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廉価版Apple Watch「Apple Watch SE」を発売する3つの理由

Apple Watchの廉価版?

秋イベントが近づいている今になって廉価版Apple Watch「Apple Watch SE」が発売される噂が出てきた。

もちろんAppleは何も話していない。この秋に登場するかわからないが、廉価版「Apple Watch SE」を発売する理由を考えてみます。

 

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Apple Watch 3の存在

現在Apple Watch series 5(以下、Apple Watch 5)とApple Watch series 3(以下、Apple Watch 3)を併売している。

  • Apple Watch 5・・・42,800円から
  • Apple Watch 3・・・19,800円から

モデルチェンジする度に高価格化してきたApple Watchの廉価版として3年前に発売開始したApple Watch 3を安い価格で販売している。

このパターンはiPhoneと同じだ。iPhone SEが発売になるまで、安価なiPhone 8を併売していた。その後、ほぼiPhone 8の筐体に最新チップを詰め込んだiPhone SEが登場した。

同じようにApple Watch 3のボディに最新チップを搭載したApple Watch SEを開発している可能性は十分に考えられる。

小型ディスプレイの需要

Apple WatchはApple Watch series 4からディスプレイが大型化した。大型化したことでみやすくなり、新たなコンプリケーションが使用できるようになったが、スポーツに特化して利用したい人には大きすぎると思っている人もいる。

Apple Watch 3の筐体なら小さいディスプレイになるので、スポーツ需要にマッチするし、Apple Watchのナンバリングモデルと差別化もできる。

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Fitbitへの対抗

スマートウォッチではトップシェアのApple Watchだが、日本市場でもiPhoneほど圧倒的ではない。Fitbitの存在があるからだ。

Fitbitというと、細長いフィトネストラッカーをイメージする人もいるかと思うが、現在は「Fitbit Versa」「Fitbit lonic」シリーズというスマートウォッチを販売している。

価格はApple Watch 5より安く、1万円台の製品もある。Apple Watchのように単体で通信するなどの機能はないが、スマートフォンと連動して利用するなら、Apple Watchとできることはそれほど違いはない(もちろんOSは違うが)。

Fitbit lonicはバッテリーが3日以上保つなど、Apple Watchを上回っている点もある。

Fitbitに対抗するために、より安く軽い製品の強化が必要で、旧型モデルを販売するより、中身を最新に入れ替えた製品の方が競争力は高まる。

発売は11月以降?

廉価版「Apple Watch SE」を販売する理由はありそうだ。iPhone SEが大ヒットしているのも心強い。

では発売時期はいつだろうか。今年のiPhoneの発売時期は10月と予想されていて、秋イベントも10月になりそうだ。新型Apple Watch series 6(以下、Apple Watch 6)の発売もおそらく10月になるだろう。

iPhoneで言うと廉価版を同時に発表・発売したことはない。同時に発表するとナンバリングモデルの存在感が下がるからだ。

そうなると、Apple Watch SEの販売は、Apple Watch 6の発売から1ヶ月遅れて11月のホリデーシーズン前が有力だと思う。

 
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