AirPods Pro最新ファームウェア「2D27」
AirPods Proの最新ファームウェア「2D27」が公開された。前回のファームウェアアップデートから1ヶ月半なので、かなり短い。急なアップデートだとセキュリティやバグ対策が考えられるが、いつものごとくAppleはアップデートの詳細情報を何も公開していない。
ペアリングしたiPhoneかiPadが充電したAirPods Proの近くにあれば自動的にインストールしてくれる。アップデートしたかどうかは、接続したiPhoneの「設定」→「一般」→「情報」→「AirPods Pro」で確認できる。
今回のアップデートは何のためなのか、考えてみます。
AirPods Pro専用
今回のアップデートはAirPods Pro専用。AirPodsは対象外だ。AirPods Pro独自の機能といえばノイズキャンセリング機能。最新ファームウェア「2D27」でノイズキャンセリング機能が向上しているというネットのコメントが多い。実際にノイズキャンセリング機能が変わって、低音の迫力が増した気がする。
iOS 14の新機能を追加?
先日のWWDCキーノートで、iOS 14にAirPodsとAirPods Proの新機能が追加されることが発表された。同じiCloudアカウントのデバイスだと自動で音声を切り替えてくれる機能や、AirPods Proのバーチャルサラウンド機能、「最適化されたバッテリー充電機能」が追加される。
すでに開発ベータ版は配布されているし、すぐにパブリックベータの配布も始まる。ベータ版で機能をテストしてもらうためには、AirPods側のファームウェアも対応する必要がある。iOS 14の新機能はAirPods Proだけではなく、デバイスの自動切り替えと最適化充電はAirPodsも対象だ。
今回のアップデートはAirPods Proだけが対象だ。iOS 14のベータ版に対応するにはAirPodsのファームウェアもアップデートしないといけないはずだ。
すでに開発者ベータを導入したユーザーがいるので報告を待ちたい。