Mojave登場!
本日AppleがmacOS「Mojave」を公開した。毎年恒例になったmacOSのアップデート。ここ数年はiOSのアップデートから約一週間後に公開されるので、時間差で楽しめる。
MacBook Proに早速インストールしたので、ファーストインプレッションをお届けします。
- Mojave登場!
- インストールは約30分
- ダークモード
- ダイナミックデスクトップ
- スタック
- クイックルック
- スクリーンショット
- iPhoneとの連携
- App Store
- 新たなアプリ
- ニュース
- システム環境設定
- まとめ
インストールは約30分
MacBook Pro (2017モデル)にインストールしたところ、約30分かかった。App Storeからダウンロードできる。macOSのアップデートはダウンロード終了後、インストールを選択すれば、あとは放っておいても大丈夫。
ダークモード
インストールが終わると、「ダークモード」を選ぶかどうかOSがたずねてくる。デフォルトの選択が「ダークモード」になっているので、Appleとしてはぜひ使ってほしいのだろう。
「macOS High Sierra」ではドックとメニューバーだけダークにできたが、今回は多くのアプリが対応している。
早速設定してみた。ダークモードの方が落ち着いた画面になるので、個人的には好み。こちらはFinder。
標準アプリのほとんどが対応済み。
嫌だったら、「システム環境設定」→「一般」からライトモードに戻せる。
ダイナミックデスクトップ
時間帯によってデスクトップの壁紙が変化する。噂によると、太陽の位置も考慮して写真を変更しているという。ダイナミックデスクトップに対応した壁紙でないと変化しない。設定は、「システム環境設定」→「デスクトップとスクリーンセーバ」
スタック
デスクトップのファイルを自動的に整理してくれる機能。
ファイル形式によって整理しているようだが、ファイルにタグをつけるとタグごとに整理してくれる。macOSはデスクトップを作業場にすることが多いので、ありがたい機能だ。
クイックルック
Finderのファイルを選んでスペースキーを押すと表示できるクイックルックで、画像のローテーション、マークアップが使える。「プレビュー」とどこが違うのか、よくわからなかった。この辺りは統一したほうが良い気もする。
スクリーンショット
ブロガー歓喜の新機能。スクリーンショットする形式をその場で選べるようになった。今までは取り込んだ画像が「写真」に保存されたが、クリップボードへの保存なども選べるので、不要な写真を削除する手間がない。
オプションで保存場所を選べる。
保存場所を「デスクトップ」や「書類」を選んで取り込むと、デスクトップの右下に小さな画像が表示される。画像を選択すると、その場で加工できる。iOSっぽいですね。
iPhoneとの連携
デスクトップやFinder内から「iPhoneから読み込む」→「写真を撮る」が選べる。
撮影した画像は、Macのメニューを選択した場所(デスクトップやFinderのフォルダー)に保存される。この画像は「写真」には保存されない。
「書類をスキャン」すると、PDFファイルで保存される。
App Store
App Storeの画面が刷新された。iOSと似た雰囲気。個人的には左のメニューバーがださく見えるけど……。
新たなアプリ
iOSのアプリがMacに移植された。
ニュース
ニュースが追加された。以前からUS版にはあったアプリで、すべて英語の記事のまま。
システム環境設定
Dockに「最近使ったアプリ」を表示できる。設定は「システム環境設定」→「Dock」から。
「ソフトウェア・アップデート」が追加された。
まとめ
名前も「Mojave」と変わり、二年に一度の大型アップデートになったと思う。個人的には、「ダークモード」「スタック」「スクリーンショット」は嬉しい。
進化したiPadで今までMacで行っていた作業ができるようになってきて、Macの重要度が落ちてきていると思われてきているが、今回のOSのアップデートは、相当気合が入っている。実際に便利になる機能は、iOSよりも多いと感じるぐらいだ。
MojaveはAppleがMacを継続させる意思表示にも思える。
今日から使ってみて、気づいた点があれば更新しますね。