Apple Watchで給油
多くのガソリンスタンドはセルフサービスになっている。支払いはスタンドの機械で現金かクレジットカードで行えるが、最近は電子マネーが使えるスタンドも増えてきた。
Suicaなどの交通系電子マネー、iD、QUICPayなどの電子マネーが使えればApple Watchで決済できる。Apple Watchなら、ガソリンスタンドで給油するときに何かを持ち出さなくても腕を近づけるだけで決済が完了する。
ガソリンスタンドでApple Watchが使えるか調べてみました。
ENEOS
以前の「エッソ・モービル・ゼネラル」は順次ENEOSに変わってきている。ENEOSは「Speedpass」という非接触型の決済手段を装備しているスタンドがある。
Speedpassは、Speedpass、Speedpass Plusという独自規格のトークンの他に、Apple Pay、iD、QUICPayに対応しているので、Apple Watchで決済できる。電子マネーを選んで、Apple Watchを近づければ決済完了。
スタンド検索すると、かなり多くのセルフスタンドでSpeedpassを導入している。
コスモ石油
店舗数が多いコスモ石油はiDやQUICPayに対応しているスタンドもあるが、対応していないスタンドも多い。
イオン系のWAONに対応しているスタンドのほうが多い。神奈川県で検索すると、こちらの結果になった。
- セルフガソリンスタンド・・・38店舗
- WAON対応・・・31店舗
- iD, QUICPay対応・・・11店舗
Apple Watchでの決済に対応しているスタンドは3分の1しかない。地方により差も大きく、鹿児島県内では1店舗も対応していない一方で、北海道・東北地方では対応している店舗が多い。
出光昭和シェル
2019年に統合された出光昭和シェル。元々別会社だったので、スタンド検索もまだ別々だ。
出光系スタンドは、交通系電子マネー、iD、QUICPayに対応しているが、導入している店舗はかなり少ない。
例えば神奈川県内で電子マネーに対応している店舗は見当たらない。当然Apple Watchで決済することはできない。
昭和シェル系はどうだろう。昭和シェルはEasyPayというクレジットカードと運転免許証を紐づけた非接触型トークンを発行しているので、出光よりも多くのスタンドが電子マネーに対応している。
検索した限りではセルフスタンドの店舗のほとんどがiD, QUICPayに対応しているようだ。
昭和シェル系・ENEOSを探そう
Apple Watchで給油するなら、昭和シェル系スタンドならまず間違いなく、ENEOSも大体Okだ。コスモ石油は対応店舗数が少ないのでApple Watchで払いたいなら検索してからの方がよい。出光系スタンドは対応店舗数がかなり少ないので、避けたほうがよい。