Ankerのワイヤレスキーボード
充電器で有名なAnkerは、ワイヤレスキーボードなどの周辺機器を販売している。最近、iPhoneで作業をすることが増えたので、ワイヤレスキーボードを探していたところ、Ankerのキーボードが安価(Amazonで2,000円。2021/10/23現在)で評判が良かったので、購入してみた。レビューします。
Magic Keyboard風
見た目はApple純正のMagic Keyboardによく似ている。表面はアルミニウム風で、キーはホワイト。
キー配置は、Macbook AirのUS版とほぼ同じ。カーソルキーは逆T字形。キーピッチも同じ9mm。Macとの違いはdeleteキーがあること。このdeleteキーはWindowsのそれと同じ機能。このキーボードのBackspaceがMacのdeleteキーに当たる(ややこしい)。
背面は、シンプル。ゴム足があるので、打鍵してもずれない。スライド式の電源スイッチがあるだけ。電源スイッチは小さくて、ちょっと動かしづらい。
電源は単4電池が一本。電池は付属していない。電池がなくなっても、電池を交換すれば使えるようになる。モバイルバッテリーなどで充電できる内蔵バッテリーの方が個人的には好み。
立てかけることもできる。
重さは219g。持った感じはとても軽い。サイズは 28.4 x 12.2 x 1.8 cm。
使い勝手
キーの表面はMacbookよりも柔らかい。押した感触はMacbook Proのバタフライキーボードより深く、最近のMacbook Airのキーボードに似ているが、少し反発が強い気がする。
キーの配置が同じなのでMacユーザーならすぐに慣れる。
Macユーザーだと嬉しいのはファンクションキーのデフォルトがF1、F2ではなくホームボタンなどの特殊機能になっていることだ。この種のBluetoothキーボードの場合、特殊機能を使うためにはFnキーを押しながらファンクションキーを押す必要があるが、Fnキーを押す必要がない。
ひとつ気になったのは、打鍵すると、本体が揺れる感じがすることだ。強く打鍵するとボディ全体が振動する。ゴマ足がずれているわけではないので、打鍵した衝撃が底面に伝わり、全体が揺れている気がする。
各OSの切り替えは容易
Fnキーを押して「iOS」「Android」「Win」を選ぶと、OSを切り替えることができる。
欠点がないキーボード
キーの押下感も悪くなく、キー配置がMacと同じなので、Appleユーザーには使いやすい。電池よりも内蔵バッテリーの方が好みだけど、3ヶ月保つらしいので、大きな問題ではない。
打鍵時の振動は少々気になるが、他の人は言及していないので、筆者の打鍵が強すぎるのかもしれない。
あると良いなと思うのは、このキーボードの問題ではないけど、トラックパッドだ。iPhoneのキーボードとして使うと、アプリを選ぶのに画面に指を伸ばしてタップするのが面倒になってくる。
最近は、トラックパッド付きのBluetoothキーボードも増えてきているので、ちょっと探してみます。
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