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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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3代目Amazon Echo Dot購入体験レポート。2代目との比較。買い換える価値はあるか?

219円のAmazon Echo Dot

Amazonのキャンペーンで、実質約96%オフの219円で販売していたので、さっそくゲットした。

我が家には、いくつもスマートスピーカーがあるので、これ以上不要だと思っていたが、さすがに219円だと「まあ買ってもいいかな」と思い、ついクリックしてしまった。

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我が家のスマートスピーカー

我が家には、2代目Amazon Echo dotとGoogle Home miniという2つのスマートスピーカーがある。

リビングにAmazon Echo dotがあり、寝室をGoogle Home miniが担っていた。リビングではテレビやレコーダー、エアコンの操作をeHomeを通じて、音声でコントロールできる。

寝室は家電が少ないので、照明だけを音声でコントールできるようにしてある。寝る時に「OK, Google, 電気を消して」と言って横になったまま消灯する。

Amazon EchoとGoogle Home。よく使うリビングにAmazon Echoを配置しているのは、ウェィクワードが「アレクサ」と短いことと、Amazon Musicが使えるからだ。

Google Homeはウェイクワードが「OK, グーグル」と2フレーズで長いし、変更できない。「ねえ、グーグル」でも反応するが、やはり長い。

そういうわけで、あまり使うことがない寝室にGoogle Homeを置いている。寝室なので使うのは起きた時と寝る時が主だ。起きたら「OK、グーグル、今何時?」と「天気」を訊ねる。寝る時は「OK、グーグル、電気を消して」で天井の照明を消灯させる。

しばらくこの体制でおこなってきたけど、家族から「リビングと寝室で異なるワードが混乱する」という苦情が多かった。

そんな時、Amazon Prime Dayで、Fire 7を購入した。

Fire 7は、Alexaデバイスとして活用できる。ハンズフリーモードにすると、他のAlexaデバイスと同様に「アレクサ」と話しかけて命令できる。

マイク性能は他のAlexaデバイスより劣っている気もするが、ディスプレイがあるので天気や歌詞を表示してくれる。

Fire 7は普段使わないがサブデバイスとして自分の書斎に置いていたが、正直あまり使わっておらず、書斎のAlexaデバイスとして利用するぐらいだった。

そこで、家族の要望を受けて、スマートスピーカーの配置を変更した。

寝室のGoogle Homeと書斎のFire 7を入れ替えて、リビングと寝室どちらも「アレクサ」で応答できるようになった。Google Homeは書斎に一応置いてあるが、ほとんど使っていない。

そこに現れた3代目

そこに予定外だった3代目Amazon Echo Dotの方が我が家にやってきた。

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2代目と3代目を比べると、外観の違いは明確だ。

側面がすべてスピーカーに変わり、カラーはサンドストーンを選ぶと、2代目だとグレーだった上部もホワイトになり統一感がでた。

2代目の硬質なデザインも嫌いではなかったが、Amazonのロゴもなくなり、3代目はAV機器っぽく変わった。ただ、一回り二回りもサイズが大きくなった。知っていたことだけど、実際に比較すると、側面が丸まっているのもあり、大きさにかなりの違いがある。

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もうひとつサイズが大きくなったのが電源アダプタだ。下はiPhone標準だったUSB-Aタイプの電源アダプタとの比較。2代目Amazon Echo DotはMicro USBで充電できたので、付属の電源アダプタだけではなく、他の充電器が利用できたが、3代目は付属の電源アダプタしか利用できない。

この付属のアダプタがかなり大きく、場所を取る。電源タップによっては隣のコンセントが刺せないぐらい大きい。

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ただ、大きくなっただけのメリットがある。スピーカー性能が大きく進化した。普段は音楽をあまり聴かない家族もAlexaの回答を聞いただけで「スピーカーが良くなった」と気付くほど、全然違う。

低音がきちんと出ていて、小さい音量できっちり聞こえる。Alexaの回答を聞くぐらいなら問題はないが、2代目は音楽を聴くには苦しいスピーカーだったが、3代目はBGMを室内に流すぐらいの使い方なら全く不満はない。

3代目は2代目よりマイク数は減っている(6つ→4つ)が、遠方対応マイクになったので、遠くからでも反応するようになった。5m離れた場所で普通の音量で命令しても反応してくれるようになった。

では、2代目から3代目に買い換える価値はあるかというと、音楽をAmazon Echoでがっつり聴きたい人以外は買い換える必要はないと思う。Alexaの回答を聞くだけなら、2代目でも全く問題はない。コンパクトなサイズでMicro USB充電できる2代目は簡単に設置できる。

ただ、各部屋に配置する「付け足す」ために、3代目を買うのはありだ。リビングと寝室、書斎、間取りにによってはキッチンや洗面所に増設して、家のどこにいても気象状況など情報を気軽に入手できるようにするのは面白い。

我が家の最新スマートスピーカー事情

3代目Amazon Echo Dotが家に来て、スマートスピーカーの配置を再び変更した。現在の配置は、こちら。

  • リビング:3代目Amazon Echo Dot
  • 寝室:2代目Amazon Echo Dot
  • 書斎:Fire 7 & Google Home mini

家族の要望であるウェイクワードも「アレクサ」で統一できた。Google Home miniは、ほとんど使っていない。質問の回答精度はGoogleのが高いが、頭の中でウェイクワードを切り替えるのが面倒で、とりあえず「アレクサ」と言ってしまう。

ウェイクワードは大事

一般の人からすると、各スマートスピーカーの性能は大した差はない。それよりも実際に発話するウェイクワードが言いやすいか、覚えやすいかの方がはるかに重要だ。

ガジェット好きだけではなく、スマートスピーカーが多くの人に受け入れられて家電となるには、とにかくわかりやすくおぼえやすいウェイクワードができることが肝要だいうことがわかる。

 

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