空間オーディオ
Appleシリコン搭載のMacとAirPods Pro(第3世代AirPodsなど)を組み合わせると、音源がステレオでも空間オーディオで視聴できる。ただ、対応しているアプリと非対応のアプリがある。
対応しているアプリを調べてみます。
- 空間オーディオ
- ミュージック
- Apple TV+
- Safari
- Google Chrome
- Amazon Music
- Amazon Prime Video
- 空間オーディオを使用したいならSafariで再生
ミュージック
Apple純正アプリ「ミュージック」は「ステレオを空間化」にもちろん対応している。「固定」か頭の動きに合わせて音場が変わる「ヘッドトラッキング」が選べる。
音源が「ドルビーアトモス」だと、このように表記される。
Apple TV+
純正アプリなので、当然対応している。
音源が対応していれば「ドルビーアトモス」表記になる。
Safari
Safariで視聴する動画配信サービスは「ステレオを空間化」できる。試したのは、YouTube、Amazon Prime Video、DAZN、ABEMA。
Google Chrome
同じ動画配信サービスでも、ブラウザがGoogle Chromeだと「ステレオを空間化」できない。
Amazon Music
Amazon Musicアプリは、非対応。Ultra HDなどの音源も再生できるのに、「ステレオを空間化」は使用不可。iPhoneのAmazon Musicアプリだと「空間オーディオ」が使用できるので、Mac用Amazon Musicアプリが対応していないようだ。
MacでもSafariからAmazon Musicを再生すると、「ステレオを空間化」が使用できる。Safariで流せば良さそうだけど、Webブラウザとアプリでは他にも挙動が異なる。
こちらがアプリで流した場合。「ULTRA HD」と表示される。
ただ、サウンドには「ステレオ」などの音源は表示されない。
こちらがSafari。「SD」と表示される。空間オーディオに対応しているので、こちらの方が明らかに音に広がりがある。
サウンドの表記は「ステレオ」。
Google Chromeも「SD」が表記される。空間オーディオは使用できない。
Amazon Prime Video
Mac用Amazon Prime Videoアプリがある。Amazon Musicアプリは非対応なのに、Amazon Prime Videoアプリは対応している。
サウンド表記は「ステレオ」
空間オーディオを使用したいならSafariで再生
「空間オーディオ」で愉しみたいなら、Apple純正アプリかSafariで再生するのが一番確実だ。Amazon MusicもAmazon Prime MusicでもSafariでの再生なら「空間オーディオ」が選べる。