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2020年回顧。Apple編。大きな変革と新たな種まきの年に

2020年もあとわずか

コロナに振り回された2020年もあとわずか。今年のAppleをいくつかのキーワードを用いて振り返ってみたいと思います。

 

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成長したサービス

 カテゴリーによって濃淡はあるが、全体的にAppleのビジネスは順調だった。Q4には過去最高の売上を計上した。Q4の売上には、発売が遅れていた新型iPhoneの売上は含んでおらず、Q1にはiPhoneシリーズの売上も大幅に伸びていると思われる。

 

大きく伸びたのが「サービス」だ。近年のAppleはスマホ市場の飽和化に対応するために、サービスに注力してきた。サブスクブームもあり、Apple Musicの売上が大きく伸びた。

ただ、昨年立ち上げたApple TV+、Apple Acradeはあまり評判になっていない。Appleは自社制作のドラマ・映画にこだわっているので、NetflixやAmazon Prime Videoに比べて視聴できる作品本数が少ない。良質でポリコレに合致する作品だけを提供したいAppleの意向は理解できるが、Netflixの代替としてApple TV+は弱すぎる。

Netflix(またはAmazon)の追加で契約してもらうサービスを目指すべきだが、そのエリアにもDisney+という強力なライバルが登場している。

このエリアを確保するためにAppleはさらに多くの作品、特に話題作を制作する必要がある。

Apple ArcadeもNitendo Switchの大ヒットの影に隠れてしまった印象だ。ストリーミングゲームよりも従来のハードゲーム機の方が現状ではとっつきやすいということなのだろう。

来年は、ハードウェアのApple TVをモデルチェンジしてゲーム機に特化させる噂も出ている。ゲーム業界のゲームチェンジは起きるのだろうか。

Apple TV HD (32GB)

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  • 発売日: 2019/04/23
  • メディア: エレクトロニクス
 

多様化したiPhone 

今年発売したiPhoneは、

  • iPhone SE
  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max

の5機種で過去最多だ。特に印象的なのは昨年まではなかった5.4インチディスプレイ搭載のiPhone 12 miniだ。大型化してきたスマートフォンの中で最新スペックを搭載した小型iPhoneは話題を集めた。

筆者もiPhone Xから3年ぶりに買い替えて、非常に満足している。

小さいスマホはアメリカでは不人気なことが多いので、Appleはアジア市場(特に日本市場)のために開発したと思われる。iPhoneの成長が鈍化してきたので、アジアや小型スマホを嗜好するニッチ層にもフォーカスしたのだろう。

今年のiPhoneの特徴は5Gへの対応だ。ライバル他社に遅れた感もあったが、コロナ禍もあり5G通信網の普及が遅れているので、結果的にちょうど良いタイミングになった。

もう一つの新機能がMagSafeだ。以前Macに搭載していたMagSafeがiPhoneに内蔵されて、充電器やケースなどがマグネットで装着できるようになった。

ただ、MagSafeで充電器を装着するとケースに跡がついたり、外すのにむしろ手間がかかったりするなど、一長一短の機能だ。来年は、Lightningポートが廃止されMagSafeのみの充電に切り替わるという噂も出ているが、どうなるのだろう。

本体の機能ではないが、今年のiPhoneから充電アダプタが同梱されなくなり、箱が小さくなった。環境保護だとAppleは言っているが、ワイヤレス充電に移行してほしいというのがAppleの本音だろう。 

今年のiPhoneで最も不満が集中したのは、Touch IDへの非対応だ。コロナ禍の影響で、すでにレガシーの機能になりつつあるTouch IDを欲する人が増えた。特にiPad Airに小型のTouch IDが採用されたので、iPhoneに採用されると期待が高まっていた。

画面内の指紋認証に対応する噂もあるが、来年はどうなるのだろう。

下克上のiPad Air

10月にAppleは新型iPad Airを発売した。新しいiPad Airは最新プロセッサA14を搭載し、iPad Proを凌駕する性能を誇り、おまけに低価格。 iPadのカメラで撮影しない人は、iPad Airで十分事足りる。

Proモデルがモデルチェンジしないのは何故だろう。ひょっとするとM1チップ搭載のiPad Proを計画しているのかもしれない。

最新 Apple iPad Air (10.9インチ, Wi-Fi, 64GB) - シルバー (第4世代)

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  • 発売日: 2020/10/23
  • メディア: Personal Computers
 

Macの革命

最も今年Appleが驚かせたのは、自社開発チップ搭載のMacの登場だろう。WWDCで発表されたIntelから自社チップへの転換は多くの注目を集めた。

どこまで性能が出るか不透明だったが、発売された新型MacBook AirとMacBook Proの性能は、過去モデルを凌駕する圧倒的なパフォーマンスを実現していた。

M1搭載のMacの性能は連続使用時間などで他社モデルよりもはるかに高性能でPCという概念を変えてしまったように思う。

ただ、現行モデルはポート数に制限があるので、今後も改善が必要になる。Appleは2年以内に全部のMac製品をM1チップに移行すると言っているので、来年以降はデスクトップのモデルチェンジがあるはずだ。 

来年はコロナ禍の対応に注目

来年のAppleはどうなるか。注目はコロナ禍への対応だろう。iPhone 13にTouch IDが搭載されるのか。また、今年はリモートワークを導入した企業が増えて、PCの売上が伸びた。M1チップが高評価だったMacが来年フルモデルチェンジをしたら、Windows PCのシェアを大きく奪うことになるかもしれない。

今年も色々と楽しませてくれたApple。来年も期待ができそうだ。

 
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