ダイソーの電子メモパッド
一部で評判になっているダイソーの「電子メモパッド」が売っていたので買ってみた。
レビューしてみます。
500円の電子メモ
このダイソーの電子メモパッドは、なんとは500円。格安だ。
本体の大きさは、ざっくりA5サイズ。画面サイズは8.5インチ。重さは114gとかなり軽量だ。厚さも0.5cmしかないので、持った感じは相当軽い。キャンパスの紙ノートよりも軽い。
表面にあるボタンは上部の「ゴミ箱」だけだ。押すと画面がクリアになる。下部にあるのは「スタイラスペン」だ。
スタイラスペンでメモを取ることができる。筆圧によって線の太さが変わる。たぶん三段階。
背面にはロックボタンがある。スイッチがちょっと曲がっているのはご愛嬌。ロックすると、ゴミ箱ボタンを押してもクリアされなくなる。ゴミ箱ボタンは固いので誤動作することは少ないと思うが、絶対に消したくないメモならロックすると安心だ。
500円で安いし、メモとして十分使える。子供に勉強を教える時、今まではコピー用紙を使っていたけど、書いてすぐに捨てるのがもったいなかった。電子メモパッドならゴミが出ないし、嵩張らない。
欠点は?
500円なので、欠点をあまりあげつらうのはなんだけど、使っているといくつか気になる点がある。
ひとつは付属のスタイラスペン。電子メモパッドの厚みに合わせるために、このペンがかなり薄くて平たい。平べったいので掴みづらいし、書きづらい。
また、このペンは電子メモパッドに装着できるけど、ペンをおさえているプラスティックが硬くて、ペンが外しづらい。裏面から指で押すと外れるが、力の加減を間違えるとペンが吹っ飛んでしまう。
この電子メモパッドは付属のペンを使わなくても別のペンでも描くことはできる。なんなら爪でもいい(画面は傷つきそうだけど)。
もうひとつは、オールクリアしかできないことだ。ゴミ箱ボタンを押すと、画面をクリアできるが、一部を消すことはできない。一文字間違えても、修正するなら全部消すしかない。
といっても、Amazonで売ってるような1000円前後の電子メモパッドも一部クリアする機能はなさそうだ。Undo機能が欲しいなら、iPadなどのタブレットPCを使う必要がある。
電子メモパッドがiPadより優位な点もある。軽量なことはもちろんだけど、すぐにメモが書けるのは何より魅力的だ。iPadだと指紋や顔認証でアンロックしてから、メモアプリを起動して初めてメモを残せる。
電子メモパッドだと、電源スイッチを入れる必要すらない。すぐに書ける。
コスパ最高のメモパッド
色々不満な点はあるけど、なんといっても500円。コスパ最高だ。ちょっとしたメモを残すには過不足ない。
売り切れのことが多いけど、もし見つけたら買っても損はしないと思います。