携帯電話料金を下げたい
総務省の圧力もあって携帯電話料金はかなり下がった。ahamoやpovoなどのオンライン専用プラン、1GB未満無料は廃止されてもまだ安い楽天モバイル、MVNOと多種多様だ。
それでも最近では家族全員がスマホを個別に持っているので、家族トータルの携帯コストは毎月バカにならない。
家族3人の携帯電話料金を2280円に抑える方法をご紹介します。
IIJmioのデータシェアを利用する
ソフトバンクモバイルのLINEMOのミニプランなら3GB月額990円で使うことができる。家族3人なら月額2970円だ。これでも充分安いが、LINEMOは家族でシェアすることができない。子供が小さければ3GBでも賄えるが、外出が多い両親は3GBではきつい月もあるかもしれない。また、家族割もない。
家族でキャリアを合わせるなら、データシェアができると良い。データシェアサービスがあれば、家族全員でデータ容量を共有できる。
IIJmioなら、もっと安価でしかもデータシェアサービスが使える。IIJmioのデータシェアは、SIMの種類が違っていても使用しているキャリアが異なっていても共有できる。
気をつけるのは、全員がギガプランで契約することと契約者を統一すること。ギガプランは現在主流のプランだし、契約者を世帯主にしても利用者は家族個別に設定できるので、問題はないだろう。
また、4月からデータ容量が増量されて、4ギガプラン990円が5ギガに増えた。
家族3名なら、こんなプランはどうだろう。
- 親・・・音声SIM5ギガプラン 990円
- 親・・・音声SIM2ギガプラン 850円
- 子・・・データeSIM2ギガプラン 440円
家族合計で月額2280円で済ますことができる。IIJMIOは同一名義なら、データシェアグループを作成することができて、家族内でデータ容量を共有できる。この例だと合計9ギガを家族で使うことができる。9ギガあれば、充分な家族も多いのでは?
ただ、データeSIMは音声通話とSMSが使えない。FaceTimeなどで通話するから電話は不要な場合でもSMSが使えないと認証ができない場合がある。その場合は、子供音声SIMを利用しよう。
- 親・・・音声SIM5ギガプラン 990円
- 親・・・音声SIM2ギガプラン 850円
- 子・・・音声SIM2ギガプラン 850円
その場合の合計額は2690円。それでもかなり安い。
家族が9ギガで不足なら、もう一人の親も5ギガプランに変更しよう。
- 親・・・音声SIM5ギガプラン 990円
- 親・・・音声SIM5ギガプラン 990円
- 子・・・音声SIM2ギガプラン 850円
この場合の合計額は2830円。3000円以下で、12ギガを家族全員で共有できる。
契約者を同一に
IIJmioのデータシェアは家族で利用するには便利なサービスだ。気をつけるのは契約者を同一にすることだ。特にMNPする際には注意が必要だ。
そこさえ気をつければ、かなり安価でスマホを家族全員で使うことができる。