小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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最新作「ニューバースの夜明け」をAmazonで出版。期間限定で無料配信を開始

Amazonで無料配信

著者の最新作である「ニューバースの夜明け」をAmazonで出版開始したのを記念して、期間限定で無料配信しています。AmazonでダウンロードしてKindle端末で誰でも無料で読むことができます(スマホでもPCでも読めます)。

本作は「近未来サスペンス小説」です。テクノロジーの話も出てきますが、ITに詳しくなくても随所に説明が入りますので全然大丈夫。

ニューバースの夜明け」は「Ork(オーク)-2006-」「箱の中の優しい世界」と繋がった話です。本編だけでも充分楽しめるようになっていますが、過去作品のネタバレがありますので、全作品を読む予定があるなら「Ork(オーク)-2006-」から読むと良いと思います。

本作は主人公がふたりいます。ひとりはエンジニアの二階堂。二階堂はサーバーの保守メンテナンスを仕事にしています。

サーバーにあるデータベースを凍結した犯人が二階堂のお客様を脅迫する事件が起きます。その事件を調べていると、二階堂は犯人の脅迫文に伝説のエンジニア「サクラダ」の名を見つけます。

もうひとりの主人公は、内閣官房補佐官の狩山です。政権に従事する国家公務員の狩山は、官房副長官より仮想空間メタバース内に電子政府を構築する任務を受けます。メタバースを調査していくと、国内テクノロジー業界の衰退と中国の隆盛を目の当たりにして、この国の未来に失望し、失望の中から希望を見出そうとします。

前作「箱の中の優しい世界」より「ニューバースの夜明け」の世界は年月が過ぎ、テクノロジーもこの国も大きく変貌しました。

円安に不景気、パンデミックと様々な問題が私たちの周りにあります。この状況を打破するためには、テクノロジーが不可欠かも知れません。

お気軽にぜひよろしくお願いいたします。

ニューバースの夜明け

米中が暗躍する中、この国とテクノロジーはどこへ向かうのか?
サクラダが目指した「世界の共有化」は実現するのか?
閉塞する現代社会の行く末を占う近未来ノンストップサスペンス。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも0円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。