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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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自販機で毎日ドリンクが飲める「Coke ON Pass」の開始を予告

月額2700円で毎日飲める

コカ・コーラはスマホでドリンクを買える「Coke ON」のサブスク版サービス「Coke ON Pass」の開始を予告している。4月中旬スタートで月額2700円だそうだ。

このサービスがお得かどうか考えてみます。

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毎日1本ドリンクが飲める

予告なのでまだ詳細はわからないが、サービス会員になると、毎日1本好きなドリンクが自販機でアプリを使って購入できるそうだ。

単純に考えれば、ドリンク1本160円 x 30日 = 4800円になるので、2100円お得になる。と言っても、平日だけだったら3200円で500円のお得、160円以下のドリンクを買ったらお得度はさらに減る。そもそもスーパーやドラッグストアで購入したら100円前後で買えてしまうし、コンビニでもPBなら同じような値段だ。

お得なことよりも毎日気軽に自販機で買えることが、このサービスの売りのようだ。

こういう1日1回という飲食系のサブスクは過去にもあったが、どれも成功にしていないように思う。チェーン店だけではなく、個人のカフェでも実施している店もあるが、やめてしまったところも多い。

人気になったのは牛角の月額1万円サービスぐらいか。牛角は月に3回食べれば元を取れるので、お得度が高かった(人気がありすぎて中止になってしまったが)。

飲食系サブスクは、お得かどうか誰でもすぐに計算できるところが躊躇させるところだと思う。

サブスクはイニシャルコストを節約できるところがポイントだと思う。サブスクは導入するのにかかるコストを月額料金で支払うことで負担が減った気分がする。

最近ではデロンギが月額3900円からコーヒーが毎日飲めるサブスクを初めて人気になった。

このサービスに入ると5万円以上する全自動コーヒーマシーンを購入しなくても済むのでイニシャルコストがかからない。コーヒー豆が定期的に送られてくるので自宅にいながらコーヒーが楽しめるといったサブスクの良さが全面に出たサービスだ。

デロンギのサービスに比べて、イニシャルコストもかからず毎日自販機へ訪問しないとお得にならないCoke ON Passはサブスク向きなのか現段階では不透明だ。

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キャンペーンで5/31まで月額1350円

ネガティブに書いたが、 5/31まではキャンペーン価格で月額1350円だそうだ。この金額なら9本飲めばお得になるので、加入しがいがある。まずはキャンペーンで試してみて、自分のライフスタイルに合うか試してみるのが良いと思います。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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