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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
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新型Apple Watch 7・新型iPhone 13に買い換えるべきか。新デザインと機能充実のどちらを取るか

今年もやってくる買い替え祭り

なんやかんやあったけどオリンピックが終了し、もうすぐ夏が終わり9月になるとAppleのイベントがある(多分)。例年通りなら、その場で新型iPhone 13、新型Apple Watch series 7などの新製品が発表される。

そこで全人類が直面する課題が「自分は買い換えるべきなのか?」ということだ。今までiPhoneを使っていないのに新型iPhoneを新たに買う人は少ないだろうから、既存のiPhoneとApple Watchを買い換えようとしている人が多い。

今年買い換えるべきか考えてみます。

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 目新しさか機能の充実か

Apple WatchとiPhoneの買い換えを検討する際に、自分が「目新しさ」か「機能の充実」のどちらを求めるか考える必要がある。

Apple WatchもiPhoneも「大幅にデザインが変わる年」と「機能が充実する年」がある。

毎年のモデルチェンジの内容は、ざっくり書くとこんな感じ。

Apple Watch

  • 2015:Apple Watch 初代
  • 2016:Apple Watch series 2 機能充実
  • 2017:Apple Watch series 3 機能充実
  • 2018:Apple Watch series 4 デザイン変更
  • 2019:Apple Watch series 5 機能充実
  • 2020:Apple Watch series 6 機能充実
  • 2021:Apple Watch series 7 デザイン変更?

iPhone

  • 2012:iPhone 5 デザイン変更
  • 2013:iPhone 5s 機能充実
  • 2014:iPhone 6 デザイン変更
  • 2015:iPhone 6s 機能充実
  • 2016:iPhone 7 機能充実
  • 2017:iPhone X デザイン変更
  • 2018:iPhone XS 機能充実
  • 2019:iPhone 11 機能充実
  • 2020:iPhone 12 デザイン変更
  • 2021:iPhone 13 機能充実?

Apple WatchもiPhoneも原則3年ごとにデザイン変更していて、他の2年はデザインそのままで機能を充実しているとことがわかる。

以前のiPhoneは、ナンバリングが変更になるとデザインが変わり翌年は「ナンバリング+s」の名称になり機能が追加されていたが、iPhone 6以降は3年ごとにデザインが変わるようになた。

Apple Watchはまだ一度しかデザインを変更していないので不透明ではあるが、最初のデザイン変更は発売から4年目で行われており、7年目の今年はデザイン変更の年にあたる。

この法則通りだとすると、昨年のiPhone 12でデザインを変更した今年のiPhoneは「機能充実」の年になるはずだ。

iPhoneとApple Watchのデザイン変更する年はずれているので、「新しいデザインになったら買い換える」と決めている人は、iPhoneとAppleを同じ年に買い替えなくてすむ。偶然かもしれないけど、Appleのことだから、そこまで考えて製品設計を行なっているのかもしれない。

同じデザインの製品を二度買いたくない人には3年ごとに製品を買うのをお勧めする。

ただ、デザイン変更した年、Apple Watchの機能はあまり変わらな意かもしれない。Apple WatchはApple Watch 4で初めてのデザイン変更を行なったが、できることはApple Watch 3と大きくは変わらなかった。翌年の常時点灯、翌々年の血中酸素濃度測定機能の方が、進歩の幅は大きかった。

iPhoneはApple Watchと様子が少し違う。デザイン変更したときにも機能が大幅に変わることが多い。昨年のiPhone 12は角ばったデザインに変更したのと同時に5Gに対応し、MagSafeを導入した。iPhoneは外側のデザインを変更するのと同時に内部機構も変更することができるので、新機能を導入しやすいのだ。ボディが小さいApple Watchはデザインを変更しても内部機構を変更する余地が小さく、Apple Watch 4のときはディスプレイの大型化による独自のコンプリケーションの追加といったOSでの対応が主だった(このコンプリケーションはディスプレイが小さい旧型でも使えるようにできるはずだが、Appleは許さなかった)。

もっとも大胆なデザイン変更を行なったiPhone Xも同様でフルスクリーンになりホームボタンをなくすというiPhone史上最も大きな変革が起きた。

iPhoneのデザインを変更していない年では、新たな機能が追加される。iPhone 7では3D Touch、iPhone XsではデュアルSIMが導入された。

機能を重視するなら、デザイン変更以外の年のモデルの方が充実していると言える。ただ、買った翌年に目新しいデザインのモデルが出ると、自分のモデルが急速に古びた気がするので、新デザイン2年目のモデルは、ちょっと買い控えたくなる。

そう考えると、機能充実派はデザイン変更の翌年である今年にiPhoneを買い替えた方が良いかもしれない。

デザインの新型Apple Watch 7、機能の新型iPhone 13

まだ正式に何も発表していないのに断定するのはなんだけど、過去の法則から推測すると、今年発売の新型Apple Watch 7は新デザイン、iPhone 13は新機能が追加されると思われる。

新しいデザインのAppleを買いたい人、機能充実したiPhoneを使いたい人は、今からお金を貯めておこう。

お金持ちなら、何も考えず両方とも毎年買い替えちゃえ。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
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