Apple Watch series 5登場
例年通り新型Apple Watch series 5(以下、Apple Watch 5)をAppleが発表した。今年の目玉は、常時表示。今まで手首を曲げるか画面をタップしないと表示しなかったApple Watchのディスプレイが常時表示できるようになった。
もうひとつの違いはコンパス機能。ユーザーがどちらの方角をむいているか判別できるようになったので、より正確にナビができる。
今回、セラミックモデルが復活し、チタニウムモデルが初めて追加され、ボデイの材質は4種類に増えた。
しかも、今年から「Apple Watch Studio」で好きなケースとバンドを選んで買えるようになった。「Apple Watch Stiudio」はApple Storeだけではなく、オンラインでも利用できる。
種類も増えたので、どのApple Watchを買うべきかユーザーの使用用途に合わせて考えてみます。
- Apple Watch series 5登場
- ランナー・アスリート
- ビジネスパーソン
- 仕事でもスポーツでも使う人
- 目立ちたい人
- すでにApple Watchを持っている人
- お試ししたい人
- GPSモデルかCellularモデルか
- まとめ
ランナー・アスリート
ランニングやエクササイズに使用する人は、とにかく軽いほうが良い。ケースはアルミニウム一択だ。新素材であるチタニウムは軽そうだが、アルミニウムの方が圧倒的に軽い。
ケースのサイズは、より軽量な40mmを選ぶと良いと思う。44mmは腕時計としてはかなり大きいので体格が大きい男性以外は、40mmで十分だ。
運動をする人なら、Apple Watch Nikeをおすすめしたい。専用の文字盤がつき、反射材を含んだバンドが選べて、価格は通常モデルと同じ。選んで損はない。唯一の問題は販売日が遅いことだけ。
バンドは、スポーツバンドとスポーツループバンドが選べる。おすすめはスポーツループバンド。とにかく軽いのと、無段階で調整できるのがスポーツにぴったりだ。
ケースの色はシルバーとスペースグレイが選べる。色は好みだが、シルバーのほうが明るい色のバンドとの組み合わせが選べて、使い勝手は良い。
- Apple Watch Nike
- サイズ:40mm
- ケース:シルバーアルミニウムケース
- バンド:サミットホワイトNikeスポーツループ
ビジネスパーソン
手元で通知を確認できて、予定をすぐに確かめられるApple Watchは仕事でも使える。スーツでも似合うケースは、ステンレスかチタニウム。重量は同じで、チタニウムの方がステンレスより一万円高。せっかくだから新しい素材であるチタニウムを選びたい。
バンドは、無段階調整ができてスーツにも合うミラネーゼループをお勧めする。
カラーは、様々な色のバンドと合わせられるシルバーがよい。スペースグレイは暗色系のバンドしか合わないので、バンド貧乏になりたくないならあえて選ぶのも良いかも。
- Apple Watch series 5
- サイズ:40mm
- ケース:シルバーチタニウムケース
- バンド:ミラネーゼループ
仕事でもスポーツでも使う人
オンでもオフでも使いたい人には、スペースグレイのアルミニウムケースを選びたい。スペースグレイだとアルミニウムでも「おもちゃ感」はなく、スーツでも使える。
バンドは軽くて使い勝手も良いスポーツバンドをおすすめしたい。
- Apple Watch series 5
- サイズ:40mm
- ケース:スペースグレイアルミニウムケース
- バンド:ブラックスポーツバンド
目立ちたい人
Apple Watchをつけている人も、随分増えてきた。目立ちたいかつお金に余裕がある人は、セラミックケースを選ぼう。セラミックケースは高価だが、100万円超えもあった以前のApple Watch Editonよりは選びやすい。
どうせなら目立つ大型ディスプレイ44mmを選びたい。
バンドは複数購入して気分に合わせて替えたいので、最初はシンプルなスポーツバンドで良いと思う。
- Apple Watch series 5
- サイズ:44mm
- ケース:ホワイトセラミックケース
- バンド:ホワイトスポーツバンド
すでにApple Watchを持っている人
Apple Watchの所有者は、買い替えるかどうか、まずは判断する必要がある。Apple Watch 4の人は買い換えなくてもよい。常時表示は魅力的だが大型化したApple Watch 4からの買い替えは新鮮味がない。
Apple Watch 3以下はディスプレイも大型化するので、買い換える価値はあると思う。特にApple Watch 2以下のモデルのユーザーは高性能化したApple Watch 5を使うと、まともに動くことにびっくりするだろう。
バンドを流用できる同じケースサイズ、どうせなら違ったタイプのバンドを選ぶと良い。38mmケース用バンドは40mm、42mmケース用バンドは44mmにも流用できる。
ケースのタイプは、スポーツと仕事のどちらで使うことが多いかで決めて良いと思う。
- Apple Watch series 5
- サイズ:所有しているものと同じサイズ
- ケース:スポーツで使うならアルミニウム、仕事ならステンレス
- バンド:別のバンド
お試ししたい人
自分が本当にApple Watchを使うのかわからない人、エクササイズやランニングの時だけ使いたい人は、Apple Watch series 3を選ぶのもありだ。Apple Watch 3は性能的には全く問題がない。しかも19,800円からと非常に安い。
スポーツのときだけに使用するなら、Apple Watch 3で十分。
- Apple Watch series 3
- サイズ:38mm
- ケース:シルバーアルミニウムケース
- バンド:ホワイトスポーツバンド
GPSモデルかCellularモデルか
今回選んだ組み合わせには、GPSかCellularの選択肢は加えなかった。iPhoneを携帯する場合はCellularモデルは全く意味がないので、多くの人はGPSモデルで良いと思う。
ランニングなどiPhoneを携帯しないことが多い人はCellularモデルを選ぶのもよいが、MNO(ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア)の人以外は利用できないので注意したい。月額料金もかかる。
まとめ
色々な組み合わせを選ぶので、悩む人も多いと思う。そういう人は、40mmシルバーアルミニウムケース、スポーツバンドを選ぶのが良いだろう。一番標準的なモデルだし、他のバンドにも合わせやすい。
どれが良いか悩むの楽しいので、たっぷり悩んで自分だけのモデルを決めよう。