eRemoteが壊れた!
我が家の家電をコントロールしているeRemoteが突然応答しなくなった。「アレクサ、テレビをつけて」みたいにAmazon Echoと連動して音声で家電を操作しているので、使えないととても困る。
eRemoteは背面の「Reset」ボタンを尖ったもので長押しするとリセットできるのだが、何度やっても再セットアップできない。
<追記:2021/08/11>
他のeRemoteの調子が悪くなったので色々調べたらWi-Fiルーターの問題だと判明した。買う必要なかった、、、。
困ってAmazonを調べると、eRemoteの後継機である「eRemote5」を売っていた。eRemoteとの違いは、外見と温度・湿度センサーだ。温度センサーがあると、気温によってエアコンを自動的にオンにすることができる。
5,980円と高価だし、温度・湿度センサーは電源ケーブルに内蔵されているので付属のケーブルを使わないといけない。本体サイズもeRemoteよりも大きい。
他の製品を探していたら、EZCONというスマートリモコンが見つかった。価格は3,580円で、本体も小さく、ボディ全体が単色(ホワイトかブラック)なので目立たない。eRemoteシリーズと同様にHomeLinkアプリが使えるので、eRemoteの代替として使える。
EZCONを購入したので、レビューします。
EZCONとは?
聞き慣れなれないEZCONとはなんだろう。スマートリモコンを開発販売している会社らしく、社名の由来は「easy connect、easy control」。
eRemoteと違う会社なのに、どうして同じHomeLinkアプリが使えるのだろう。どうやらデバイスの中身は同じメーカーが製造しているようだ。
eRemoteは日本ではLinkJapanという会社が販売しているが、eRemoteを開発したのは中国のBroadLinkという会社で、この会社が開発したRM mini3がeRemoteのもとになっている。
EZCONも同様に、BroadLinkのRM mini 4とよく似ている。EZCONの内部はRM mini 4だと思われる。eRemoteを買い替えるには安心で最適な製品だ。
eRemoteと比較
外観はeRemoteよりかなり小さい。ボディ全体が白く光沢がある。上部が黒く光沢がない普通のプラスティック製のeRemoteよりも高級感がある。
付属品は、こちら。左にあるボタンみたいなものは底面に装着して壁に引っ掛けられるようになっている。Micro-USBケーブルはフラット型で長さは約1m。
セットアップ方法
- EZCONを電源に繋げる
- iPhoneで「HomeLink」アプリを開く
- 「+」をタップ
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「EZCON」をタップ
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「次へ」をタップしていく。Wi-Fiは2.4GHzだけで、5GHzには非対応なので注意
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名称や設置場所を設定して完了
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あとは「家電の追加」から追加するリモコンを選んで、デバイスを選択する
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使ってみる
登録した家電をHomeLinkで操作する。できることはeRemoteとほとんど変わらない。GPSに対応しているので自宅に帰宅したら照明を自動的につけることができる。
eRemoteよりも少し反応速度が早い気がする。
AlexaやSiriショートカットにも対応している。
問題点は?
操作するのに不満はないが、問題点は意外な部分でUSB端子だ。EZCONはMicro USB端子から受電するが、付属のケーブル以外は使えないのだ。付属のMicro USBケーブルの端子は通常のMicro USB端子より長めになっていて、普通のMicro USBケーブルだと刺さっても反応しない。
どうしてこんな仕様なんだろう。壁掛けしたときに、はずれにくくしているのかもしれないが、他の長さのケーブルが使えないので、ぜひ改善してほしい。
とはいえ、サイズも小さく機能には全く問題ない。AlexaやGoogle Home、Siriショートカットにも対応しているので、家電をスマホや音声で操作したい人には良いデバイスだと思います。