走らない人が買うべきApple Watch 4
Apple watchOS 5でアスリート向けの機能を増やして、Apple Watch series 4(以下、Apple Watch 4)では「ヘルスケア」機能を多く付加した。心拍センサーに転倒検出と健康面、特に高齢者向けの機能が目立つ(年老いた親にあげたいという声もよく聞く)。画面が約30%大きくなったのも、老眼の方向け?
もちろんApple Watchは高齢者とアスリートだけの製品ではなく、仕事をしている人も使える。Apple Watchを装着する最大の利点は「通知」だ。大型化したiPhoneは常に携帯しづらくなり、着信したメールや電話の通知にユーザーは気づかない。特に公共交通機関を利用することが多い日本人はマナーモードにするのが常態化していて、連絡がつかないことも多い。
仕事中や移動中にiPhoneの画面を確認しづらい人にApple Watchは有効だ。
ではそういった人がどういった組み合わせのApple Watchを買うべきか調べてみた。
ビジネスで使えるApple Watchの組み合わせ
モデル
Apple Watch Edtionがなくなり3モデルになったApple Watch 4。特別な思い入れがないならApple Watchでよいだろう。Apple Watch Nike+も同価格だが発売日が遅いし、スポーツしないなら無印で十分。
ネットワーク
GPSモデルで良いかと。仕事や遊びに出かける時にiPhoneをおいていく人は稀だと思う。Bluetoothで繋がる範囲にiPhoneがあるなら、セルラーモデルを購入する意味はない。セルラーモデルの方が11,000円高いし。
と思ったが、後述するケースの素材でステンレススチールを選ぶにはセルラーモデルしかない。
ビジネスカジュアルで通勤する人はステンレススチールのほうが良いと思うので、ここはセルラーモデルで。カジュアル通勤が認められているなら、アルミニウムケースにGPSモデルでよいだろう。
ケースの素材
ビジネスに使うつもりならステンレススチールの方が無難。アルミニウムでもいいが、特にシルバーのアルミニウムはスーツに合わないと思う。ずっとカジュアルな服でよい仕事なら良いが。
バンド
ミラネーゼループをお勧めしたい。ループ系のバンドは金具に通す手間がなく、無段階で調整できる。ステンレススチールとの組み合わせは高級感がある。
カラー
ステンレススチールでは新色のゴールドを選びたいところだけど、ゴールドの時計を仕事でつけられるかどうかは、その人のキャラクターとポジションによりますかね。シルバーとスペースブラックはどちらも良い色だし、ビジネスにも使える。個人的には光沢があるシルバーのステンレススチールが好きです。
ケースのサイズ
ケースのサイズは2種類。Apple Watch 4より、それぞれ2mmずつ拡大している。”40mm”というのはケースの縦の長さ。 44mmのほうが横に4mm長く、6.6g重い。
40mmモデル
- 縦:40 mm (38.6 mm)
- 横:34 mm (33.3 mm)
- 厚さ:10.7 mm (11.4 mm)
- 重量 30.1g (26.7g)
44mmモデル
- 縦:44 mm (42.5 mm)
- 横:38 mm (36.4 mm)
- 厚さ:10.7 mm (11.4 mm)
- 重量 36.7g (34.9g)
ディスプレイが大きくても表示する情報量に変わりがなく、文字サイズが大きくなる。ベゼルレスのApple Watch 4は40mmでも文字サイズは十分大きく問題はないだろう。
長袖シャツを着ているとApple Watchの文字盤が見えないときがある。サイズが大きいと袖口を捲くりづらい。
サイズは腕の太さにもよるので、装着してみて決めるのが良い。iPhoneのアプリ「Apple Store」だと実物大のサイズを確かめることができる。
まとめ
今回はランニングなどスポーツに使わない前提で組み合わせを考えてみた。「通知」というApple Watch最大の利点をオフにもオンにも使える仕様になったと思う。買って所有欲を満たせる良いモデルだと思う。
ただセルラーモデルきのステンレススチールモデルケースなので、40mmで85,800円、44mmだと90,800円にもなる。ちょっと値は張るが、ビジネスにも活用できると考えたら、悪くない投資かと。
- Apple Watch series 4 GPS+Cellularモデル スペースブラックステンレススチールケースとスペースブラックミラネーゼループ