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WWDCで発表される新型MacBook Airは「M1 Plus」チップを搭載?

WWDCでMacBook Airが登場する?

次世代MacBook AirがApple社内で使われているとBloombergが報じている。実際に使えるぐらいに仕上がっているなら、来週のイベントWWDCで発表される可能性が高い。

ところが、Apple情報のリークに詳しいMing-Chi Kuo氏が、発表されるMacBook Airは新デザインを採用するが、搭載するチップはM2ではなくM1の改良版になるとレポートした。

M2チップは今年は登場せずに翌年になるということだ。

新型MacBook Airの内容について考えます。

新デザイン

2020年に発表されたMacBook Airは、M1チップを搭載したがボディデザインはIntel版とほとんど変わらなかった。

同じ時期に登場したM1版MacBook Proは昨年新しいボディが登場した。MagSafe充電の新設やディスプレイの狭額化など多くの機能が変更になったが、MacBook Airのモデルチェンジは見送られた。

MacBook Proと同じように新型MacBook Airは新しいデザインが採用されるだろう。MagSafe充電とディスプレイの狭額化はおそらく間違いないのでは。MacBook Proに搭載されたSDカードスロットなどの拡張性は見送られ、ProとAirの差別化が図られると思われる。

M2チップ?

発表当時、M1チップは衝撃的な高性能だったが、あれから1年以上が経過してそのインパクトも少しずつ薄らいできた。

Intel CPUのロードマップが不確実で新製品発表に支障を来していたことも、Appleチップを開発した理由のひとつだった。当然、Appleチップは定期的にアップデートされるものだと思われていた。

M1チップが登場して以降、MacBook Proに搭載されたM1 ProとM1 Max、Mac Studio向けM1 Ultraが発表された。どれもM1チップの拡張版だ。スタンダードのマシンに基本チップがまず搭載され、上位機種には拡張版が追加される。全機種にチップが一通り普及したら、基本チップがアップデートされ、続いて上位機種用の拡張チップが発表される。Appleチップは、このようなサイクルで毎年アップデートされると誰もが思ったものだ。

ところが、Mac Pro以外のMacにはすべてM1シリーズが搭載されたのに、M2チップは登場しないという。

どうやらウクライナ情勢や上海ロックダウンの影響で、M2チップの製造が遅れているようだ。Appleとしては、予定通りのサイクルでM1からM2へアップデートする予定だったが、そういった外的要因で断念せざるを得なかったのかもしれない。

MacBook Airは登場する?

M2チップの製造が遅れているとして、M1チップのまま新型MacBook Airは登場するのだろうか。新型チップの製造が遅延しているなら、MacBook Airの発表を遅らせる手段もある。

発表から 1年半が経過しているM1チップをいくら高性能とはいえ新型ボディに搭載するのは、アンバランスな気もする。

もしMacBook Airがこのタイミングで発表されるなら、過去のM1チップではなく、拡張版が搭載される可能性が高い。M1 Proだと、MacBook Proと差がなくなってしまうので、M1とM1 Proの中間に当たる「M1 Plus」みたいなチップになるのでは? その場合は、M2チップの登場はかなり先で、噂通り来年以降になりそうだ。

MacBook AirがWWDCで発表されないなら、M2チップ待ちだと思われるので、M2チップの製造はそれほど遅れることなく、年内にはMacBook Airを発表できる算段があるのだろう。

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