クイックノート登場
大幅アップデート後、Evernoteに「クイックノート」という新しい機能が加わった。素早く簡単にメモが残せるので、慣れると結構便利。
クイックノートの使い方を解説します。
簡単にメモを残す
メニューバーのEvernoteのアイコンをクリックすると、クイックメモが開く。
キーボードショートカット「⌘(Command)+⌃(Control)+N」でも開くことができる。
機能はこちら。
主な機能はメモを入力することと、そのメモをEvernoteのメモに変換することだ。
裏技的要素として、クイックノートを開いた状態で、メニューバーのEvernoteのアイコンをクリックするとEvernote本体を開くことができる(バグかもしれない)。
クイックノートを閉じても入力したメモは残っているので、後から追記することも可能だ。
ノートに変換すると、「通知」が表示される。「オプション」から「閲覧」をクリックすると変換したノートが開く。
変換されたノートはこんな感じ。変換した日時がタイトルになっている。
便利だけど、不思議な挙動も
クイックノートは確かに便利だ。電話をしていてちょっとメモを残したい時などは、「⌘+⌃+N」で簡単に記録できる。保存したければ、Evernoteのノートにメモをすぐに変換できる。
ただ、気になる挙動もある。クイックノートで残したメモを⌘+Aで全選択したいと思っても、できない。これはクイックノートにフォーカスが当たると、Evernoteが起動した状態になるので、⌘+AをするとクイックノートのメモではなくEvernote本体のノートが選ばれてしまう。
他にもクイックノートのメモをキーボードショートカット「⌘+delete」で削除しようとすると、1行ずつしか削除されず、ゴミ箱アイコンをクリックしても一度のクリックではクリアされず2回クリックしないといけない。
あと、できればクイックノートからフォーカスが外れても、クイックノートは開いたままになる設定が欲しい。クイックノートと他のアプリを行き来するときに、Evernoteアイコンをいちいちクリックしないといけない。
この辺りの挙動を改善してくれると、定番メモアプリになると思います。