Amazon Echo Showを防犯カメラに
ディスプレイ付き「Amazon Echo Show」はカメラが付いている。このカメラで外出先から部屋の様子を確認することができるので、防犯カメラやペットカメラ代わりに使うことができる。
そのやり方をご紹介します。
「呼びかけ」機能を使う
Amazon Echoには「呼びかけ」という機能があり、Amazon Echoデバイスを呼び出して通話することができる。Amazon Echo Showだとテレビ電話のように使える。
LINEのネット電話みたいに思えるが、通常の電話と違うのは、呼びかけ先が応答しなくても話すことができるということだ。呼び掛ければ、相手が何もしなくても話しかけることができるので、カメラ付きの「Amazon Echo Show」シリーズなら、カメラを使って相手の様子が見えるのだ。
この「呼びかけ」機能を使うと外出先から自宅の様子を観察することができるというわけだ。
設定方法
- iPhoneに「Amazon Alexa」アプリをインストールして、Amazonアカウントでログインする
- 一番下の「連絡」タブ→右上の人型「アイコン」をタップ
- 「コミュニケーションの設定」をタップ
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「呼びかけを許可」をオン
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「その他」タブ→「設定」をタップ
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「デバイスの設定」→Amazon Echo Show(この場合は「リビング」)をタップ
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「コミュニケーション」→「呼びかけ」をタップして「オン」。これで設定完了
使い方
- 「通話」タブをタップして、「呼びかけ」→Alexa端末をタップ(この場合はリビング)
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しばらくすると、Amazon Echo Showのカメラ映像が流れてくる。最初は画像が荒いけど、時間が経つと鮮明になる。部屋の様子がわかる。Echo Showが上向きなので、部屋全体を映すには場所と角度に工夫が必要
映らない場合の対処法
設定をきちんと行えば映るはずだけど、たまに映らない時がある。そういう時はまず設定を見直す。もちろん、Amazon Echo ShowがWi-Fi接続していないとダメ。
通信拒否になった場合は、「呼びかけ」がオンになっていない可能性があるので、「コミュニケーション」の設定を見直そう。
相手を呼びかけすることはできるが、画像が映らない場合は、iPhone側の問題の可能性がある。その場合は、アプリ「Amazon Alexa」で一度ログアウトしてログインする。それでもダメなら、iPhoneを再起動しよう。
簡易なペットカメラとして
テレビ電話と違って、受信側が何もしなくても映るので、簡易なペットカメラや防犯カメラとしても使える。ただ、本物の防犯カメラのように録画したり、カメラを回転させて室内をチェックすることはできない。あくまでも、外出先でたまに自宅をチェックするような目的で使おう