MagSafeが忘れられない
キーピッチの薄さがよく言われる現行MacBook Proを筆者は快適に使っている。無駄のないデザインにわかりやすいインターフェイスは毎日使っても飽きない。
ただ、気になるのが充電環境だ。以前のMacBook Proにはあったマグネット式充電アダプタが、現行機種よりUSB Type-Cに変わってしまった。左右どちらのType-C端子から充電できる(TouchBar付きモデルの場合)のは充電ケーブルの取り回しに便利だが、ケーブルを挿さないといけないのは面倒だ。
マグネットを内蔵したMagSafeなら、ケーブルをルーズに近づけても端子が繋がるので、暗い場所でも苦労することがなかった。
サードパーティ製品を活用
MagSafe廃止に不満な人が多いらしく、サードパーティからいくつかのマグネット式端子が登場していたけど、評判が芳しくなかった。
USB Type-Cの充電ケーブルもあったが、なぜかホワイトのケーブルがなかった。筆者はApple Watch、iPhone用のワイヤレス充電ケーブルも全てホワイトにまとめているので、統一したかった。
そこで、そこそこ評判が良かった製品を買ってみたのでレビューする。Amazonで2,000円でした(2018/06/01現在)。
シンプルで小さい
ものが小さいのでパッケージはシンプル。箱を開けると、マグネットでコネクタ同士がくっついてしまうぐらい磁力は十分だ。
コネクタは非常に小さい。ブランドネームは表裏に記載があり隠すことはできない。色はMacBook Proのスペースグレイより少し濃い。写真では見づらいが、5ピン配列なので接続する向きが決まっており、MagSafeのように表裏区別なく繋げることはできない。ただ形状から向きを間違えることはないし、USB Type-Cコネクタは表裏どちらでもMacbook Proに挿せるので、左右どちらのUSB Type-C端子につなげても、それほど不自由はない。
初代MagSafeに似ている
Macbook Proの右側に繋げたところ。形状からすると初代MagSafeに似ている。個人的には、横にケーブルが伸びるMagSafe 2より、ケーブルが後ろに伸びる初代の方が好みだ。ただオリジナルのMagSafeに比べると磁力は小さい。
Mac側の端子を挿しても、それほど目立たない。むしろMacを閉じた状態でも左右の向きがわかって嬉しい(筆者はよく左右の向きを間違える)。
いまのところ、端子も熱くならないし、充電も普通にできている。MagSafeが恋しい人にはおすすめだ(もちろん自己責任でお願いします)。