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ザッカーバーグの投稿はなぜ炎上したのか考える

ゲームキューブ?

Mateのマーク・ザッカーバーグCEOの投稿が炎上した。自社のメタバース内の自撮り画像が昔のゲーム機みたいに低レベルなグラフィックで、「メタバースとはこんなものか?」「2兆円もかけてこの程度?」のような批判が起こっている。

どうしてザッカーバーグの投稿が炎上したのか考えてみます。

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終わらないMeta批判

情報流出やターゲット広告モデルなどへの批判でFacebookのブランドイメージは大きく低下した。今までのように広告では利益を稼げないとザッカーバーグは社名をMetaに変更し、メタバースへ注力するようになった。

それでも、Facebookは存続しているし、広告モデルも健在だから、Meta批判は尽きない。そういったFacebookを批判したい勢がザッカーバーグのミスをあげつらおうと虎視眈々と狙っている。今回の投稿は、そういった人達にとっては格好の餌だったわけだ。

メタバースへの疑念

ネットでメタバースの文字を毎日見るけど、すべての意見が肯定的ということはなく、批判的な意見も多い。「ゴーグルが重い、うざい」「セカンドライフとなにが違う?」などの疑問が払拭された状態とは言えない。

そんな状況で、今回のザッカーバーグの投稿は、メタバースの疑念を増幅させ、火に油を注ぐものになっている。メタバースへの批判のひとつに、「グラフィックが粗い」というのがある。メタバースは「仮想世界」だが、その世界を描写するグラフィックが汚いと、仮想世界に没入できない。現実世界と見間違うような映像を表現するには8Kが必要だそうだが、そこまで達したメタバースは現時点では存在しない。

ザッカーバーグが投稿した画像は、8Kどころか20年前のPCゲームの画像みたいだ。これではメタバース世界に没入もできないし、別世界を味わえなければ、メタバースは不要で現行のチャットやSNSで充分という意見が強まるのは仕方がないところだ。

メタバースの未来は?

今回の炎上は、メタバースとメタバースを主導するMetaへの疑念がかなり根強いことがわかった。批判の大きさにザッカーバーグは「これは本番ではない」と早速反論したが、メタバースとMeta批判は鳴り止まない。

批判はあるが、メタバースには、性別や人種など現実のプロパティから脱却できるという大きなメリットがある。生まれついた属性や外見から脱して別の人生を歩めるメタバースは成功すれば、革命的効果が得られる。

批判を跳ね除ける素晴らしいメタバース世界をMetaに造ってもらいたい。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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