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ノイズキャンセリング対応AirPods Pro登場!ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」と12項目で徹底比較

AirPods Pro登場!

噂にあがっていたノイズキャンセリング対応の「AirPods Pro」が登場した。AirPods Proは、ノイズキャンセリング機能を搭載し、従来の開放型からイヤーチップをつけることができるカナル型に形状も変わった。

耐汗耐水性能も追加され、ワークアウトにも躊躇なく使えるようになった。

ノイズキャンセリング対応のワイヤレスイヤホンといえば、ソニーの「WF-1000XM3」が、今一番売れている。高いノイズキャンセリング機能とAirPodsを学習して設計したと思われるインターフェースが人気だ。

 AirPods ProとWF-1000XM3を比較してみました。

ノイズキャンセリング機能

AirPods Proのノイズキャンセリング機能は、外向きのマイクから外部の音を検知し、その音を消し去る音を照射する。同時に内向きのマイクが耳の内側の不要な音を聞き取り、取り除く。

Appleの説明によると毎秒200回ノイズキャンセリングを調整するそうだ。

ソニーのWF-1000XM3も同様に、内と外のマイクでノイズを消去する。

ノイズキャンセリング機能向けのマイクの数は同数でスペック上の差はない。あとは、実際に比較してみないとわからない。

  • ノイズキャンセリング機能:互角 

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外音取り込み機能

ノイズキャンセリング機能付きイヤホンを装着すると外部の声が聞こえなくなる。話しかけられたときに、瞬時に外音を取り込めるようにするのも必要な機能だ。

AirPods Proはイヤホンを長押しすると外部音取り込みモードに切りかえることができる。

WF-1000XM3は、標準設定だと左耳をタップすることで切り替えることができる。WF-1000XM3は、外部音取り込むレベルを調整できる。また、歩いている時や走っている時などユーザーの状況に応じて取り込みレベルを自動調整できる「アダプティブサウンドコントロール」を搭載する。あまりうまくモードの切り替えはできないようだが、面白い機能ではある。

AirPods Proには外部音取り込みレベルの調整はないようだ。

  • 外音取り込み機能:WF-1000XM3

イコライザー

AirPods Proの「アダプティブイコライゼーション」機能は耳の形に合わせて音質を自動調整するそうだ。どういう効果があるのかAppleの説明だけではよくわからないけど、ユーザーに負担をかけずに良質な音楽を提供するAppleの主張が込められた機能だ。

WF-1000XM3は音質に調節するイコライザー機能があり、ユーザーがアプリから自由に変更できる。ユーザーに気を遣わせないAppleとユーザーが自由にカスタマイズできるソニーと両社の考え方の違いがわかって面白い。

どちらが優れているかは、好みによると思う。

  • イコライザー:互角

操作性

Appleのサイトの説明では、イヤホンをタップしたり長押ししたりすることで操作できる。従来のAirPodsはイヤホンをダブルタップすることで操作できたが、感圧タッチ方式に操作方法が変わった。

対するWF-1000XM3は、AirPods Proと同じようにタップして操作でき、従来のAirPodsのように左右のタッチセンサーに割り当てることもできる。

AirPods Proは、Hey Siri機能が使えて、イヤホンを触らずに音声だけで操作できる。一方、WF-1000XM3は長押しでGoogleアシスタントを起動できる。

外出先や作業中だとイヤホンに触れるのも煩わしいことがある。音声で操作できるAirPods Proの方が優れている。

  • 操作性:AirPods Pro 

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イヤーチップ

AirPods Proは、3つのイヤーチップが同梱されていてユーザーが選んで装着できる。iPodに同梱のイヤホンの頃からイヤーチップをつけてこなかったAppleが初めてイヤーチップを同梱してきた。ノイズキャンセリング機能のために、従来の開放型からカナル型に変更する必要があったからだ。

WF-1000XM3は、4サイズのハイブリッドイヤーピースと、材質が異なるトリプルコンフォートイヤーピースが3サイズ、合計7サイズのイヤーチップを同梱している。数と種類ではソニーが上回る。

  • イヤーチップ:WF-1000XM3

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バッテリー性能

AirPods Proは、イヤホンだけで最大4.5時間、ケースを含めて24時間使用できる。WF-1000XM3は、イヤホンで最大6時間、ケースを含めてAirPods Pro同等の24時間使用が可能。WF-1000XM3の方が1.5時間長く再生できる。

AirPods Proの急速充電は5分間の充電で1時間再生できる。WF-1000XM3は10分充電で90分再生できる。

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ワイヤレス充電機能

AirPods Proはワイヤレス充電に対応しているが、WF-1000XM3は未対応。

  • ワイヤレス充電性能:AirPods Pro

耐水性能

AirPods ProはIPX4相当の耐水性能を備える。WF-1000XM3は耐水性能はなく、故障原因は「水漏れ」が多いとソニー自身が説明している。

  • 耐水性能:AirPods Pro

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イヤホンのサイズと重量

AirPods Proの重量は5.4g、従来のAirPodsは約4gなので重さ増したが、WF-1000XM3は約8.5gなので、AirPods Proの方が断然軽い。ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンでは最軽量だろう(今まではWF-1000XM3だった)。

AirPods Proのイヤホンの高さは30.9mm、WF-1000XM3は約30.0mmなので、ほとんど同じ。イヤーチップの大きさによるが、厚さも大きく変わらない。

イヤホンは軽い方が外れづらいし、使いやすい。特にワークアウト中は大事だ。

  • イヤホンのサイズと重量:AirPods Pro

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ケース

AirPods Proのケースは長辺が60.6mm。WF-1000XM3は約78.9mm。高さもAirPods Proの方が低く、AirPods Proのケースのほうが一回り小さい。カナル型になり大型化したイヤホンに伴い、AirPods Proはケースも大型化したが、WF-1000XM3よりは小さい。

  • ケース:AirPods Pro

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カラバリ

WF-1000XM3はプラチナシルバーとブラックの2種類があるが、AirPods Proは相変わらずホワイトのみ。

  • カラバリ:WF-1000XM3

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価格

AirPods Proの定価は27,800円、WF-1000XM3は25,800円で、WF-1000XM3の方が2,000円安い。家電量販店ならWF-1000XM3の方が割引率も高いだろう。

  • 価格:WF-1000XM3

まとめ:AirPods Proの5勝5敗2引き分け

  • ノイズキャンセリング機能:互角
  • 外音取り込み機能:WF-1000XM3
  • イコライザー:互角
  • 操作性:AirPods Pro 
  • イヤーチップ:WF-1000XM3
  • バッテリー性能:WF-1000XM3
  • ワイヤレス充電性能:AirPods Pro
  • 耐水性能:AirPods Pro
  • イヤホンのサイズと重量:AirPods Pro
  • ケース:AirPods Pro
  • カラバリ:WF-1000XM3
  • 価格:WF-1000XM3

スペック上は互角になった。

両モデルは、両社の思想の違いがよく出ている。ソニーのWF-1000XM3は、大ヒットしたAirPodsを目標に開発したと思われ、インターフェイスなどはよく似ているが、イコライザーやノイズのレベルをカスタマイズできるなど、ユーザーが自由に調整できる余地があり、従来のソニーというか日本製品の特徴を備えている。

一方、AirPods Proはノイズキャンセリング、イコライザーと機能は増えたが、ユーザーが気にすることなく、ただ気持ちよく音楽を聴けるように設計されている。

従来のAirPodsはApple製品との相性は抜群だった。iPhoneとの接続もデバイスの切り替えも高速でストレスフリーだ。おそらくAirPods Proでも同等の接続性を維持しているに違いない。

Apple製品ユーザーならAirPods Proを購入しても後悔はしないだろう。

ただ、ノイズキャンセリング機能を実機で比較してみないと分からないので、待てる人は実機の比較レポートを確かめてからで良いと思う。

 

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