Apple Watch 4を使って一週間
Apple Watchseries 4 Nike+をつかいはじめて、一週間。Apple Watch 3を持っていたので、劇的な生活の変化はないが、キビキビした動作や新しい文字盤は気に入っている。
だけど、Apple Watch series 4(以下、Apple Watch 4)は一番安いGPSモデルで45,800円する。既存モデルから買い替える意味がどれだけあるか、過去のApple Watchとの比較してみた。
Apple Watch 4にしかない機能
新しい文字盤
旧モデルと機能面で最も大きな違いは「新しい文字盤が使える」ことだ。新しい文字盤のうち「インフォグラフ」「インフォグラフモジュラー」はApple Watch 4専用文字盤。両方の文字盤とも、Apple Watch 4の大画面を活かして最大8つのコンプリケーションを一画面に表示できる。
専用のコンプリケーション
新しい文字盤「インフォグラフ」では4隅にコンプリケーションを設置できる。このコンプリケーションはインフォグラフ専用で、今までのアイコンだけのコンプリケーションと異なり、多くの情報を提供してくれる。
オススメは、株価と天気(その日の最低最高気温と現在の気温を表示)。
「インフォグラフ」「インフォグラフモジュラー」の丸いコンプリケーションも、以前のコンプリケーションとは違う特別なコンプリケーションだ(似ているけど)。
筆者が便利だと思ったのは「お気に入り」だ。iPhoneの「電話」で「よく使う項目」に設定した人物をコンプリケーションとして画面に表示することができる。人物のアイコンをタップすると、連絡先が開き、電話できたり、メッセージを簡単に送れたりする。
初期のApple Watchはサイドボタンに「お気に入りの人物」割り当てられていた。その機能が復活した感じだ。
それ以外に「インフォグラフモジュラー」の中央部分にある大きなコンプリケーションは、今までの「モジュラー」のコンプリケーションと異なる。
ただ、多くのサードパーティがまだ対応していないので、このタイプのコンプリケーションが使えるのはApple純正ばかりだ(今のところ)。
転倒検出
iPhoneのアプリ「Watch」→「緊急SOS」から「転倒検出」機能をオンにできる。
幸いなことに、まだ転んだことはないから機能はわからないけど、設定しておくと安心だ。
第2世代の光学式心拍センサー
医療機関用の心電図作成はアメリカでしか許可されていないとよく言われる電気心拍センサーは使えなくても、第2世代の光学式心拍センサーがApple Watch 4にはある。Apple Watch 4の方が装着を検知する反応が速くなった気がする。
高心拍数・低心拍数だと通知する機能は日本でも使えるので、センサーの性能が良いに越したことはない。
えっ? これだけ?
Apple Watch 4でしかできない機能を見てきた。思ったよりも少ないと感じた人が多いかもしれない。
もちろん大きくなった画面、薄くなったボデイ、最新のチップ、Bluetooth 5.0搭載と違いはあるが、できることは旧モデルと変わらない。
個人的には、キビキビした動作と薄型化だけで買い替えた価値はあると思うが、買い替えを考えている人は、自分に必要な機能があるか考えて決めてください。