ならiPhone SEを選ぶと良いと思います。