「ミュージック」と「再生中」
Apple WatchでiPhoneの楽曲を操作できるし、Apple Watch内蔵の楽曲を再生することもできる。ただ、Apple Watchに音楽再生アプリが2つあるので、混乱しやすい。
「ミュージック」と「再生中」の2種類のアプリだ。ややこしいので、解説します。
「 ミュージック」アプリ
「ミュージック」は、Apple MusicやiPhoneとApple Watch内の楽曲を再生できる。左上に赤字で「ミュージック」と書いてある。
3行のうち一番上の「iPhone上」をタップするとiPhone内の楽曲を操作できる。
2行目と3行目はApple Watch内の楽曲またはApple Musicの操作ができる。
「iPhone上」をタップすると、iPhone内のプレイリスト、アーティストを選択できる画面に移る。左上に「iPhone上」とある。
「再生中」アプリ
楽曲を再生していると「再生中」アプリが自動に起動し、文字盤上にアイコンが表示される。
アイコンをタップすると「再生中」アプリが起動する。左上に「再生中」と赤字であるので、「再生中」か「ミュージック」アプリのどちらが起動しているかわかる。再生中の楽曲名が、Apple Watch、iPhone、 Apple TVの枠内に表示される。
タップすると、楽曲を操作できる。ただし、「ミュージック」アプリと異なり、プレイリストやアーティストを変更できない。あくまでも音楽再生を操作するのが「再生中」アプリの目的だ。
何も再生していないのに「再生中」アプリを起動した画面。ここから各デバイスをタップすれば、各デバイス内の楽曲を操作できる。
違いは左上の文字
「ミュージック」アプリと「再生中」アプリは、左上の文字で判別できる。両アプリの機能は微妙に異なる。「ミュージック」アプリではプレイリストなど楽曲を選択できるが、「再生中」は楽曲の選択はできずに、早送り・再生/停止・ボリューム調整だけができる。
- 「ミュージック」・・・楽曲を選べる。操作もできる
- 「再生中」・・・再生するデバイスを選べる。操作もできる
操作方法が異なるので混乱しがちだが、アプリの機能の違いを理解して、迷ったら左上の文字で判別しよう。