宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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ペーパーバックの制作販売サービスをAmazonが開始。Kindleでペーパーバックを制作してみた

Kindleでペーパーバック

Amazonが個人で漫画や小説などの紙の書籍を出版できるサービスを日本で開始した。アメリカなどでは以前からあるサービスだったが、日本では電子書籍しか出版できなかった。

このサービスは、自分で表紙や文章を作成してKDP(Kindle Direct Publishing)にアップロードして審査を通過するとAmazonで発売される。

注文が入ると、Amazonはアップロードしたデータを元に紙の本を印刷して発送してくれる。

いくつかの作品のペーパーバック版を制作したのでご紹介します。

こんな感じ

Kindleでペーパーバックを制作すると、こんな感じになります。表紙の材質はツルツルしていて、文芸誌みたいですが、表紙はもう少し硬質です。中身の紙質も雑誌よりも上質です。

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月の娘にスープを送る

バラバラになった家族を再生するために頑張る女性エンジニアの物語です。

ペーパーバック版は1,377円と結構お高めです。印刷代がかかるのでどうして電子書籍よりも割高になってしまいます。ちなみにKindle電子書籍での価格は298円。

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コクーンマンションへようこそ

突然不思議な膜に包まれてしまった分譲マンションに戸惑う住民たち。そこに起きる奇妙な「密室」殺人事件。筆者の作品の中ではミステリー色が一番濃いですかね。

「月の娘」よりもこちらの方が高いのはページ数が多いからです。ページ数が多いと印刷代がかかるのでコストも増大します。

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磐田の棋理

将棋にまつわる熱い物語です。将棋版「ロッキー」を目指した作品です。将棋を知らない人でも充分に楽しめます。

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ねこつくりの宮

悲しみを抱いている人を癒す「ねこつくり」を巡る不思議で温かい物語です。ファンタジー要素を含めたリアルな話を目指して書きました。

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高いよね

ペーパーバックというと安い本のイメージがありますが、オンデマンドで一冊ずつ印刷して発送しているので、どうしてもコストがかかり、値段は高くついてしまいます。

価格が気になる方は、電子書籍の方が良いかと思います。Kindle Unlimited会員なら0円ですし、電子書籍として購入すると298円ですので、ペーパーバックよりも格段に安いです。

紙の本で読みたい方には、ペーパーバックは良い選択肢になると思います。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。